Enterprise Server for Unix/Linux の Readme

この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


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システム要件

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ハードウェア要件

オペレーティング・システム:
  • AIX 7.2 / 7.3 (Power) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 9.x (intel) - 32/64-bit
  • Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 9.x (intel) - 32/64-bit
  • Red Hat 9.x (intel) - 32/64-bit
  • Rocky Linux 9.x (intel) - 32/64-bit
  • Amazon Linux 2023 (intel) - 64-bit
  • SUSE Linux Enterprise Server 15, SUSE Linux Enterprise Desktop 15 (intel) - 64-bit
注:
  • x86-64 SUSE および x64 Amazon Linux は64ビットのみのサポートです。これら以外は 64ビットオペレーティング システムで64ビットおよび32ビットのアプリケーションを生成することができます。
  • サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。
ディスク領域:
プラットフォーム セットアップ ファイル サイズ インストールに必要なディスク容量 製品の実行に必要なディスク容量 ライセンスサーバー関連
POWER running AIX 725 MB 2.9 GB 1.45 GB 106 MB
System Z running Red Hat Linux 190 MB 760 MB 380 MB 115 MB
x86-64 running Red Hat Linux 313 MB 1.3 GB 626 MB 95 MB
x64 running Amazon Linux 2023 224 MB 896 MB 448 MB 93 MB
System Z running SUSE SLES 376 MB 1.5 GB 782 MB 79 MB
x64 running SUSE SLES 478 MB 1.91 GB 956 MB 86 MB
x86-64 running Rocky Linux 313 MB 1.3 GB 626 MB 95 MB

ソフトウェア要件

注: この製品には OpenSSL 3.5 が含まれています。デフォルトではインストールされません。
  • awk、ed、ps、sed、tar および which ユーティリティをインストールして PATH に追加する必要があります。
  • AIX 7.2 および 7.3 では、インストーラの実行で Open XL C/C++ 17.1 Clang C++ コンパイラが必要です。Open XL C/C++ 17.1 ランタイム環境とユーティリティ パッケージをインストールする必要があります。
  • SELinux がインストールされている Red Hat で、COBOL のコア機能以外を使用する場合、または ASLR が有効である環境で Enterprise Server を使用する場合は、"SELINUX" の構成を無効にする必要があります。 これを行うには、ファイル /etc/selinux/config 内に以下を設定します。
    SELINUX=disabled
  • Red Hat/SUSE Linux の必須ライブラリ - 製品が正常にインストールされ動作するために、32ビットと64ビットの両方の OS 上で、以下の32ビットと64ビットの両方のライブラリがインストールされているかインストーラによりチェックされます。

    なお、64 ビット OS 上では 32 ビット ライブラリはデフォルトではインストールされないので、製品のインストールを実行する前に、選択してインストールする必要があります。

    ライブラリ 32 ビット 64 ビット プラットフォーム
    s390 SUSE Red Hat 9/Rocky 9
    glibc XX X X
    libgcc XX X X
    libstdc++ XX X X
    elfutils-libelf** X X X
    libelf-devel-0.137-8.19** X X X
    libelf1-0.137-8.19** X X X
    libelf1-32bit-0.137-8.19** XX X X
    systemd-libs1 X

    • X 印のライブラリは、別途インストールする必要があります。
    • 1 Red Hat において 32ビットの Enterprise Server リージョンを使用する場合には、32ビットの systemd ライブラリが必要です。
    • ** SUSE と Red Hat の両方で PL/I をサポートするために必要なオペレーティング システム ライブラリです。
    • core_on_error ランタイム変数を使用する場合には gdb が必要です。 gdb パッケージ(GNU プロジェクトデバッガ)はお使いの OS インストールメディアからインストールすることができます。

    詳細情報については各 OS のサイトをご確認ください。

  • 製品を実行するには、Java 17 (64ビット) 以上が必要です。推奨されるバージョンは Adoptium の OpenJDK Temurin 21 (LTS) with HotSpot です。 Adoptium の OpenJDK Temurin 21 (LTS) with HotSpot は、 Adoptium の サイト からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。
  • JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java のインストールが必要です。 サポートされる Java のバージョンについては、お使いの開発環境製品の Readme の 「サポートされるオペレーティング システムおよびサードパーティ ソフトウェア」 を参照してください。

    JVM COBOL コードを実行する場合、次の環境変数を設定する必要があります。

    • JAVA_HOME 環境変数を設定します。クライアント製品をインストールする場合は、この変数に Java インストールの場所を設定してください。 設定しない場合、インストールは終了します。
    • システムの PATH 変数に $JAVA_HOME/bin を追加します。
    • LANG 環境変数を設定します。これにより、ローカライズされたメッセージを選択します。LANG の設定は、英語および日本語のみをサポートします。
    • Enterprise Server Administration を使用可能にするため、JavaScript やスクリプトのサポートをブラウザで有効にする必要があります。また、アクティブコンテンツを許可してブロックされないようにする必要があります。
ライセンス管理ツールの要件:
Rocket ライセンス管理ツールを実行するには Java が必要です。この管理ツールでは Java 8 以降がサポートされます。
追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL のアプリケーション サーバーのサポート

    このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:

    サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン テスト済みアプリケーション サーバー バージョン JDK(ベンダー)
    Apache Tomcat 111 11.0.2 Adoptium 172
    Adoptium 212
    IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:24 以降) 24.0.0.2 IBM Semeru 17
    JBoss EAP 8.0 8.0 Adoptium 172
    Adoptium 212
    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    2 AIX プラットフォームでは、IBM の Semeru Runtime OpenJDKを使用してください。

    コンテナのテストは Servlets 2.5 を使って行われましたが、それ以降のバージョンもサポートされます。

    リソース アダプタ、Java ECI インタフェース、または imtkmake ユーティリティーで生成されたサーブレットを使用して開発する場合の要件の詳細については、「アプリケーション サーバー J2EE 実装クラス」を参照してください。

  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:

    ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。

    サードパーティ製 Java Application Server

    サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:

    • Rocket Software は JAS ベンダーが提供するサービス終了 (EOS) 日までサポートを提供します。
    • Rocket Software 製品のアップグレードを計画する際には、サードパーティ JAS についても考慮することが推奨されます。
    報告された問題の解決

    サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Rocket Software 製品で報告された問題を解決することに関して、Rocket Software は次の通り対応します。

    • テスト済みまたは未テストのプラットフォームで、サポートされているJASの問題の解決を試みます。
    • 計画されているがまだサポートされていない JAS に関する問題を調査し、 サポートされている最新の JAS バージョンでも発生するアーキテクチャ以外の問題を解決を試みます
    利用可能なJava アプリケーション サーバー

    オペレーティングシステム/プラットフォーム JBoss EAP 7.x JBoss EAP 8.0.x(x: 2 以降) IBM WebSphere 8.5.5, 9.0 IBM WebSphere Liberty y.0.0.x (y: 24 以降) Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 Apache Tomcat 11
    IBM Power System running AIX X X X X X X
    x86-64 running Red Hat Linux X X X X X X
    x86-64 running SUSE Linux X X X X X X

    現在のサポート

    このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:

    サポートされるアプリケーション サーバー
    ベース バージョン
    テスト済みアプリケーション サーバー
    バージョン
    JDK(ベンダー) Java EE COBOL RA CICS RAs および ECI
    Apache Tomcat 11 1 11.05 Adoptium 11

    Adoptium 17

    IBM WebSphere 8.5.5 8.5.5.27 IBM 8 6 X X
    IBM WebSphere 9.0 9.0.5.22 IBM 8 72 X X
    IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:24 以降) 24.0.0.12 IBM 8
    IBM 11
    IBM 17
    IBM 21
    72 X
    JBoss EAP 7.x 7.4.21 Oracle 1.8
    Adoptium 1.83
    Oracle 11
    Adoptium 11
    Oracle 174
    Adoptium 174
    72 X X
    JBoss EAP 8.0.x(x:2 以降) 8.0.5 Oracle 11
    Adoptium 11
    Oracle 17
    Adoptium 17
    Oracle 215
    Adoptium 215
    72 X
    Oracle WebLogic 12.2.1 12.2.1.4 Oracle 8
    Adoptium 8
    72 X
    Oracle WebLogic 14.1.1 14.1.1.0 Oracle 8
    Oracle 11
    72 X
    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。

    3UNIX プラットフォームでは、JBoss EAP 7.x における Adoptium のサポートが特定のプラットフォームに制限されます。 サポートされる構成(英文 Supported Configurations)日本語)の詳細については、Red Hat の Web サイトを参照してください。

    4 JDK 17 のサポートは、Oracle の場合は JBoss 7.4.8 以降、Adoptium の場合は JBoss 7.4.13 以降でのみ利用可能です。 詳細については、Red Hat の Web サイトの サポートされる構成(英文 Supported Configurations)日本語)を参照してください。

    5 JDK 21 のサポートは、JBoss 8.0.4 以降でのみ使用できます。詳細については、Red Hat の Web サイトの サポートされる構成(英文 Supported Configurations)日本語)を参照してください。

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

    これらのアプリケーション サーバー用の COBOL および CICS のリソースアダプタおよび ECI サポートの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。

    オペレーティングシステム/プラットフォーム JBoss EAP
    7.x
    JBoss EAP 8.0.x(x: 2 以降) IBM WebSphere 8.5.5, 9.0 IBM WebSphere Liberty y.0.0.x (y: 24 以降) Oracle WebLogic
    12.2.1, 14.1.1
    Apache Tomcat
    11 1
    POWER running AIX 64 ビット3 64 ビット3 64 ビット3 64 ビット3 64 ビット 64 ビット
    x86-64 running Red Hat Linux 32/64 ビット2,3 32/64 ビット3 32/64 ビット3 32/64 ビット3 32/64 ビット 32/64 ビット
    x86-64 running SUSE SLES 64 ビット2,3 64 ビット3 64 ビット3 64 ビット 64 ビット 64 ビット

    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    2 JBoss EAP 7.4 は、このプラットフォームで Red Hat 社によってテストされたものとしてリストされていません。

    3 COBOL および CICS の両方のリソースアダプタおよび ECI がサポートされています。

  • データベースアクセス

    OpenESQL や COBSQL などで開発されたSQLアプリケーションを配布する場合は、任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されていることを確認してください。詳細は、お使いの開発製品の Readme のシステム要件にある「追加のソフトウェア要件 > データベースアクセス」を参照してください。

ダウンロードとインストールの手順

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注:
  • リリース 10.0 以前でビルドされた既存の COBOL システムが、該当リリース製品のデフォルトのインストール先 /opt/microfocus/... を使用している場合

    リリース 11.0 以降では、デフォルトの製品インストール先は /opt/rocketsoftware/... です。 そのため、環境変数の設定を /opt/microfocus/... から /opt/rocketsoftware/... に更新する必要があります。 もしくは、リリース 11.0 以降のインストール先をパラメータ -installlocation (下記手順 2.)を使用して、以前のリリースのデフォルトのインストール先に指定することも可能です。

    指定例

    セットアップ_ファイル名 -installlocation="/opt/microfocus/製品名"
    
  • 9.0 以前のバージョンで SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合

    既存の 9.0 以前のバージョンでご使用いただいている SafeNet Sentinel ライセンスは、バージョン 10.0 以降から使用できなくなります。 バージョン 10.0 以降で製品をご利用いただく場合は、10.0 以降で使用するためのライセンスである RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスを技術サポート窓口宛てにメールでご依頼ください。 また、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をあわせてご参照ください。

  • Linux/Unix 上で動作する、このコンポーネント製品は、以前のバージョンのものと共存可能です。 これは、この製品が、インストール先のディレクトリ下のファイルを使って環境変数を設定(下記手順 3.) してから使用する製品であるためです。

    以前のバージョンと共存させる場合は、最新バージョンをインストールする時に、 パラメータ -installlocation(下記手順 2.) で、既存バージョンと異なる新しいインストール先のディレクトリを指定する必要があります。

    また、いずれのバージョンで使用する場合でも、該当バージョンのコンポーネントのインストール先のディレクトリ下の bin/cobsetenv (下記手順 3.) を使って、環境を設定してから使用する必要があります。 -installlocation の指定がない場合はデフォルトのインストール先にインストールされます。

    ただし、以前のバージョンが SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合は、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をご参照のうえ、必要な処置を行ってください。

  • 以前のバージョンがインストールされている筺体の場合で、最新バージョンを新規でインストールする場合は、インストールを実行する前に COBDIR 環境変数が設定されていないことを確認する必要があります。
  • インストール実行中に、インストーラは製品の Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを設定します。プロセス ユーザー IDは、Rocket Software Directory Server(MFDS)のものを除く、すべての Enterprise Server プロセスのオーナーになります。Directory Server プロセス(Enterprise Server Administration)は rootとして実行されますが、これはシステムファイルやポートにアクセスするためです。

    Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。

    デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。

  • AFS/Kerberos 認証を使用している場合

    AFS/Kerberos 認証を使用して Linux システムにログオンしている場合、 Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー ID として 利用可能なローカル ユーザー ID を確認しておく必要があります。

    このユーザー ID は、インストーラを実行する前に 作成されているものである必要があります。

    インストールする際には、コマンドライン パラメータ -ESadminID="ユーザー ID "で指定します。

  • RPM パッケージを使用する root 以外のユーザーによるインストールはサポートされません。root 以外のユーザーによるインストールを実行するには、セットアップ ファイルを使用する必要があります。
  • サイレント インストール

    コマンドライン パラメータを使用してインストール先、ユーザ情報、およびインストールする機能を指定することにより、サイレント インストールできます。スーパーユーザ権限でコマンドを実行する必要があります。

    次のコマンドライン引数を使用して、UNIX/Linux にサイレント インストールできます:

    -silent -IacceptEULA

    例えば、以下の通り、実行します:

    セットアップ_ファイル名 -silent -IacceptEULA
  • 環境変数 TMPDIR を使用したインストール

    デフォルトでは、製品インストーラは、/tmp をインストール時の一時ファイルおよびログ ファイルに使用します。 システム上で /tmp が使用できない場合は、以下の通り、環境変数 TMPDIR を別の場所に設定してから、通常の方法でインストールを実行します。:

    TMPDIR=/home/user/tmp
    Export TMPDIR
    注: インストールの処理中に root ユーザーになる場合は、TMPDIR の設定は無効になります。 これは、非 root ユーザーとしてインストーラを実行する場合で、この時、インストール処理中に root パスワードの入力を求められます。 root としてログインし、TMPDIR を設定してからインストーラを実行することが推奨されます。 sudo を使用してインストーラを実行する場合は、次の例の通り、コマンドラインを使用します:
    sudo TMPDIR=$TMPDIR setup...
    sudo TMPDIR=/home/user/tmp setup...
  • Red Hat および SUSE プラットフォーム製品には .zip ファイルで提供されているセットアップファイル(setup_ で始まるファイル名の Rocket Software インストーラ) に加えて RPM インストーラが .bin ファイルとして提供されています。

    これらのプラットフォーム製品の場合は、Rocket Software インストーラ(.zip ファイル)か、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。

    RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。

    1. 次のコマンドを実行して実行権限を与えます。
      chmod +x RPM_installer_name.bin
    2. 次のコマンドを実行すると、使用許諾契約への同意確認メッセージが表示されるので、y を押します。
      ./RPM_installer_name.bin

    rpm コマンドでインストールする場合、インストール先は --prefix で変更可能です。

    rpm コマンド例については、以下をご参照ください。


  1. 実行環境製品 Enterprise Server 11.0J ダウンロード」から、 該当するプラットフォーム用のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。

    unzip ./Enterprise_Server_11.0_プラットフォーム名.zip

  2. Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

    注:
    • License Server

      Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。

      動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。

      /etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。

      127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
      IP machinelonghostname machineshorthostname
      
      ここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
  3. 解凍されたファイル名に従い、スーパーユーザ権限で、次のうちいずれかのコマンドを実行します。(この手順以降はスーパーユーザ権限の同一ログイン セッションでおこないます。)
    • patchupdate が含まれるファイル名の場合

      以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。

      chmod +x setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名
      ./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名
    • patchupdate が含まれないファイル名の場合
      chmod +x setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名
      ./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名

    スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。

  4. COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/rocketsoftware/EnterpriseDeveloper です。このデフォルトを変更するには、
    -installlocation="Location" パラメータを使用して 以下の例のように別のディレクトリを指定します。

    • patchupdate が含まれるファイル名の場合

      以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。

      ./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
    • patchupdate が含まれないファイル名の場合
      ./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
    注: -installlocation に絶対パスを指定する場合、変数を使用できます。 次の例はすべて同義です。
    -installlocation="/home/myid/installdir"
    -installlocation="$HOME/installdir"

    -help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。

    次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:

    [ -ESsysLog="Y/N" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ] [ -enablefutex ]

    それぞれ、次の内容を指定します:

    • -ESsysLog

      Enterprise Server システムログを、有効("Y")または無効("N")にします。
      ロギングはデフォルトで有効です。ログファイルは /var/mfcobol/logs に保存されます。

    • -ESadminID

      Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
      例: -ESadminID="esadm"
      デフォルトはインストール実行するユーザIDです。

    • -CASrtDir

      Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
      例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。

    • -enablefutex

      インストール時に CAS の futex サポートを有効化します。このオプションは、新規インストールおよび既存インストールのアップグレードで使用できます。$COBDIR/etc/cobver のエントリ Futex Enabled は、インストール時にこのオプションが実行されたことを示します。
      futex が有効になると、その後の Patch Update が同じ COBDIR の場所に対して実行される場合、インストール時に自動的に futex が有効化されるため、この設定を再度する必要はありません。
      注: AIX では、上記の futex の自動有効化はサポートされていないため、インストール毎に、このオプションを指定する必要があります。

    注:
    • RocketPass(旧称 AutoPass) ライセンスで保護されている製品が稼動中である場合、この製品のインストールが影響を与える可能性があります。 インストール中はライセンス更新のため、ライセンス機能が停止します。 RocketPass ライセンスで保護されている稼動中の製品への影響を防ぐには、以下の例のように RocketPass のインストールをスキップさせるオプション -skiprocketpass を指定する必要があります。
      • patchupdate が含まれるファイル名の場合

        以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。

        ./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名 -skiprocketpass
      • patchupdate が含まれないファイル名の場合
        ./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名 -skiprocketpass
    • インストールされている RocketPass への予期しない更新の影響を防ぐには、 以下のコマンドを実行して、/opt/microfocus/licensing/ に空のファイル SKIP_ROCKETPASS_INSTALL を作成します。
      touch /opt/microfocus/licensing/SKIP_ROCKETPASS_INSTALL
      このファイルが存在すると、RocketPass インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 後からライセンスを更新する必要がある場合は、次の通り、force コマンドライン オプションを使用して $COBDIR/licensing フォルダ内から MFLicenseServerInstall.sh を実行できます:
      cd $COBDIR/licensing
      ./MFLicenseServerInstall.sh force
    • 11.0 の RocketPass License Server をインストールすると、次の2個のファイルが作成されます。
      /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL
      /opt/microfocus/licensing/SKIP_AUTOPASS_INSTALL

      これらのファイルがあることにより、旧製品のライセンス インストーラが、新しい 11.0 の RocketPass ライセンスの構成を上書きしないようにします。

      旧製品のライセンスを再インストールまたは更新する必要がある場合は、それらの製品のライセンス インストーラを force コマンドライン オプションを使用して、次の通り実行する必要があります:

      MFLicenseServerInstall.sh force
      注: バージョン 11.0 でインストールされる新しい MFCESD および RocketPass ライセンスは、バージョン 7.0 以降の製品と互換性があります。
    • RocketPass ライセンスへの移行の一環として、インストールされている既存の AutoPass ライセンスは、自動的に RocketPass ライセンス デーモンへ移行されます。

      AutoPass ライセンスの保存されているファイルの名前が LicFile.txt から LicFile.txt.migrated に変更され、その内容が RocketPass に移行されたことが示されます。

      移行プロセス中に問題が発生した場合は、警告メッセージが表示されます。

      不具合を解消するには、以下の手順をおこないます:

      1. 古いライセンスを削除するため、ファイル名を変更します。
        [ root として] mv /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt.migrated
      2. cesadmintool.sh または MFLicenseAdmin を使用して AutoPass ライセンスを再インストールします。
    • ライセンスを root 以外でインストールしている場合は、RocketPass でライセンスを手動で再インストールする必要があります。

      RocketPass がインストールされたら、次の手順を実行します:

      1. 古いライセンスを削除するため、ファイル名を変更します。
        mv /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt /opt/microfocus/licensing/autopass/clientdetails/data/LicFile.txt.migrated
      2. cesadmintool.sh を使用してライセンスを再インストールします。

リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存

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この製品のリリース 10.0 から、SafeNet Sentinel のライセンス技術は非推奨になりました。 SafeNet Sentinel ライセンスを使用する他の製品またはバージョンがインストールされているマシンに、10.0 以降をインストールすると、互換性の問題が発生する可能性があります。 新しいリリースのインストール プロセスは、このような問題を解消するように設計されていますが、ライセンスが正常に機能するために、以下のシナリオにあわせて、必要なアクションがあるかどうかを確認する必要があります:

シナリオ

インストールされている製品が SafeNet Sentinel ライセンスを使用している
警告: 10.0 以降をインストールすると、マシン上の SafeNet Sentinel ライセンスは使用できなくなります。

他の Rocket Software 製品で SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合は、技術サポート窓口に連絡して、これらの製品の RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスを取得する必要があります。 インストールされているライセンスのリストを取得する方法については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 7」を参照してください。

旧製品が RocketPass ライセンスを使用している
新しい RocketPass ライセンスは、11.0 のライセンス システムが実行されている場合、10.0 製品と互換性があります。
10.0 にアップグレードする
旧バージョンのライセンスがインストールされているマシンに 10.0 以降をインストールした後も、lserv デーモンは保持されています(動作している場合もあります)が 、必要ありません。 詳細については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 2」を参照してください。
10.0 からダウングレードする
製品の以前のバージョンに戻す(たとえば、11.0 がインストールされているが不要になった場合) には、11.0 製品とライセンスをアンインストールする必要があります。 詳細については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 1」を参照してください。
旧製品リリースの製品または Patch Update をインストールする
ライセンス インストール処理をスキップするコマンドライン引数を使用します。
  • 詳細については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 3」を参照してください。
  • そうでない場合は、下記「トラブルシューティング」の「アクション 4」を参照して mfcesd をリセットしてください。
  • SystemD が上書きされる可能性があります。下記「トラブルシューティング」の「アクション 6」を参照してください。
(AIX のみ) 旧製品リリースの製品または Patch Update をインストールする
10.0 以降をインストールした後で、古いリリースの Patch Update をインストールすると、lserv エントリが /etc/inittab に再び移動します。
  • これを回避するには、下記「トラブルシューティング」の「アクション 3」を参照してください。
  • /etc/inittab エントリを修正するには、下記「トラブルシューティング」の「アクション 5」を参照してください。
  • または、10.0 以降のライセンスのインストールを再実行します。下記「トラブルシューティング」の「アクション 6」を参照してください。

トラブルシューティング

アクション 1
ライセンスを 11.0 のインストールから旧製品構成にリセットするには、次のコマンドを実行します:
    sudo $COBDIR/bin/Uninstall_[Product Name]_11.0.sh.
    sudo /opt/microfocus/licensing/bin/UnInstallMFLicenseServer.sh
アクション 2
マシン上で lserv デーモンを無効にするには、次のコマンドを実行します:
cd /var/microfocuslicensing/bin
sudo ./stopmfcesd.sh
sudo systemctl stop MFSafeNet
sudo systemctl disable MFSafeNet
アクション 3
(UNIX) 旧リリースまたは Patch Update をインストールする場合は、インストール コマンドにスキップ コマンドライン引数を指定します。 これにより、そのリリースのライセンスのインストール処理がスキップされます。スキップ コマンドライン引数は、リリースに応じて、次の通り指定可能です。
  • リリース 11.0: -skipces -skiprocketpass
  • リリース 10.0: -skipces -skipautopass
  • リリース 9.0: -skipsafenet -skipautopass
アクション 4
(UNIX) 正しい場所から mfcesd を再起動するには、次のコマンドを実行します:
cd /var/microfocuslicensing/bin
sudo ./stopmfcesd.sh
cd /opt/microfocus/licensing/bin
sudo ./startmfcesd.sh
アクション 5
AIX 7.2/7.3 で inittab をリセットするには、次の手順を実行します:
  1. /etc/inittab ファイルを開きます。
  2. 次の行を削除します:
    mFls:2345:wait:sh /var/microfocuslicensing/bin/startlserv.sh 2>&1
    
アクション 6
(UNIX) 11.0 のライセンスを再インストールし、以前のバージョンのインストールによる問題をリセットするには、次のコマンドを実行します:
cd [11.0-COBDIR-location]/licensing
sudo MFLicenseServerInstall.sh force
アクション 7
インストールされているライセンスのリストを取得するには、次の手順を実行します:
  1. ターミナルで、cobsetenv を実行して製品環境を設定します。
  2. mfsupport を実行します。
  3. mfpoll.txt を参照して、ライセンスの詳細を確認します。

旧リリースと並行してライセンス構成を保持する

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同じマシン上で、この製品の以前のサポート対象リリースとリリース 11.0 を並行して使用する場合は、次のように実行する必要があります。 ライセンス構成ファイルは リリース 11.0 で変更されますが、旧リリースのインストールにより上書きされないようにする必要があります。 もし、上書きされると、ライセンスおよびその自動起動設定において問題が発生する可能性があります。

これは、次のいずれかの方法で対応が可能です:

  • リリース 11.0 のインストール後に、次を実行します:
    touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL
    touch /opt/microfocus/licensing/SKIP_ROCKETPASS_INSTALL
    
  • または、10.0 より前のリリースをインストールする時に次のコマンド行オプションを指定します:
    • リリース 10.0 の場合
      -skipces -skipautopass
    • リリース 9.0 以前 の場合
      -skipsafenet -skipautopass

    これにより、旧リリースのライセンス インストール処理がスキップされ、リリース 11.0 のライセンス構成が保持されます。

サイレント インストール

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以下のコマンド行引数を指定してサイレント インストールを行うことができます。

-silent -IacceptEULA

コマンドの実行例

  • patchupdate が含まれるファイル名の場合

    以下のファイル名の XX_XXXXXX は、解凍後の実際のファイル名の数字に置き換えて実行する必要があります。

    ./setup_ent_server_11.0_patchupdateXX_XXXXXX_プラットフォーム名 -silent -IacceptEULA
  • patchupdate が含まれないファイル名の場合
    ./setup_ent_server_11.0_プラットフォーム名 -silent -IacceptEULA

インストール後

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製品のインストール後は、下記の手順で環境を設定する必要があります。

注: 下記のコマンドで設定されるのは、現在のシェルの環境だけなので、新しいシェルを起動するたびに、下記のコマンドを実行する必要があります。

シェル初期化ファイル (/etc/profile/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。

ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。


  1. 製品を使用するには、次のコマンドを実行して環境変数を設定します。以下はデフォルトのインストール先にインストールした場合です。
    . /opt/rocketsoftware/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
  2. 製品のインストール状態やバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
    cob -Version
注: マシン上に複数の製品がインストールされている場合、または、製品がデフォルト以外の場所にインストールされている場合は、/opt/rocketsoftware/logs/RocketSoftwareProductRegistry.dat データ ファイルを使用して製品の場所を見つけることができます。

ファイルには、次のエントリが含まれています:

[インストール場所]#[インストールの日付]#[製品名]

例:

/home/user1/VisCobol110#2025-12-20#Rocket Visual COBOL Development Hub 11.0
/home/user1/CobolServer110#2025-12-20#Rocket COBOL Server 11.0

旧製品のライセンスの構成

Linux/UNIX 上の同じマシン上でリリース 9.0 以前のリリースを使用する場合は、環境変数 MFCES_INIT_LOCATION を /opt/microfocus/licensing/bin/ces.ini に設定して、旧製品のライセンスを有効にする必要があります。さらに、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存も参照してください。

ライセンス

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製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、ライセンス管理ツールを使って、ライセンスのインストールが必要です。

ライセンスは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

ライセンス管理ツールをコマンドラインで起動するには
Rocket License Manager は、インストール・プロセスの一部として /opt/microfocus/licensing ディレクトリにインストールされます。Linux および UNIX 上でライセンス管理ツールを起動する場合、root 権限で次のコマンドを実行します。
cd /opt/microfocus/licensing/bin
cesadmintool.sh

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

ライセンスのインストール

ライセンスは、以下の形式で提供されます。 バージョン 10.0 以降では、以下の XML 形式のみがサポートされます。

  • RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスのファイル(拡張子 .xml)
10.0 にアップグレードする場合、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存 をご参照ください。

XML 形式のライセンス ファイルによるライセンスの設定は「認証済み(Pre-Authorized)ライセンス」(PA ライセンス)と同様です。

ライセンスをインストールする手順は以下をご参照ください。

アンインストール

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製品をアンインストールする前に、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA)、Rocket Software Directory Server および、すべての Enterprise Server リージョンが停止していることを確認します。

Enterprise Server を削除するには、root ユーザで $COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_EnterpriseServer11.0.sh スクリプトを実行します。

警告:
このスクリプトを実行すると、 Enterprise Server が完全に削除されます。

Enterprise Server をアンインストールしても、Rocket License Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

Rocket License Managerをアンインストールするには、以下を実行します。

/opt/microfocus/licensing/bin/UnInstallMFLicenseServer.sh

これらのスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。

オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

既知の問題点

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製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制約事項』、 および、お使いのバージョンの開発環境製品の ReadMe の「既知の問題点」を参照してください。

製品ヘルプ

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  • 日本語のマニュアルは、サイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Enterprise Developer のリンクをクリックすると表示されます。
  • 英語版のマニュアルを参照する場合は、オンラインマニュアルをご利用ください。
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、サイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報はサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

サポートされない機能・非推奨の機能

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次の機能はサポートされない機能か、非推奨の機能です:

  • SafeNet Sentinel ライセンス システムは非推奨となりました。この製品は、Rocket Software RocketPass (旧称 AutoPass) のライセンス技術を使用しています。 既存の SafeNet Sentinel ライセンスを RocketPass ライセンスに交換するには、技術サポート窓口宛てにメールでお問い合わせください。 さらに、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存を参照してください。

著作権

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Copyright © 2025 Rocket Software, Inc. Rocket® is a registered trademark of Rocket Software, Inc. All other trademarks mentioned herein are the property of their respective owners.

この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。