Visual COBOL/Enterprise Developer 10.0 Patch Update 8 の障害改修

注: 製品の更新は、不定期更新のバージョン番号が更新されるメジャーリリースと、それをベースとするお客様案件の改修用の更新(一部内部検出の更新も含まれる)があり、この改修用の更新を Patch Update と呼びます。

最新リリースの Patch Update には過去の Patch Update のすべての改修が含まれています。

バージョン 10.0 の Patch Update 8 の障害改修

このページは、バージョン 10.0 の Patch Update 8 の障害改修リストを記載するものです。

Patch Update のインストール方法は、 Visual COBOL/Enterprise Developer Patch Update のインストール方法 に記載されている内容をご参照ください。

バージョン 10.0 の Patch Update 8 の障害改修は次の通りです。

Visual COBOL 製品

#31044/#31062/#31122/#31133
Visual Studio IDE において COBOL のプロジェクトおよび新規項目の追加のテンプレートが表示されなくなる不具合の改修。(Microsoft の Visual Studio のセキュリティ改修により設定ファイル cblprj.pkgdef が正しく読み込まれなくなるため。)
#31155
OpenESQL 使用時に VARCHAR の COBOL 項目の ASCII/EBCDIC 変換バッファにおいて領域外アクセスが発生するケースに対する改修。
#31204
埋め込み SQL で DB2 にアクセスする COBOL アプリケーションで、SQL 文に含まれる特定の日本語のホスト変数が正しく処理されず、DB2 ECM で SQL0007N (SQL ステートメント無効文字のエラー) が発生する不具合の改修。

Enterprise Developer 製品

#30866
CICS リージョンの起動中に PL/I プログラムのモジュール入替ができない不具合の改修。
#30874
IMS において PLI の JCL 実行時に、呼び出そうとしたモジュールがアンロードされてしまうため、実行時エラー 114 が発生する不具合の改修。
#31029
BMS ソースのコンパイル時に、/PREPASM=KEEP オプションを使用していると、コメント行のカラム 72に継続文字がある場合、次の行のカラム 1 に '*' 文字が挿入され、BMSCH1014E エラーが発生する不具合の改修(継続コメント行の処理を IBM の HLLアセンブラ互換とする改修)。
#31044/#31062/#31122/#31133
Visual Studio IDE において COBOL のプロジェクトおよび新規項目の追加のテンプレートが表示されなくなる不具合の改修。(Microsoft の Visual Studio のセキュリティ改修により設定ファイル cblprj.pkgdef が正しく読み込まれなくなるため。)
#31127
MFFTP を使用時に、最初のカラムを除く任意のカラムにユーザー名とパスワードを入力すると、パスワードが誤ってマスクされる不具合の改修。
#31151
DSNTIAUL による LOAD で SELECT 文にテーブル名がない場合(FROM の指定がない場合)に、Access Violation が SYSPRINT に出力される不具合の改修。
#31155
OpenESQL 使用時に VARCHAR の COBOL 項目の ASCII/EBCDIC 変換バッファにおいて領域外アクセスが発生するケースに対する改修。
#31195
DSNUTILB(SQLUTB) で UNLOAD された EBCDIC データセットの半角空白が EBCDIC に変換されない不具合の改修。
#31204
埋め込み SQL で DB2 にアクセスする COBOL アプリケーションで、SQL 文に含まれる特定の日本語のホスト変数が正しく処理されず、DB2 ECM で SQL0007N (SQL ステートメント無効文字のエラー) が発生する不具合の改修。
#31226
Enterprise Server の JES のジョブ実行時に、EXEC PGM のみをカウントするのではなく、すべての EXEC ステートメントをカウントするため、COND の判定に不正が発生する不具合の改修。(改修詳細 EXEC PGM が 255 を超えた場合に JCLCM0477S エラーを返す。/ EXEC の総数が 255 を超えた場合は JCLCM0477S エラーを返さない。/ エラー発生ケースで COND の判定が期待通りの結果となる。)

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