imsclean

説明

ims タスクによって生成された IMS のビルド成果物をすべて消去します。

パラメーター

属性	説明	必須
configuration	ビルド構成の名前。	いいえ
destdir	消去する生成済みの IMS ビルド成果物が格納されているディレクトリの名前。	いいえ
failonerror	true の場合、タスクが 0 以外の戻りコードで終了した際にビルドプロセスを停止します。デフォルトは false です。	いいえ
genfiledir	消去する生成済みファイルが格納されているディレクトリの名前。	いいえ
gentype	消去する生成済みファイルのタイプ。この属性の値は、「dbd」、「mfs」、または「psb」のいずれかにする必要があります。	はい
removegeneratedfiles	true の場合、ディレクトリ genfiledir にある、ims タスクによって生成されたタイプが gentype の「.DAT」ファイルを削除します。デフォルトは false です。	いいえ
verbose	true の場合、追加の情報メッセージがタスクによって表示されます。デフォルトは false です。	いいえ

入れ子の要素として指定するパラメーター

mfdirlist: 入れ子にした <mfdirlist> 要素を使用して、プログラムのコンパイルに使用する指令を指定します。mfdirlist を参照してください。
fileset: 入れ子にした <fileset> 要素を使用して、成果物を消去するソースファイル名を指定します。
mffilelist: 入れ子にした <mffilelist> 要素を使用して、ソースファイル名を指定します。mffilelist を参照してください。
mfdestfilelist: 入れ子にした <mfdestfilelist> 要素を使用して、消去する必要がある追加のビルド成果物を指定します。mfdestfilelist を参照してください。

エラーおよび戻りコード

デフォルトでは、<imsclean> タスクの戻りコードは無視されます。failonerror="true" を設定した場合、ゼロ以外の応答はエラーとして扱われ、ビルドが終了します。

例

参照の mfdirlist 要素の指令を使用して参照の mffilelist 要素の dbd タイプのすべての IMS ビルド成果物を削除します。

<mfdirlist id="dbd_directive_set_1">
    <directive name="LIST" value="Listing/DBD/*.lst"/>
</mfdirlist>

<mffilelist id="dbd_file_set_1" srcdir="${basedir}" type="srcfile">
    <file name="DEMO01.dbd"/>
</mffilelist>

<mffilelist id="imscpy.locations">
    <path type="imscpy" name="${basedir}/imscpybooks"/>
</mffilelist>

<imsclean destdir="${basedir}" removegeneratedfiles="false" verbose="false" failonerror="true" genfiledir="${basedir}" gentype="dbd">
    <mfdirlist refid="dbd_directive_set_1"/>
    <mffilelist refid="imscpy.locations"/>
    <mffilelist refid="dbd_file_set_1"/>
</imsclean>

参照の mfdirlist 要素の指令を使用して参照の mffilelist 要素の psb タイプのすべての IMS ビルド成果物を削除します。

<mfdirlist id="psb_directive_set_1">
    <directive name="LIST" value="Listing/PSB/*.lst"/>
</mfdirlist>

<mffilelist id="psb_file_set_1" srcdir="${basedir}" type="srcfile">
    <file name="DEMO02.psb"/>
</mffilelist>

<mffilelist id="imscpy.locations">
    <path type="imscpy" name="${basedir}/imscpybooks"/>
</mffilelist>

<imsclean destdir="${basedir}" removegeneratedfiles="false" verbose="false" failonerror="true" genfiledir="${basedir}" gentype="psb">
    <mfdirlist refid="psb_directive_set_1"/>
    <mffilelist refid="imscpy.locations"/>
    <mffilelist refid="psb_file_set_1"/>
</imsclean>

参照の mfdirlist 要素の指令を使用して参照の mffilelist 要素の mfs タイプのすべての IMS ビルド成果物を削除します。

<mfdirlist id="mfs_directive_set_1">
    <directive name="LIST" value="Listing/MFS/*.lst"/>
</mfdirlist>

<mffilelist id="mfs_file_set_1" srcdir="${basedir}" type="srcfile">
    <file name="DEMO03.mfs"/>
</mffilelist>

<mffilelist id="imscpy.locations">
    <path type="imscpy" name="${basedir}/imscpybooks"/>
</mffilelist>

<imsclean destdir="${basedir}" removegeneratedfiles="false" verbose="false" failonerror="true" genfiledir="${basedir}" gentype="mfs">
    <mfdirlist refid="mfs_directive_set_1"/>
    <mffilelist refid="imscpy.locations"/>
    <mffilelist refid="mfs_file_set_1"/>
</imsclean>

入れ子の mfdestfilelist 要素を使用して追加の IMS ビルド成果物を削除します。

<imsclean destdir="${basedir}" verbose="false" failonerror="true" genfiledir="${basedir}" gentype="dbd">
    <mfdestfilelist>
        <file name="${basedir}/DBDGEN01.dat"/>
        <file name="${basedir}/DBDGEN02.dat"/>
        <file name="${basedir}/IMSCONFIG.dat"/>
    </mfdestfilelist>
</imsclean>