LINE NUMBER 句は、報告集団に関する縦の位置情報を指定する。
一般形式

構文規則
- 整数-1 および整数-2 には、3 桁を超える整数は指定できない。
PAGE 句で定義した、報告集団の型用に指定したページの縦の範囲から外れるような行の値は、整数-1 にも整数-2 にも指定できない。「PAGE 句」セクションを参照。
整数-2 にはゼロも指定できる。
- 報告集団記述項内では、LINE NUMBER 句を含む報告集団記述項に、LINE NUMBER 句を含む下位の報告集団記述項を含めることはできない。
- 報告集団記述項内では、すべての絶対 LINE NUMBER 句は、すべての相対 LINE NUMBER 句の前に置く。
- 報告集団記述項内では、連続する絶対 LINE NUMBER 句に指定する整数は昇順とする。これらの整数の値は、連続していなくてもよい。
- 報告書記述項で PAGE 句を省いた場合、その報告書のいずれの報告集団記述項でも相対 LINE NUMBER 句しか指定できない。
- 報告集団記述項では、NEXT PAGE を指定できるのは 1 回だけである。NEXT PAGE を指定する場合は、その報告集団記述項の最初の LINE NUMBER 句内に書く。
- NEXT PAGE 指定を伴う LINE NUMBER 句を含められるのは、本体集団または報告書脚書き報告集団の記述項のみである。
- 印字可能項目を定義する各記述項 (「COLUMN NUMBER 句」セクションを参照) は、LINE NUMBER 句を含むか、LINE NUMBER 句を含む記述項の下位に属す必要がある。
- ページ脚書き報告集団で指定する最初の LINE NUMBER 句は、絶対 LINE NUMBER 句とする。
一般規則
- LINE NUMBER 句は、報告集団の各印字行を確定するために指定する。
- 報告書作成制御システム (RWCS) は、LINE NUMBER 句で指定した縦の位置指定を行ってから、LINE NUMBER 句で確定した印字行を表示する。
- 整数-1 には、絶対行番号を指定する。絶対行番号には、印字行を表示する行番号を指定する。
- 整数-2 には、相対行番号を指定する。相対 LINE NUMBER 句が報告集団記述項内の最初の LINE NUMBER 句ではない場合、印字行を表示する行番号は、その報告集団の前の印字行が表示された行番号と、相対 LINE NUMBER 句の整数-2 の値の合計値となる。整数-2 がゼロの場合、前の印字行と同じ行番号に、次の行が印字される。
相対 LINE NUMBER 句が報告集団記述項中の最初の LINE NUMBER 句である場合、印字行を表示する行番号は、別途定められた規則によって決まる。「表示規則表」セクションを参照。
- NEXT PAGE は、次のページの指定した行番号を起点として、該当する報告集団を表示することを指定する。「表示規則表」セクションを参照。NEXT PAGE には必ずしも整数-1 を指定しなくてよい。