CBL_GET_OS_INFO

オペレーティングシステム環境についての情報を返します。

構文：

call "CBL_GET_OS_INFO" using     parameter-block
                       returning status-code

パラメーター

parameter-block

cblt-os-info-params として定義されている集団 (以下を含む)

01 cblt-os-info-params               typedef.
  03 cblte-osi-length                cblt-x2-compx.	 *> pic x(2) comp-x value 28.
  03 cblte-osi-os-type               cblt-x1-compx. 	*> pic x comp-x.
  03 cblte-osi-os-version            cblt-x4-compx. 	*> pic x(4) comp-x.
  03 cblte-osi-dbcs-support          cblt-x1-compx. 	*> pic x comp-x.
  03 cblte-osi-char-coding           cblt-x1-compx. 	*> pic x comp-x.
  03 cblte-osi-country-id            cblt-x2-compx. 	*> pic x(2) comp-x.
  03 cblte-osi-code-page             cblt-x2-compx. 	*> pic x(2) comp-x.
  03 cblte-osi-process-type          cblt-x1-compx. 	*> pic x comp-x.
  03 cblte-osi-rts-capabilities      cblt-x4-compx. 	*> pic x(4) comp-x.
  03 cblte-osi-product               cblt-x2-compx. 	*> pic x(2) comp-x.
  03 cblte-osi-product-version       cblt-x2-compx. 	*> pic x(2) comp-x.
  03 cblte-osi-product-revision      cblt-x2-compx. 	*> pic x(2) comp-x.
  03 cblte-osi-product-sp            cblt-x2-compx. 	*> pic x(2) comp-x.
  03 cblte-osi-fixpack               cblt-x2-compx. 	*> pic x(2) comp-x.

status-code

「説明の読み方」を参照してください。

入力パラメーター：

cblte-osi-os-length: 返されると予想される情報の長さ。

出力パラメーター：

cblte-osi-os-length

返された情報の長さ。入力パラメーター以下の長さになることもあります。

cblte-osi-os-type

Windows の場合は 131、UNIX の COBOL の場合は 128。

cblte-osi-os-version

用途はオペレーティングシステムに固有です。チップの種類やオペレーティングシステムのバージョン番号などの情報を含むこともあります。Windows の場合、第 3 および第 4 バイトには、オペレーティングシステムのマイナーリリースおよびメジャーリリースのバージョン番号がそれぞれ格納されます。

cblte-osi-dbcs-support

DBCS サポートフラグ：

ビット 0

0	DBCS 妥当性検査がサポートされていない場合
1	DBCS 妥当性検査がサポートされている場合

ビット 1

0	PIC N データ型がサポートされていない場合
1	PIC N データ型がサポートされている場合

cblte-osi-char-coding

文字エンコード：

0	ASCII
1	シフト JIS
2	EUC 日本語
3	BIG-5 (繁体字中国語)
4	5550 (繁体字中国語)
5	GB (簡体字中国語)
6	KS-CODE (韓国語)
7	PC-CODE (韓国語)
8	EUC 台湾語
9	EUC その他の言語

cblte-osi-country-id

UNIX：予備。値は常に 0 です。

Windows：国別コード。国別コードの詳細については、オペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

cblte-osi-code-page

UNIX：予備。値は常に 0 です。

Windows：コードページ。コードページコードの詳細については、オペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

cblte-osi-process-type

UNIX：予備。値は未定義です。

Windows：次のプロセスタイプ。

0	全画面セッションで実行するプロセス
3	実際のグラフィックアプリケーションとして実行するプロセス

cblte-osi-rts-capabilities

ランタイムシステムの特性。次のように設定されます。

ビット	説明
0	マルチスレッドマルチスレッドの RTS。
1	メインフレームの負荷軽減 (メインフレームのポインターをエミュレート)。
2	64 ビット対応。ランタイムシステムが 64 ビットアプリケーションの実行をサポートしている。
3	プログラムが Enterprise Server の制御下で実行されているかを示す。
4	ランタイムシステムが Enterprise Server モードで実行されていることを示す。
5	プログラムが CLR (Common Language Runtime) で実行されているかを示す。
6	プログラムが JVM (Java 仮想マシン) で実行されているかを示す。
7	プログラムが Docker コンテナー内で実行されているかを示す。制約事項: JVM COBOL プログラムには適用されない。
8	シングルビットのネイティブプラットフォームであるかを示す。
9	このプラットフォームで MFDBFH を利用可能。
10 から 23	予備。このルーチンによって 0 に設定されます。
24	プログラムが Microsoft SQL Server で実行されているかを示す (.NET のみ)。
25	プログラムが Microsoft Azure で実行されているかを示す (.NET のみ)。
26	プログラムが Enterprise Java Bean で実行されているかを示す (JVM のみ)。
27 から 31	予備。このルーチンによって 0 に設定されます。

cblte-osi-product

製品 ID：

0	不明 (下位互換性)
1	Server Express
2	Net Express
3	Mainframe Express (V3.0 以前)
4	Mainframe Express (V3.01 以降)
5	Visual COBOL

cblte-osi-product-version

製品バージョン。COBOL 開発システム 4.5 の場合、本フィールドは 4 になります。

cblte-osi-product-revision

製品リビジョン。COBOL 開発システム 4.5 の場合、本フィールドは 5 になります。

cblte-osi-product-sp

このフィールドは非推奨であり、常に 0 (ゼロ) を返します。

cblte-osi-fixpack

このフィールドは非推奨であり、常に 0 (ゼロ) を返します。