LOWER-CASE 関数は、文字列内の大文字を対応する小文字に置換して、argument-1 と同じ長さの文字列を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。
引数の型 |
関数の型 |
英字 |
英数字 |
英数字 |
英数字 |
各国文字 |
各国文字 |
UTF-8 |
UTF-8 |
一般形式
引数
- argument-1 の字類は、英字、英数字、

各国文字、または UTF-8
とし、長さは 1 文字以上とする。
- argument-1 は、英数字の場合、UTF-8 にエンコードされた文字を含んではならない。
戻り値
- 各大文字が対応する小文字に置換される点を除き、argument-1 と同じ文字列が返される。
- 使用中のコンピューターの文字集合に小文字が含まれていない場合、文字は置換されない。
- argument-1 の字類が UTF-8 でない場合、返される文字列の長さは argument-1 と同じである。

引数が UTF-8 の場合、返される文字列のバイト長は argument-1 のバイト長と異なることがある。