この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
ハードウェア要件
| プラットフォーム | セットアップ ファイル サイズ | インストールに必要なディスク容量 | 製品の実行に必要なディスク容量 | ライセンスサーバー関連 |
| POWER running AIX | 725 MB | 2.9 GB | 1.45 GB | 106 MB |
| System Z running Red Hat Linux | 190 MB | 760 MB | 380 MB | 115 MB |
| x86-64 running Red Hat Linux | 313 MB | 1.3 GB | 626 MB | 95 MB |
| x64 running Amazon Linux 2023 | 224 MB | 896 MB | 448 MB | 93 MB |
| System Z running SUSE SLES | 376 MB | 1.5 GB | 782 MB | 79 MB |
| x64 running SUSE SLES | 478 MB | 1.91 GB | 956 MB | 86 MB |
| x86-64 running Rocky Linux | 313 MB | 1.3 GB | 626 MB | 95 MB |
ソフトウェア要件
SELINUX=disabled
なお、64 ビット OS 上では 32 ビット ライブラリはデフォルトではインストールされないので、製品のインストールを実行する前に、選択してインストールする必要があります。
| ライブラリ | 32 ビット | 64 ビット | プラットフォーム | |||||
| s390 | SUSE | Red Hat 9/Rocky 9 | ||||||
| glibc | X | X | X | X | ||||
| libgcc | X | X | X | X | ||||
| libstdc++ | X | X | X | X | ||||
| elfutils-libelf** | X | X | X | |||||
| libelf-devel-0.137-8.19** | X | X | X | |||||
| libelf1-0.137-8.19** | X | X | X | |||||
| libelf1-32bit-0.137-8.19** | X | X | X | X | ||||
| systemd-libs1 | X | |||||||
詳細情報については各 OS のサイトをご確認ください。
JVM COBOL コードを実行する場合、次の環境変数を設定する必要があります。
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
| サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン | テスト済みアプリケーション サーバー バージョン | JDK(ベンダー) |
| Apache Tomcat 111 | 11.0.2 | Adoptium 172 Adoptium 212 |
| IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:24 以降) | 24.0.0.2 | IBM Semeru 17 |
| JBoss EAP 8.0 | 8.0 | Adoptium 172 Adoptium 212 |
|
1
Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。
Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。
Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 AIX プラットフォームでは、IBM の Semeru Runtime OpenJDKを使用してください。 |
||
コンテナのテストは Servlets 2.5 を使って行われましたが、それ以降のバージョンもサポートされます。
リソース アダプタ、Java ECI インタフェース、または imtkmake ユーティリティーで生成されたサーブレットを使用して開発する場合の要件の詳細については、「アプリケーション サーバー J2EE 実装クラス」を参照してください。
Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:
ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。
サードパーティ製 Java Application Server
サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:
サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Rocket Software 製品で報告された問題を解決することに関して、Rocket Software は次の通り対応します。
| オペレーティングシステム/プラットフォーム | JBoss EAP 7.x | JBoss EAP 8.0.x(x: 2 以降) | IBM WebSphere 8.5.5, 9.0 | IBM WebSphere Liberty y.0.0.x (y: 24 以降) | Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 | Apache Tomcat 11 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| IBM Power System running AIX | X | X | X | X | X | X |
| x86-64 running Red Hat Linux | X | X | X | X | X | X |
| x86-64 running SUSE Linux | X | X | X | X | X | X |
現在のサポート
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
| サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン |
テスト済みアプリケーション サーバー バージョン |
JDK(ベンダー) | Java EE | COBOL RA | CICS RAs および ECI |
| Apache Tomcat 11 1 | 11.05 | Adoptium 11 Adoptium 17 |
|||
| IBM WebSphere 8.5.5 | 8.5.5.27 | IBM 8 | 6 | X | X |
| IBM WebSphere 9.0 | 9.0.5.22 | IBM 8 | 72 | X | X |
| IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:24 以降) | 24.0.0.12 | IBM 8 IBM 11 IBM 17 IBM 21 |
72 | X | |
| JBoss EAP 7.x | 7.4.21 | Oracle 1.8 Adoptium 1.83 Oracle 11 Adoptium 11 Oracle 174 Adoptium 174 |
72 | X | X |
| JBoss EAP 8.0.x(x:2 以降) | 8.0.5 | Oracle 11 Adoptium 11 Oracle 17 Adoptium 17 Oracle 215 Adoptium 215 |
72 | X | |
| Oracle WebLogic 12.2.1 | 12.2.1.4 | Oracle 8 Adoptium 8 |
72 | X | |
| Oracle WebLogic 14.1.1 | 14.1.1.0 | Oracle 8 Oracle 11 |
72 | X | |
|
1
Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。
Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。
Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。 3UNIX プラットフォームでは、JBoss EAP 7.x における Adoptium のサポートが特定のプラットフォームに制限されます。 サポートされる構成(英文 Supported Configurations) (日本語)の詳細については、Red Hat の Web サイトを参照してください。 4 JDK 17 のサポートは、Oracle の場合は JBoss 7.4.8 以降、Adoptium の場合は JBoss 7.4.13 以降でのみ利用可能です。 詳細については、Red Hat の Web サイトの サポートされる構成(英文 Supported Configurations) (日本語)を参照してください。 5 JDK 21 のサポートは、JBoss 8.0.4 以降でのみ使用できます。詳細については、Red Hat の Web サイトの サポートされる構成(英文 Supported Configurations) (日本語)を参照してください。 |
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使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
これらのアプリケーション サーバー用の COBOL および CICS のリソースアダプタおよび ECI サポートの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。
| オペレーティングシステム/プラットフォーム | JBoss EAP 7.x |
JBoss EAP 8.0.x(x: 2 以降) | IBM WebSphere 8.5.5, 9.0 | IBM WebSphere Liberty y.0.0.x (y: 24 以降) | Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 |
Apache Tomcat 11 1 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| POWER running AIX | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット | 64 ビット |
| x86-64 running Red Hat Linux | 32/64 ビット2,3 | 32/64 ビット3 | 32/64 ビット3 | 32/64 ビット3 | 32/64 ビット | 32/64 ビット |
| x86-64 running SUSE SLES | 64 ビット2,3 | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット |
|
1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。 2 JBoss EAP 7.4 は、このプラットフォームで Red Hat 社によってテストされたものとしてリストされていません。 3 COBOL および CICS の両方のリソースアダプタおよび ECI がサポートされています。 |
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OpenESQL や COBSQL などで開発されたSQLアプリケーションを配布する場合は、任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されていることを確認してください。詳細は、お使いの開発製品の Readme のシステム要件にある「追加のソフトウェア要件 > データベースアクセス」を参照してください。
リリース 11.0 以降では、デフォルトの製品インストール先は /opt/rocketsoftware/... です。 そのため、環境変数の設定を /opt/microfocus/... から /opt/rocketsoftware/... に更新する必要があります。 もしくは、リリース 11.0 以降のインストール先をパラメータ -installlocation (下記手順 2.)を使用して、以前のリリースのデフォルトのインストール先に指定することも可能です。
指定例
セットアップ_ファイル名 -installlocation="/opt/microfocus/製品名"
既存の 9.0 以前のバージョンでご使用いただいている SafeNet Sentinel ライセンスは、バージョン 10.0 以降から使用できなくなります。 バージョン 10.0 以降で製品をご利用いただく場合は、10.0 以降で使用するためのライセンスである RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスを技術サポート窓口宛てにメールでご依頼ください。 また、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をあわせてご参照ください。
以前のバージョンと共存させる場合は、最新バージョンをインストールする時に、 パラメータ -installlocation(下記手順 2.) で、既存バージョンと異なる新しいインストール先のディレクトリを指定する必要があります。
また、いずれのバージョンで使用する場合でも、該当バージョンのコンポーネントのインストール先のディレクトリ下の bin/cobsetenv (下記手順 3.) を使って、環境を設定してから使用する必要があります。 -installlocation の指定がない場合はデフォルトのインストール先にインストールされます。
ただし、以前のバージョンが SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合は、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をご参照のうえ、必要な処置を行ってください。
Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。
デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。
AFS/Kerberos 認証を使用して Linux システムにログオンしている場合、 Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー ID として 利用可能なローカル ユーザー ID を確認しておく必要があります。
このユーザー ID は、インストーラを実行する前に 作成されているものである必要があります。
インストールする際には、コマンドライン パラメータ -ESadminID="ユーザー ID "で指定します。
コマンドライン パラメータを使用してインストール先、ユーザ情報、およびインストールする機能を指定することにより、サイレント インストールできます。スーパーユーザ権限でコマンドを実行する必要があります。
次のコマンドライン引数を使用して、UNIX/Linux にサイレント インストールできます:
-silent -IacceptEULA
例えば、以下の通り、実行します:
セットアップ_ファイル名 -silent -IacceptEULA
デフォルトでは、製品インストーラは、/tmp をインストール時の一時ファイルおよびログ ファイルに使用します。 システム上で /tmp が使用できない場合は、以下の通り、環境変数 TMPDIR を別の場所に設定してから、通常の方法でインストールを実行します。:
TMPDIR=/home/user/tmp Export TMPDIR
sudo TMPDIR=$TMPDIR setup...
sudo TMPDIR=/home/user/tmp setup...
これらのプラットフォーム製品の場合は、Rocket Software インストーラ(.zip ファイル)か、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。
RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。
chmod +x RPM_installer_name.bin
./RPM_installer_name.bin
rpm コマンド例については、以下をご参照ください。
インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。
unzip ./Enterprise_Server_11.0_プラットフォーム名.zip
Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。
動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。
/etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost IP machinelonghostname machineshorthostnameここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。
chmod +x setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名
./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名
chmod +x setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名
./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名
スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。
COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/rocketsoftware/EnterpriseDeveloper です。このデフォルトを変更するには、
-installlocation="Location" パラメータを使用して
以下の例のように別のディレクトリを指定します。
以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。
./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
-installlocation="/home/myid/installdir"
-installlocation="$HOME/installdir"
-help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。
次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:
[ -ESsysLog="Y/N" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ] [ -enablefutex ]
それぞれ、次の内容を指定します:
Enterprise Server システムログを、有効("Y")または無効("N")にします。
ロギングはデフォルトで有効です。ログファイルは /var/mfcobol/logs に保存されます。
Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
例: -ESadminID="esadm"
デフォルトはインストール実行するユーザIDです。
Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。
インストール時に CAS の futex サポートを有効化します。このオプションは、新規インストールおよび既存インストールのアップグレードで使用できます。$COBDIR/etc/cobver のエントリ Futex Enabled は、インストール時にこのオプションが実行されたことを示します。
futex が有効になると、その後の Patch Update が同じ COBDIR の場所に対して実行される場合、インストール時に自動的に futex が有効化されるため、この設定を再度する必要はありません。
注: AIX では、上記の futex の自動有効化はサポートされていないため、インストール毎に、このオプションを指定する必要があります。
以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。
./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名 -skiprocketpass
./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名 -skiprocketpass
touch /opt/microfocus/licensing/SKIP_ROCKETPASS_INSTALLこのファイルが存在すると、RocketPass インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 後からライセンスを更新する必要がある場合は、次の通り、force コマンドライン オプションを使用して $COBDIR/licensing フォルダ内から MFLicenseServerInstall.sh を実行できます:
cd $COBDIR/licensing ./MFLicenseServerInstall.sh force
/var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL /opt/microfocus/licensing/SKIP_AUTOPASS_INSTALL
これらのファイルがあることにより、旧製品のライセンス インストーラが、新しい 11.0 の RocketPass ライセンスの構成を上書きしないようにします。
旧製品のライセンスを再インストールまたは更新する必要がある場合は、それらの製品のライセンス インストーラを force コマンドライン オプションを使用して、次の通り実行する必要があります:
MFLicenseServerInstall.sh force
AutoPass ライセンスの保存されているファイルの名前が LicFile.txt から LicFile.txt.migrated に変更され、その内容が RocketPass に移行されたことが示されます。
移行プロセス中に問題が発生した場合は、警告メッセージが表示されます。
不具合を解消するには、以下の手順をおこないます:
[ root として] mv /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt.migrated
RocketPass がインストールされたら、次の手順を実行します:
mv /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt.migrated
この製品のリリース 10.0 から、SafeNet Sentinel のライセンス技術は非推奨になりました。 SafeNet Sentinel ライセンスを使用する他の製品またはバージョンがインストールされているマシンに、10.0 以降をインストールすると、互換性の問題が発生する可能性があります。 新しいリリースのインストール プロセスは、このような問題を解消するように設計されていますが、ライセンスが正常に機能するために、以下のシナリオにあわせて、必要なアクションがあるかどうかを確認する必要があります:
他の Rocket Software 製品で SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合は、技術サポート窓口に連絡して、これらの製品の RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスを取得する必要があります。 インストールされているライセンスのリストを取得する方法については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 7」を参照してください。
sudo $COBDIR/bin/Uninstall_[Product Name]_11.0.sh.
sudo /opt/microfocus/licensing/bin/UnInstallMFLicenseServer.sh
cd /var/microfocuslicensing/bin sudo ./stopmfcesd.sh sudo systemctl stop MFSafeNet sudo systemctl disable MFSafeNet
cd /var/microfocuslicensing/bin sudo ./stopmfcesd.sh cd /opt/microfocus/licensing/bin sudo ./startmfcesd.sh
mFls:2345:wait:sh /var/microfocuslicensing/bin/startlserv.sh 2>&1
cd [11.0-COBDIR-location]/licensing sudo MFLicenseServerInstall.sh force
同じマシン上で、この製品の以前のサポート対象リリースとリリース 11.0 を並行して使用する場合は、次のように実行する必要があります。 ライセンス構成ファイルは リリース 11.0 で変更されますが、旧リリースのインストールにより上書きされないようにする必要があります。 もし、上書きされると、ライセンスおよびその自動起動設定において問題が発生する可能性があります。
これは、次のいずれかの方法で対応が可能です:
touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL touch /opt/microfocus/licensing/SKIP_ROCKETPASS_INSTALL
-skipces -skipautopass
-skipsafenet -skipautopass
これにより、旧リリースのライセンス インストール処理がスキップされ、リリース 11.0 のライセンス構成が保持されます。
以下のコマンド行引数を指定してサイレント インストールを行うことができます。
-silent -IacceptEULA
コマンドの実行例
以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。
./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名 -silent -IacceptEULA
./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名 -silent -IacceptEULA
製品のインストール後は、下記の手順で環境を設定する必要があります。
シェル初期化ファイル (/etc/profile、/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。
ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。
. /opt/rocketsoftware/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
cob -Version
ファイルには、次のエントリが含まれています:
[インストール場所]#[インストールの日付]#[製品名]
例:
/home/user1/VisCobol110#2025-12-20#Rocket Visual COBOL Development Hub 11.0 /home/user1/CobolServer110#2025-12-20#Rocket COBOL Server 11.0
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、ライセンス管理ツールを使って、ライセンスのインストールが必要です。
ライセンスは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
cd /opt/microfocus/licensing/bin cesadmintool.sh
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
ライセンスは、以下の形式で提供されます。 バージョン 10.0 以降では、以下の XML 形式のみがサポートされます。
XML 形式のライセンス ファイルによるライセンスの設定は「認証済み(Pre-Authorized)ライセンス」(PA ライセンス)と同様です。
ライセンスをインストールする手順は以下をご参照ください。
製品をアンインストールする前に、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA)、Rocket Software Directory Server および、すべての Enterprise Server リージョンが停止していることを確認します。
Enterprise Server を削除するには、root ユーザで $COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_EnterpriseServer11.0.sh スクリプトを実行します。
Enterprise Server をアンインストールしても、Rocket License Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。
Rocket License Managerをアンインストールするには、以下を実行します。
/opt/microfocus/licensing/bin/UnInstallMFLicenseServer.sh
これらのスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。
オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。
次の機能はサポートされない機能か、非推奨の機能です: