CAS_SRV_CANCEL={P|L|N|D} 
                           				  CAS_SRV_CANCEL=P
CAS_SRV_CANCEL=L
COB_LIVE_RECORD=[path-name/]file-prefix
Animator は、セッション間の情報を情報ファイルに登録して更新できます。
COB_LIVE_RECORD_SIZE=mem-size
COB_LIVE_RECORD_SIZE=268
制限に達すると、バッファーが循環されます。つまり、最新のイベント用に領域を確保するために、最も古いイベントが削除されます。
32 ビット システムの場合、適切な範囲は 500 から 1000 までです。
最適な設定を決定するには、実際に試してみるとよいかもしれません。
COB_LIVE_RECORD_SIZE=756
Animator で、アニメート対象プログラムのセッション (.aif) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリ パスを指定します。ここで指定したディレクトリ パスは、情報 (.idy) ファイルと同じディレクトリにセッション ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション ファイルを更新して、セッション間で保持される情報を登録できます。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。
構文
COBAIF=pathname export COBAIF
パラメーター
説明
指定されたディレクトリで .aif ファイルが見つからない場合は、COBIDY 環境変数で指定されたディレクトリが検索されます。このディレクトリにもファイルがない場合は、現在のディレクトリが検索されます。
.aif ファイルが存在しない場合は、Animator で次のように .aif ファイルが作成されます。
アニメートされるプログラムの Animator セッション ファイル (.aif) のベース名を指定します。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。
構文
COBAIFNAME=basename export COBAIFNAME
パラメーター
説明
COBSW=+A を使用して Animator を起動し、以降のアニメーション セッションのためにブレークポイントを保存したい場合は、この環境変数を指定する必要があります。また、anim コマンドを使用して Animator を起動する場合にもこの環境変数を指定できます。この場合、ユーザーが指定したベース名は .aif ファイルのベース名としてアプリケーション名をオーバーライドします。
Character Animator で使用する追加の指令を指定します。
構文
COBANIMOPT=directive-list export COBANIMOPT
パラメーター
説明
Character Animator を起動すると、まず、COBANIMOPT に指定した指令が読み取られます。次に、コマンド ラインに指定した指令が使用されます (COBANIMOPT に設定された指令よりも、コマンド ラインの指令の方が優先されます)。
例
COBANIMOPT="MIXEDLANGDEBUG MULTITHREAD" export COBANIMOPT
待機中の Character Animator プロセスをアタッチする COBOL プログラムを指定します。
構文
COBANIMSRV=progid export COBANIMSRV
パラメーター
説明
この環境変数は、クロスセッション デバッグで特に役立ちます。
例
1 つ目のコンソール セッションで次のように指定します。
export COBANIMSRV=myid
myid は、Character Animator が特定の 1 つのプログラムに結び付けられるように使用する一意の ID です。Character Animator を起動するコマンドを次のように入力します。
cobanimsrv
Character Animator は、前の手順で指定された ID に一致する COBOL プログラムが起動されるまで待機します。別のコンソール セッションで次のように入力します。
export COBANIMSRV=myid cobrun prog1.int
prog1.int が起動されると、このプログラムの一意の ID myid と、最初の手順で Character Animator に指定された ID が一致するため、Character Animator はこのプロセスにアタッチされます。コンソール セッション 1 で Character Animator のメイン画面が表示され、prog1.int の最初の行にカーソルが置かれます。
ACCEPT および DISPLAY 文で使用される HIGHLIGHT と LOWLIGHT 句の非標準動作を指定します。これは、旧 COBOL 製品との互換性を提供します。後日サポートが中止される可能性があるため、この環境変数はできるだけ使わないようにしてください。
構文
COBATTR=n export COBATTR
パラメーター
n 0 から 7 の範囲内の値。これは、次のいずれかの値、または累積値に指定できます。たとえば、値 6 を指定すると、値 4 および 2 について説明されている動作になります。
標準のデフォルト動作を提供します。
COBOL プログラムが HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは端末の terminfo エントリで指定された太字または淡色表示モードをそれぞれ使用します。太字または淡色表示モードが指定されていない場合は、HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句には何の効果もありません。
COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは太字モードを使用します。ランタイム システムは、通常のテキストにはデフォルトのモードを使用します。端末の terminfo エントリで淡色表示モードを指定しても、何の効果もありません。LOWLIGHT 句にも効果はありません。
高輝度および低輝度の空白文字は、通常モードの空白文字と同じであるとみなされません。
上記の 1 および 2 と同様
COBOL バージョン 3.2 よりも古い製品のデフォルト動作との互換性を提供します。
COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示する場合、その効果は、端末の terminfo エントリで淡色表示モードが指定されているかどうかによって異なります。淡色表示モードが指定されている場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストにデフォルト モードを使用し、通常のテキストに淡色表示モードを使用します。淡色表示モードが指定されていない場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストに太字モードを使用し、通常のテキストにデフォルト モードを使用します。LOWLIGHT 句には効果がないため、外観は通常のテキストと同じになります。
例
COBATTR=1 export COBATTR
何らかの方法でランタイム構成可能オプションを調整するランタイム構成ファイルを指定します。
構文
Windows:
SET COBCONFIG=pathname 
                     				UNIX:
COBCONFIG=pathname
export COBCONFIG 
                     				パラメーター
説明
$COBCONFIG を設定しない場合は、$COBDIR/etc/cobconfig が検索されます。
例
UNIX:
COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig
export COBCONFIG 
                     				Windows:
SET COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig 
                     			 値
コンパイラおよび Animator がコピーファイルを検索するディレクトリを指定します。
構文
Windows:
SET COBCPY=pathname[:pathname]... 
                        				  UNIX:
COBCPY=pathname[:pathname]...
export COBCPY
                        				パラメーター
コンパイラおよび Animator でコピーファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。
例
Windows:
SET COBCPY=/home/group/sharedcopy::mydir/mycpy 
                     				UNIX:
COBCPY=/home/group/sharedcopy::mydir/mycpy
export COBCPY
                     				このように指定すると、コンパイラは最初に /home/group/sharedcopy でコピーファイルを検索します。次に現在のディレクトリを検索し、最後に ./mydir/mycpy で検索します。検索は、コピーファイルが見つかるか、存在しないことが認識されるまで続けられます。
ランタイム システムがデータ ファイルを検索するディレクトリを指定します。データ ファイルをグローバルにマップする機能を提供するため、ユーザーは実行時までに名前が認識されていないディレクトリに作業データ ファイルを置くことができます。
構文
UNIX:
COBDATA=pathname[:pathname]...
export COBDATA 
                        				  Windows:
COBDATA=pathname[:pathname]... 
                        				説明
COBDATA は、コンパイラ、およびその他のユーティリティに影響します。たとえば、コンパイル時では、プログラム ソースがコンパイラのデータ ファイルになります。COBOL 開発システム ユーティリティを使用する場合は、COBDATA の値を、コロン (:) を先頭にして指定することをお勧めします。
ご使用の環境空間に、COBDATA という名前の環境変数があり、なんらかの値が設定されている場合は、COBDATA が設定されていると見なされます。
ファイルのすべてのマッピング順序は次のようになります。
COBDATA 環境変数、または dd_ 環境変数のどちらかで複数のディレクトリを指定した場合、システムは、ユーザー名に対するプレフィックスとしてのスラッシュ (/) が末尾に付く最初の指定ディレクトリを検索します。
ファイル名が見つからない場合、または読み取れない場合は、順番に最後のディレクトリまで検索されます。最後のディレクトリでも見つからず、ファイルを作成する必要がある場合は、ファイルは最初のディレクトリに作成されます。
ハイフン (-)、またはスラッシュ (/) で始まっているファイル名に関しては、dd_、および COBDATA のマッピングはすべて無視されます。また、環境変数名にハイフンが含まれている場合も無効になります。
この機能を使用する場合は、COB... で始まるファイル名を使用しないでください(これらは COBOL システムで予約済みです)。
COBDATA 環境変数は、どんなモード (出力も含む) で開かれているファイルにも、また、固定長ファイルや可変長ファイルにも使用できます。索引ファイルを使用している場合は、データ ファイルおよび索引の両方を同じディレクトリに置く必要があります。
COBDATA 環境変数は、ファイルを開く場合だけでなくファイルを削除する場合にも、ここに示す規則に従って影響します。
COBOL 開発システム プログラムを使用しようとする場合はまず、COBDATA の設定を解除することをお勧めします。これらのプログラムの多くでは、データ ファイルが開かれるため、COBDATA の値に影響されます。COBDATA を使う必要がある場合は、COBDATA のパスの最初に :$COBDIR/dynload/helptbox.lbr および :$COBDIR/dynload/check.lbr を追加してください。Animator のヘルプ ページが必要な場合は、COBDIR/dynload/advanim.lbr も追加します。
例
UNIX:
COBDATA=:demo:/home/data:progs
export COBDATA 
                        				  Windows:
SET COBDATA=:demo:/home/data:progs 
                        				このように COBDATA を設定すると、ランタイム システムは、最初に現在のディレクトリでデータ ファイルを検索するよう指定されます。次に、ディレクトリ ./demo を、次にディレクトリ /home/data を検索し、最後に ./progs を検索するように指定されます。
COBDIR=path-name
Windows プラットフォームでは、Micro Focus COBOL システムは通常、デフォルトの COBOL システム ディレクトリにインストールされるため、COBDIR を設定する必要はありません。COBDIR は、同じ COBOL システムの複数のバージョンを同時に使用できる場合などのように、ご使用の COBOL システムが別のディレクトリにインストールされている場合にのみ設定する必要があります。
Windows プラットフォームの場合:
この例では、コンパイラは C:\products\cobse20 ディレクトリで Micro Focus COBOL システム ソフトウェアを検索します。
COBDIR=C:\products\cobse20
UNIX プラットフォームの場合:
この例では、コンパイラは /home/products/cobse20 ディレクトリで Micro Focus COBOL システム ソフトウェアを検索します。
COBDIR=/home/products/cobse20
Animator で、アニメート対象プログラムの情報 (.idy) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。ここで指定したディレクトリは、中間コード (.int) ファイルと同じディレクトに情報ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション間の情報を情報ファイルに登録して更新できます。
構文
COBIDY=pathname export COBIDY
COBJIT_ECLIPSE={true|workspace} 
                           				  どの Java 仮想マシン (Java Virtual Machine; JVM) をロードするかを指定します。
Windows:
SET COBJVM=platform_nnn 
                        				  UNIX:
COBJVM=platform_nnn
export COBJVM
                        				パラメーター
platform_nnn ここで
説明
COBOL および Java の両方のコンポーネントを含む分散アプリケーションを開発する場合には、COBJVM を設定する必要が生じることがあります。
例
Windows:
SET COBJVM=ibm_122 
                        				  UNIX:
COBJVM=ibm_122
export COBJVM
                        				接続された端末からランタイム システムに転送されたエスケープシーケンスを、有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を指定します。値は 0.1 秒単位で指定します。
端末のキーが押されると、端末はそれに応答して、1 字、または文字の集合をランタイム システムに送信します。このような文字の集合の先頭は一般に、エスケープ文字であるため、この文字集合をエスケープ シーケンスと呼びます。ファンクション キーが押された場合は、端末がエスケープ シーケンスを送信します。Esc キーに続いて 1 つ以上の英字または数字のデータ キーが押された場合にも、同じ文字集合が端末から送信されます。ランタイム システムで認識される唯一の違いは、各文字が到着する間隔です。これは、ユーザーがエスケープ シーケンスを入力する速度と、これが端末で生成される速度とは異なるためです。
端末が接続しているネットワークでは、文字の集まりが別々のパケットでランタイム システムに送信されるという場合に、各文字がランタイム システムに到着する間隔は、ネットワークで変更することができません。COBKEYTIMEOUT は一般的なネットワーク遅延が補正できるため、エスケープシーケンスはランタイム システムで正しく識別されます。
構文
Windows:
SET COBKEYTIMEOUT=n 
                        				  UNIX:
COBKEYTIMEOUT=n
export COBKEYTIMEOUT 
                        				パラメーター
n 1 から 126 までの数字を指定します。この値で、回線またはネットワーク接続を通して、端末からランタイム システムにエスケープシーケンスが送信される場合に、そのエスケープシーケンスを有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を設定します。Esc 文字のみが独立して送られてきた場合は、この文字がランタイム システムに受け取られてから 0.n 秒経過すると、この文字がエスケープ シーケンスの開始を表す文字ではないと判断されます。ランタイム システムでは、端末の通信速度から、n に設定する適切なデフォルト値が計算されます。
例 1:
COBLPFORM 1:3:5:7:9:11:13:15:17:19:21:23
この例では、C01 は 1 に等しく、C02 は 3 に等しくなります。
例 2:
COBLPFORM :3::5: :9
この例では、C01 は 3 に等しく、C02 は 5 に等しく、C03 は 1 に等しく、C04 は 9 に等しくなります。チャネルごとに 1 つの行番号のみを指定できます。
上記の例 2 では、チャネル C05 から C12 は未定義です。print 文でチャネル C05 から C12 を指定すると、行は 1 行目に出力されます。また、上記の例では、C03 は値が空白で未定義であるため、1 に等しくなります。
WRITE BEFORE/AFTER PAGE 文の出力は常に 1 行目から開始されます。次の行に移動するたびに行番号が 1 つ増加します。現在の行と同じ、またはそれ以前の行への移動を要求すると、次のページに移動します。そして、要求に応じた行まで改行が生成されます。
この変数はメイン スタックのサイズを指定するために使用します。
構文
Windows:
SET COBMAINSTACK=n 
                        				  UNIX:
COBMAINSTACK=n
export COBMAINSTACK 
                        				パラメーター
n - スタックに割り当てるサイズ (バイト単位)。
メイン スタックのサイズは、デフォルトでスレッド スタックのサイズの 3 倍になります。スレッド スタックのサイズは、スタックの作成時に指定されます (CBL_THREAD_CREATE を使用)。または 32 ビット アプリケーションの場合はデフォルトで 160 KB になり、64 ビット アプリケーションの場合はデフォルトで 320 KB になります。
COBMAINSTACK は、次のような場合に、必要に応じて設定します。
構文
COBMODE=mode; export COBMODE
パラメーター
mode = 32 または 64。
例
COBMODE=32; export COBMODE
構文
COBOPT="[set environment-variable=value] [options] ... [cobextn: .ext [.ext] ... ]" export COBOPT
または
COBOPT=[pathname/]filename export COBOPT
行の先頭に、識別子 set または cobextn: のいずれかが指定されていない場合は、その行が options 行として扱われます。
説明
COBOPT には、オプションや、オプションを指定しているファイルへのパスを設定することができます。この環境変数に指定したオプション (または指定したパスにあるファイルに指定されたオプション) で、$COBDIR/etc/cobopt に定義されているシステムのデフォルトのオプションを補足したり、オーバーライドしたりできます。オプションは、複数行で指定できます。すべての行は、「COBOL システム インターフェイス (Cob)」の章で説明されている、ファイル $COBDIR/etc/cobopt と同じ形式で指定する必要があります。
例
COBOPT="CANS85 set COBCPY=$COBDIR/srclib/:$HOME/mylib:" export COBOPT
このように設定すると、ANSI 85 規格の COBOL 構文が有効になり、指定されたパスのリストに COBCPY が設定されます。
COBOPT=temp/options
この設定では、cob オプションが、temp ディレクトリのファイル options に指定されていることを示します。
ランタイム システムで、動的にロード可能な .int ファイル、および .gnt ファイル、または呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。
構文
Windows:
SET COBPATH=pathname[:pathname]... 
                        				  UNIX:
COBPATH=pathname[:pathname]...
export COBPATH 
                        				パラメーター
pathname ランタイム システムで、動的にロード可能なプログラム (.int、および .gnt、または呼び出し可能な共有オブジェクト) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切ります)。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。
例
Windows:
SET COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib 
                        				  UNIX:
COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
export COBPATH 
                        				標準入力ストリーム (stdin) を介して DISPLAY UPON PRINTER 文からの出力を受信する印刷スプーラーの名前を指定します。
構文
Windows:
SET COBPRINTER=command-line 
                        				  UNIX:
COBPRINTER=command-line
export COBPRINTER
                        				パラメーター
説明
ユーザーの COBOL プログラムで DISPLAY UPON PRINTER 文が実行されるたびに、新しく command-line が実行されます。実行された各コマンドでは、DISPLAY 文で参照されるデータが受信され、データの最後には、システムにファイルの終わりを示す条件が受信されます。
例
Windows:
SET COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR\spoolfile" 
                        				  UNIX:
COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR/spoolfile"
export COBPRINTER
                        				使用する UNIX Session Recorder の機能を指定します。
構文
COBSES={option[filename]}...
export COBSES 
                        				option には次のうちの 1 つまたは複数を使用できます。
これらのフラグはすべて大文字と小文字が区別されます。また、-rフラグは、-fまたは-pと併用できません。
構文
Windows:
SET COBSW=[+/-}s... 
                        				  UNIX:
COBSW=[+/-}s...
export COBSW 
                        				設定または設定解除するランタイム スイッチのリスト。
例
Windows:
SET COBSW=+0+D 
                        				  UNIX:
COBSW=+0+D
export COBSW 
                        				このように設定すると、ランタイム スイッチ 0、および ANSI COBOL デバッグスイッチが有効になります。
COBTERMINFO=pathname[:pathname]... export COBTERMINFO
パラメーター
pathname COBOL アプリケーションに適応する端末の設定が保存されている Terminfo データベースの検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切ります)。空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。
説明
COBOL システムは、標準の UNIX 環境変数 TERM の値を、使用している端末の名前として受け取ります。この名前は、Terminfo データベース内の適切な端末情報の検索に使用されます。ランタイム システムでは最初に、COBTERMINFO に指定されているデータベースが検索され、ここで該当する端末情報が見つからない場合は次に、標準の UNIX 環境変数 TERMINFO に指定されているデータベースが検索されます。
COBTERMINFO を設定していない場合は、$COBDIR/terminfo に設定されていると見なして、ランタイム システムが動作します。
COBTERMINFO に最初に指定するディレクトリは、この COBOL システムに提供されている Terminfo データベースが最初に検索されるよう、$COBDIR/terminfo にすることをお勧めします。一般的に使用される端末の場合は、この terminfo に、通常の UNIX システムの Terminfo データベースで使用できるものより多くの設定が含まれ、より COBOL に適したものが含まれています。Animator を使用してデバッグする場合は、COBTERMINFO を $COBDIR/terminfo に設定する必要があります。
COBTERMINFO は、UNIX システム間で互換性がある Terminfo データベースを識別する場合にも使用できます。このようなデータベースは、標準の UNIX データベースと同じ形式ですが、UNIX の処理系に依存するその他の端末情報は含まれていません。多くの UNIX システムの Terminfo データベースには、このような追加情報が含まれているため互換性がありません。COBOL システムでは、このような互換性のない詳細情報は無視されます。
例
COBTERMINFO=$COBDIR/terminfo:/home/mydir/terms export COBTERMINFO
端末の画面、またはウィンドウの列幅を指定します。この変数を指定すると、端末に指定されているデフォルトの値はオーバーライドされます。
構文
COLUMNS=n export COLUMNS
パラメーター
n 端末の画面、またはウィンドウの列幅を、カラムの位置で指定します。
説明
COLUMNS が設定されていないか null である場合は、指定された端末の terminfo エントリに定義されている cols の値がデフォルトで使用されます。また、X 端末を使用している場合には、現在の端末ウィンドウの幅が使用されます。端末タイプは、標準の UNIX 環境変数、TERM を使用して指定されます。
ウィンドウを使用しない環境では、端末の画面領域のサイズを変更できないため、COLUMNS の値を設定する必要はありません。ワイド モードに切り替えられる端末 (通常は 80 から 132 列) には、w で終わる端末名があります。このような端末では自動的にサポートされるため、COLUMNS を設定する必要はありません。
ウィンドウを使用した環境では、ウィンドウ サイズが変更できます。このような環境では、terminfo の cols の値よりも、ウィンドウの最初のサイズが優先して使用されます。ウィンドウ サイズを変更すると、新しいサイズが再読み込みされます。新しいサイズが最初のサイズよりも大きい場合は、超過した列が使用されないことがあります。
ウィンドウの幅を最大まで使用するには、プラットフォームによっては、COLUMNS を、ウィンドウの現在の列幅に設定する必要があります。
実際のウィンドウの幅と合わない COLUMNS の値を使用すると、予期しない結果になります。
例
COLUMNS=100 export COLUMNS
値
DT_ENABLE_MFDBFH=true|false
構文
Windows:
SET ENTRYNAMEMAP={filename|directory}; ... 
                        				  UNIX:
ENTRYNAMEMAP={filename|directory}; ...
export ENTRYNAMEMAP 
                        				パラメーター
filename エントリ マップ ファイル。
directory エントリ名マップ ファイルが格納されているディレクトリ。エントリ名マップ ファイルは mfentmap.dat という名前にする必要があります。
説明
エントリ ポイント マッパー サポートを有効にするには、entry_name_mapper チューナーを設定する必要があります。
ENTRYNAMEMAP が設定されていない場合、ランタイム システムは COBDIR 環境変数で指定された各フォルダー内でエントリ名マップ ファイル mfentmap.dat を探します。
エントリ名マップ ファイルが複数見つかり、同じエントリ ポイントの定義がファイルによって異なる場合、最初に見つかったエントリ名マップ ファイル内の定義が優先されます。ランタイム システムがエントリ名マップ ファイルを検索する順序を変更するには、COBDIR 環境変数または ENTRYNAMEMAP 環境変数のパス内でのファイルの順番を変更する必要があります。
UNIX:
ES_CAS_API=value
export ES_CAS_API 
                        				  Windows:
SET ES_CAS_API=value 
                        				ユーティリティはメッセージをログ記録しようとします。
UNIX:
ES_CERT_REG=pathname
export ES_CERT_REG 
                        				  Windows:
SET ES_CERT_REG=pathname 
                        				pathname 登録が格納されているディレクトリのパス名。
デフォルトでは、ディレクトリは指定されていません。この場合は、cascertreg コマンドで指定する必要があります。
ES_CLASS_XPCT={YES|NO|class-name 
                           					 ES_CLASS_XPCT=YES
ES_CONSOLE_LOG=port export ES_CONSOLE_LOG
次の各オプションを単独または組み合わせて指定できます。
データベース ファイル ハンドラーのサポートを有効または無効にします。これは、データ ファイルがデータストアに保存されている場合、またはエンタープライズ サーバー リージョンがリソースの一部をデータベースに保存している場合に必要です。詳細については、「Micro Focus ネイティブ データベース ファイル処理およびエンタープライズ サーバー リージョン データベース管理」を参照してください。
構文
UNIX:
ES_DB_FH=value
export ES_DB_FH 
                        				  Windows:
SET ES_DB_FH=value 
                        				値
デフォルト
データベース ファイル ハンドラーのサポートは無効で。
リージョン データベース操作に使用するデータベース サーバーの名前を指定します。
また、MFDBFH_CONFIG 環境変数で指定された構成ファイル内に、データベース サーバーに対応する<server>エントリも必要です。<dsn>エントリ (リージョン、リージョン間、およびマスター データベース用) も、構成ファイルに指定する必要があります。これは、リージョン データベース操作を使用できるようにするためです。
構文
UNIX:
ES_DB_SERVER=server-instance
export ES_DB_SERVER 
                        				  Windows:
SET ES_DB_SERVER=server-instance 
                        				値
server-instance は有効なデータベース サーバー インスタンスの名前です。たとえば、set ES_DB_SERVER=MYSERVERと設定します。
デフォルト
設定されていません。
上記の例を使用すると、データベース構成ファイルに以下のような内容が必要になります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> 
<datastores usevault="false">
   <server name="MYSERVER" type="sqlserver" access="odbc"> 
       <dsn name="SS.MYMASTER" type="database" dbname="master"/> 
       <dsn name="SS.CAS.ESDEMO" type="region.cas" region="ESDEMO" feature="all"/> 
       <dsn name="SS.CAS.CROSSREGION" type="crossregion.cas"/>
   </server> 
</datastores> 
                     				ハイフンを使用する場合、指定する値はポート範囲の開始と終了となり、2 番目のポート番号は最初のポート番号より大きくする必要があります。
カンマを指定する場合、指定する値はポート範囲の開始と、範囲の先頭から使用可能なポートの数になります。
UNIX:
ES_DDBG_PORT_RANGE=value
export ES_DDBG_PORT_RANGE 
                        				  Windows:
ES_DDBG_PORT_RANGE=value 
                        				または
例
以下の定義では、8001 から 8040 までのポートを使用することを指定します。
ES_DDBG_PORT_RANGE=8001-8040
次の定義では、同じポートを指定しますが、異なる形式を使用します。
ES_DDBG_PORT_RANGE=8001,40
構文
UNIX:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value
export ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC 
                        				  Windows:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value 
                        				値
デフォルト
デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になりません。
UNIX:
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value
export ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON 
                        				  Windows:
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value 
                        				UNIX:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
export ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE 
                        				  Windows:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value 
                        				構文
Windows:
SET ES_HSF_CFG=cfg-options 
                        				UNIX:
ES_HSF_CFG=cfg-options
export ES_HSF_CFG 
                        			 パラメーター
field_name=value;[field_name=value;]...次の値を使用します。
| フィールド名 | 範囲 | デフォルト | 
|---|---|---|
| CUSTOM | 0 から 5 | 0 | 
| CICSF | 0 から 20 | 5 | 
| TSQ | 0 から 20 | 5 | 
| TDQ | 0 から 20 | 5 | 
次に例を示します。ES_HSF_CFG=CUSTOM=2;CICSF=10;TSQ=32の場合、2 個のカスタム フィールド、10 個の CICS ファイル フィールド、5 個の TSQ フィールド、5 個の TDQ フィールドが生成されます。
カスタム フィールドは、ES_WRITE_CUSTOM_HS F ライブラリ ルーチンを使用して書き込まれます。
ES_IMS_LINKAGE_NULL={Y|N} 
                           					 ES_IMS_LINKAGE_NULL=N
スプール キューやカタログなどのリソースがデータベースにディプロイされるクラスター内のエンタープライズ サーバー リージョンのリソース ロック (ステップ スコープおよびシステム スコープの ENQ) を処理するリージョン データベースを指定します。
構文
UNIX:
ES_LOCKDB=region-db
export ES_LOCKDB 
                        				  Windows:
SET ES_LOCKDB=region-db 
                        				パラメーター
UNIX:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
export ES_MAX_CATALOG_LINES 
                        				  Windows:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number 
                        				ES_MAX_HTTP_OUT=value
ES_MAX_HTTP_OUT=
Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
UNIX:
ES_OLD_SEC_TSTD=value
export ES_OLD_SEC_TSTD 
                        				  Windows:
SET ES_OLD_SEC_TSTD=value 
                        				ES_PROG_PATH={Y|N} 
                           					 | デフォルト: | なし | 
構文
UNIX:
ES_RLS_FILE_SUPPORT=value
export ES_RLS_FILE_SUPPORT 
                        				  Windows:
SET ES_RLS_FILE_SUPPORT=value 
                        				値
デフォルト
RLS ファイル サポートはオフです。
構文
UNIX:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds
export ES_SEP_DORMANT_TIME 
                        				  Windows:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds 
                        				値
デフォルト
2 秒間のアイドル時間が経過すると、一時 SEP は終了します。
構文
UNIX:
ES_SERVER=name
export ES_SERVER 
                        				  Windows:
ES_SERVER=name 
                        				値
デフォルト
ESDEMO/ESDEMO64
ES_SNATRC_DIR=path-name
                           					 その後、このディレクトリを使用して、SNA 環境変数 SNAMSG および SNATRC を適切な値に設定します。
ES_SYSOUT_HOLD={Y|N}
                           					 | デフォルト: | なし | 
構文
UNIX:
ES_USR_DFLT_ESMAC=user
export ES_USR_DFLT_ESMAC 
                        				  Windows:
SET ES_USR_DFLT_ESMAC=user 
                        				値
デフォルト
mfuser
ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT=wait-time
構文
UNIX:
ES_XA_LOG_SUPPRESS=value
export ES_XA_LOG_SUPPRESS 
                        				  Windows:
ES_XA_LOG_SUPPRESS=value 
                        				値
デフォルト
デフォルトでは、値は指定されておらず、XA ロギングは抑制されません。
構文
Windows:
SET EXTFH=filename.cfg 
                        				  UNIX:
EXTFH=filename.cfg
export EXTFH 
                        				パラメーター
filename.cfg 構成ファイルの名前。
例
Windows:
SET EXTFH=/home/mydir/myconfig.cfg 
                        				  UNIX:
EXTFH=/home/mydir/myconfig.cfg
export EXTFH 
                        				構文
Windows:
SET FHREDIR=filename.cfg 
                        				  UNIX:
FHREDIR=filename.cfg
export FHREDIR
                        				パラメーター
filename.cfg 構成ファイルの名前。
例
Windows:
SET FHREDIR=/home/mydir/myconfig.cfg 
                        				  UNIX:
FHREDIR=/home/mydir/myconfig.cfg
export FHREDIR
                        				Fileshare サーバーが使用する構成ファイルを指定します。
構文
Windows:
SET FS=filename.cfg 
                        				  UNIX:
FS=filename.cfg
export FS
                        				パラメーター
filename.cfg 構成ファイルの名前。
例
Windows:
SET FS=myconfig.cfg 
                        				  UNIX:
FS=myconfig.cfg
export FS
                        				構文
Windows:
SET FSCOMMS="\$local" 
                        				  UNIX:
FSCOMMS="\$local"
export FSCOMMS
                        				パラメーター
"\$local"Fileshare システムをシングル ユーザー モードで実行します。
JCLTEMP_DIR=path
構文
LANG=language[_territory[.codepage]] export LANG
例
LANG=fr_FR export LANG
UNIX システム、cob コマンド、およびランタイム システムで共有ライブラリと呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。デフォルト以外のディレクトリに製品がインストールされている場合は、すべてのプラットフォーム (LIBPATH を使用する AIX を除く) で $COBDIR/lib を含めるようにこの変数を設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能な共有オブジェクトを含むディレクトリも含める必要があります。デフォルトのディレクトリ (/opt/microfocus/VisualCOBOL) に製品がインストールされている場合は、この変数を設定する必要はありません。
構文
LD_LIBRARY_PATH=pathname[:pathname]... export LD_LIBRARY_PATH
pathname 1 つのパス、または コロン (:) で区切られた複数のパスのリスト。
説明
指定するディレクトリの 1 つとして、$COBDIR/lib も指定してください。COBDIR 環境変数に関しては、これ以前で説明しています。
この環境変数は、システムの環境変数です。詳細については、ご使用の UNIX オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
例
LD_LIBRARY_PATH=$COBDIR/lib:/home/mydir/myapp:$LD_LIBRARY_PATH export LD_LIBRARY_PATH
構文
LIBPATH=pathname[:pathname]... export LIBPATH
パラメーター
pathname 共有ライブラリを検索するディレクトリ。
例
LIBPATH=$COBDIR/lib:/lib:/usr/lib
MF_LE_CBLOPTS={Y|N} 
                           					 MF_LE_CBLOPTS=N
[run-time-options] [/program-options];
それ以外の場合、構文は次の形式になります。
[program-options] [/run-time-options]
MFACCCGI_CHARSET=iana-string
Windows:
MFACCCGI_CHARSET=windows-1252 
                           						UNIX:
MFACCCGI_CHARSET=iso-8859-1 
                           					 構文
Windows:
SET MFCSCFG=filename 
                        				  UNIX:
MFCSCFG=filename
export MFCSCFG
                        				パラメーター
filename 構成ファイルの名前。
例
Windows:
SET MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg 
                        				  UNIX:
MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
export MFCSCFG
                        				説明
MFCSCFG の値は、コマンド ラインで値が定義されている場合はその値によってオーバーライドされます。どちらの方法でもファイル名が指定されていない場合は、デフォルト名の構成ファイル mfclisrv.cfg が現在のディレクトリ内で検索されます。それでもファイルが見つからない場合は、各構成パラメーターのデフォルト値が使用されます。
データベース サーバー インスタンスおよび関連するデータベースを定義する構成ファイルの場所と名前を指定します。
構文
UNIX:
MFDBFH_CONFIG=value
export MFDBFH_CONFIG 
                        				  Windows:
SET MFDBFH_CONFIG=value 
                        				値
value は、データベース構成ファイルのフル パスおよびファイル名を表します。
デフォルト
設定されていません。
MFDBFH アクセス用に Oracle データベースを構成する際に作成される型およびプロシージャに対する実行権限を特定のユーザーまたはロールに付与します。
構文
UNIX:
MFDBFH_GRANT_USER_PERMISSIONS=value
export MFDBFH_GRANT_USER_PERMISSIONS 
                        				  Windows:
MFDBFH_GRANT_USER_PERMISSIONS=value 
                        				値
value は、MFDBFH で作成されたタイプおよびプロシージャに対する実行権限が付与されるユーザーまたはロール (あるいはその両方) のスペース区切りのリストです。
デフォルト
設定されていません。
注
変数が設定されていない場合は、Oracle のデフォルトの権限が適用され、その型/プロシージャのスキーマ所有者にのみ実行権限が付与されます。
この変数は、MFDBFH で使用される他のデータベース プロバイダーの権限には影響しません。
データベース ファイル ハンドラーが有効な場合に使用するレコード ロックの型を指定します。
構文
UNIX:
MFDBFH_RECORD_LOCKING=table|database
export MFDBFH_RECORD_LOCKING 
                        				  Windows:
SET MFDBFH_RECORD_LOCKING=table|database 
                        				パラメーター
デフォルト
データベース ファイル ハンドラーが有効な場合に必要なスクリプトおよびストアド プロシージャの場所を指定します。
構文
UNIX:
MFDBFH_SCRIPT_DIR=value
export MFDBFH_SCRIPT_DIR 
                        				  Windows:
SET MFDBFH_SCRIPT_DIR=value 
                        				値
value 必要なリソースを含むディレクトリへのパスを表します。
デフォルト
value のデフォルト値は、製品インストール ディレクトリの \etc\mfdbfh\scripts サブ ディレクトリです。
シークレット Vault の詳細については、「Vault 機能」を参照してください。
構文
UNIX:
MFDBFH_VAULT=value
export MFDBFH_VAULT 
                        				  Windows:
SET MFDBFH_VAULT=value 
                        				値
value は Vault の名前を表します。
デフォルト
設定されていません。
SET MFCROW_DISABLE={Y|N} 
                           				  言語環境 (Language Environment;LE) ランタイム オプションの構成ファイルを指定します。
構文
Windows:
SET MFLECONFIG=filename 
                        				  UNIX:
MFLECONFIG=filename
export MFLECONFIG 
                        				パラメーター
filename 使用する LE ランタイム オプションを含むファイルの名前。
構文
Windows:
SET MFLOGDIR=dirname 
                        				  UNIX:
MFLOGDIR=dirname
export MFLOGDIR
                        				パラメーター
dirname ログ ファイルのディレクトリの名前。
例
Windows:
SET MFLOGDIR=/home/mydir/logs 
                        				  UNIX:
MFLOGDIR=/home/mydir/logs
export MFLOGDIR
                        				変数が設定されていない場合 (デフォルト)、登録プロセスはスキップされません。
構文
SET MFRU_NOINHERIT=Y|TRUE
デフォルトでは、この変数は設定されていません。
ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、実行する実行可能プログラムが検索されるディレクトリを指定します。
構文
PATH=pathname[:pathname]... export PATH
パラメーター
pathname 実行可能プログラムを検索するディレクトリ。
例
PATH=$COBDIR/bin:$PATH export PATH
構文
Windows:
SET SORTCOMPRESS=n 
                        				  UNIX:
SORTCOMPRESS=n
export SORTCOMPRESS 
                        				パラメーター
n - 圧縮が有効かどうかを示す整数。0 (ゼロ、デフォルト) は圧縮が有効でないことを示し、正の整数は圧縮が有効であることを示します。圧縮が有効になっていると、ソート レコードのランレングス符号化が考慮されるため、レコードに複数の繰り返し文字が含まれている場合はパフォーマンスが大幅に向上します。
説明
ソートするレコードに、複数の空白文字など、繰り返される単一の文字が多く含まれる場合は、この変数の使用をお勧めします。この変数を使用すると、メモリの使用やソート処理の効率が向上します。
例
Windows:
SET SORTCOMPRESS=5 
                        				  UNIX:
SORTCOMPRESS=5
export SORTCOMPRESS 
                        				SORTEXITREENTRY={ON|OFF} 
                           					 SORTEXITREENTRY=OFF
構文
Windows:
SET SORTSCHEME=1 
                        				  UNIX:
SORTSCHEME=1
export SORTSCHEME 
                        				構文
Windows:
SET SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g] 
                        				  UNIX:
SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTSPACE
                        				パラメーター
n[K|k|M|m|G|gSORT 操作用に内部ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。デフォルトは 1 メガバイトです。
説明
SORTSPACE に大きい値を指定すると通常、ソート速度が向上します。ただし、コンピューターの主メモリ容量を超える値を指定すると、オペレーティング システムが使用可能なメモリを検索しなければならなくなり、パフォーマンスが低下します。
例
Windows:
SET SORTSPACE=1024K 
                        				  UNIX:
SORTSPACE=1024K
export SORTSPACE
                        				
構文
Windows:
SET SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g] 
                        				  UNIX:
SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTTEMPSPACE
                        				パラメーター
n[K|k|M|m|G|g]SORT 操作用の一時ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。割り当てることができるメモリの最小量は 32 メガバイトです。
説明
SORTTEMPSPACE によって、SORT で使用するメモリの割り当てを調整でき、一般にメモリ断片化の影響を受けるシステムのパフォーマンスを向上できます。
例
Windows:
SET SORTTEMPSPACE=250MB 
                        				  UNIX:
SORTTEMPSPACE=250MB
export SORTTEMPSPACE
                        				構文
Windows:
SET SORTTYPE=2 
                        				  UNIX:
SORTTYPE=2
export SORTTYPE 
                        				構文
TERM=name export TERM
パラメーター
name Terminfo データベース内の端末名。
例
TERM=at386 export TERM
ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、UNIX システムの Terminfo データベースが検索されるディレクトリを指定します。
構文
TERMINFO=pathname export TERMINFO
パラメーター
pathname UNIX システムの Terminfo データベースが置かれているディレクトリの名前。
説明
UNIX システムの Terminfo データベースは、端末を使用する必要があるすべての UNIX アプリケーションで使用されます。COBOL アプリケーションでは、vi のような一般的な UNIX アプリケーションと比べ、より多く、より高度な端末機能が使用されるため、必要な Terminfo の詳細情報も多くなります。端末の機能のうち、端末の初期化時に設定され、ファンクション キーの使用を制御するような機能は一般に、通常の COBOL アプリケーションで必要な機能と矛盾します。このような場合、COBOL で必要とされるその端末情報を、別の Terminfo データベースに格納し、COBTERMINFO を使用して参照できます。
構文
TMPDIR=pathname export TMPDIR
パラメーター
pathname UNIX アプリケーションの一時作業ファイル用ディレクトリ。一時作業ファイルは、 Cob のような COBOL ユーティリティや、ランタイム システムで、SORT などの文が実行された場合に作成されることがあります。ディレクトリを指定しない場合は、システムのデフォルトのディレクトリが使用されます。
説明
ヒープの作成時、または整列時に、ランタイム システムでデータをディスクにページングする必要がある場合は、この環境変数を使用する必要があります。
構文:
SET XFHLOG=DEFAULT
パラメーター:
DEFAULT - 現在のディレクトリにログ ファイルを生成します。
説明:
XFHLOG 変数が設定されていない場合、ログ ファイルは C:\ProgramData\Micro Focus\File Handler\[version-number] に作成されます。
ここで、[version-number] は Micro Focus 製品のバージョンを表します。
この変数の効果は、LOGFILENAME 構成オプションによってオーバーライドできます。