テストの記述

注:これは技術評価機能としてのみ提供されます。この新機能について、テストおよびフィードバックができるようになる予定です。ただし、この機能は本番環境での使用を目的としたものではなく、本番環境での使用はサポートされていません。また、この機能は GA レベルでの提供が保証されるものではないため、実際提供されるバージョンは技術評価版と大きく異なる可能性があります。技術評価版に関するフィードバックおよびご意見については、Micro Focus コミュニティ フォーラム (http://community.microfocus.com/microfocus/) までお寄せください。

手続き型 COBOL アプリケーションの要素をテストするには、テスト ケース内でテスト ロジックをコーディングする必要があります。

自己完結型単体テストは、テスト ケースとテスト対象データを含む単一の COBOL プログラムです。単体テストの特殊エントリ ポイントによって、データおよびテスト環境をセットアップして (セットアップ)、テスト ロジックを含め、テスト実行後にそれを整理できます (ティアダウン)。これら 3 つの要素が合わさって、テスト フィクスチャとなります。

このセクションには、テスト ランナーが認識できる正しいエントリ ポイント名に解決するためコピーブック mfunit.cpy (Visual COBOL のインストール時に提供) を使用する、完全な自己完結型単体テストを記述する単一テスト フィクスチャが含まれます。テスト フィクスチャ構文の詳細については、「テスト フィクスチャの要素」を参照してください。

関係するテスト ケースがある場合、それぞれに独自のテスト セットアップおよびティアダウンがある状態で、同じ COBOL プログラムに含めることができます。複数のテスト ケースを含む COBOL プログラムは、テスト スイートと呼ばれます。

テスト ロジックが完全にデータおよびテスト環境から分離している単体テストも記述できます (つまり、別個のプログラム)。本セクションには、この技術を示す高度な例も含まれています。