この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer に関する情報が記述されています。
Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。
Micro Focus Enterprise Developer for Windows は次の製品で構成されています。
この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
この Readme は、次の項で構成されています。
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
Microsoft Visual Studio のコンポーネントの選択については後続のセクションを参照してください。
Visual Studio インストーラーを使用すると、ワークロードとコンポーネントを選択することにより、開発の手法に応じた必要なものだけをインストールすることができます。 たとえば、.NET デスクトップ開発、ASP.NET と Web 開発、または C++ によるデスクトップ開発など、各開発で必要なコンポーネントを選択できます。
任意で選択する各種のワークロードやコンポーネントは、特定の種類のアプリケーションやタスクでのみ必要です:
Visual Studio の機能でインストール時に選択されていないものがある場合、その機能やプロジェクト テンプレートは、使用できません。 インストールされていない機能は、次のいずれかの方法で追加インストールできます:
入力した文字列に一致するすべての機能がドロップダウンリストが表示されます。 インストールされていない機能に対しては、インストール オプションが表示されます。
インストーラの指示に従って不足している機能をインストールしてください。
また、Visual Studio を使用している際、Micro Focus プロジェクト テンプレートで必要な Visual Studio 機能がインストールされていない場合は、情報バーにその機能のインストール手順が表示されます。
デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio が既定の場所にインストールされます。
これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。
Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:
テスト
Windows プラットフォームでは、ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。ただし、実際にはテストされていませんが、32 ビット プラットフォームもサポートされています。
サードパーティ製 Java Application Server
サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | JBoss EAP 7.x | IBM WebSphere 8.5.5, 9.0, Liberty y.0.0.x (y: 22 以降) | Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 | Apache Tomcat 10.1 |
---|---|---|---|---|
x86-64 running Windows | X | X | X | X |
現在のサポート
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン |
テスト済みアプリケーション サーバー バージョン |
JDK(ベンダー) | Java EE | COBOL RA | CICS RAs および ECI |
Apache Tomcat 10.1 1 | 10.1.5 | 11 (Adoptium) | |||
IBM WebSphere 8.5.5 | 8.5.5.18 | 8 (IBM) | 6 | X | X |
IBM WebSphere 9.0 | 9.0.5.6 | 8 (IBM) | 72 | X | X |
IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:22 以降) | 22.0.0.12 | 8 (IBM) 11 (IBM) |
72 | X | |
JBoss EAP 7.x | 7.4.3 | 1.8 (Oracle) 1.8 (Adoptium) 11 (Oracle) 11 (Adoptium) |
72 | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 12.2.1.4 | 8 (Oracle) 8 (Adoptium) |
72 | X | |
Oracle WebLogic 14.1.1 | 14.1.1.0 | 8 (Oracle) | 72 | X | |
1
Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。
Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。
Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。 |
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
サポートおよびテストされている DBMS、その DBMS を使用する製品の機能のリストです。
RDBMS すべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアの使用可能性に基づいて、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。
サポートされている各サードパーティの RDBMSバージョンのサポートについて:
サードパーティの RDBMS の使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
このリリースでは、次のデータベース管理システムをサポートします。
COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。Oracle Instant Client は、Pro*COBOL アプリケーションのすべての 1 フェーズ コミット(1PC)機能を完全にサポートしています。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 19c および 21c でテストされています。
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | COBOL 32 ビット | COBOL 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:
このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 11.1 および 11.5 でテストされています。
HCOPG アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | COBOL ネイティブ 32 ビット | COBOL ネイティブ 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
このバージョンでは、HCO for PostgreSQL は以下でテストされています:
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | COBOL ネイティブ/.NET 32 ビット | COBOL ネイティブ/.NET 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
SQL Server 2016 またはそれ以降 と .NET Framework 4.x の SqlClient Data Provider
本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:
このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2016、2017、2019、Azure DB および Azure MI でテストされています。
OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | COBOL ネイティブ / .NET 32 ビット | COBOL ネイティブ / .NET 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL のスイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
Microsoft SQL Server 配下での COBOL ストアド プロシージャの開発と配置のための SQL CLR 統合機能を使うには、次のソフトウェアが必要です。 この機能は、SQL Server データベース プロジェクト テンプレートを使用して作成されたプロジェクトで使用できます。 このテンプレートは、Visual Studio の「ASP.NETとWeb開発」をインストールした後に使用可能になります。 (詳細は、「Visual Studio のインストールされていない機能の追加」を参照してください。
SQL Server データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:
ターゲット | バージョン | Microsoft 推奨 | |
SQL Server 2016 またはそれ以降 | .NET Frameworks 4.x | CLR v4.0 ベース | Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。 |
SQL Azure Database (option 1) | .NET Frameworks (2.0, 3.0, 3.5) | CLR v2.0 ベース | Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。 |
SQL Azure Database (option 2) | .NET Frameworks 4.x | CLR v4.0 ベース | Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。 |
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。
このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセス の OpenESQL を参照してください。
このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:
ネットワークサーバーから .NET COBOL アプリケーションを実行する場合、 サーバー側に Microsoft .NET Framework のバージョン 4.5.2 以降と Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがインストールされている必要があります。
サービス インターフェイスの .NET クライアントの生成には、 Visual C++ が使用されますが、これは Visual Studio 2015 以降ではオプション機能です。 Visual Studio 2015 以降で開発する場合は、Visual Studio のカスタム インストールで Visual C++ を選択してインストールする必要があります。
以下は Enterprise Developer の .NET 機能を使用するために必要なソフトウェア要件です。
.NET アプリケーションとしてビルドする場合は .NET 6 SDK が必要です。また、実行するだけの場合は、.NET 6 ランタイムが必要です。
.NET 6 SDK は個別にインストールする(例えば、dotnet CLI コマンドを使用する)ことも、Visual Studio 2022 インストールの時に選択することもできます。
オペレーティング システム | アーキテクチャ |
Amazon Linux 2 | x64 |
Red Hat Enterprise Linux | x64 |
Rocky Linux | x64 |
SUSE Enterprise Linux | x64 |
Windows クライアント | x64 |
x86 | |
Windows サーバー | x64 |
x86 |
Enterprise Developer for Visual Studio で Microsoft Azure で COBOL アプリケーションを開発する場合に必要なソフトウェア要件は以下の通りです。
Microsoft Azure で COBOL アプリケーションを開発する場合は、 Visual Studio で Microsoft Azure サポートをインストールする必要があります。 これから Visual Studio をインストールする場合は、ワークロードとして「Azure 開発」を含めます。 また、Visual Studio がインストール済みである場合は、後から追加します。追加手順については、 「ソフトウェア要件」の「Visual Studio のインストールされていない機能の追加」を参照してください。
Enterprise Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスのソフトウェア要件は次のとおりです:
セットアップ ファイルは、前提条件となるソフトウェアがインストールされているかどうかをチェックして、不足している前提条件となるソフトウェアおよび製品コンポーネントをインストールします。
デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio が既定の場所にインストールされます。
これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。
[ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for Eclipse]
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン | テスト済みアプリケーション サーバー バージョン | JDK(ベンダー) |
Apache Tomcat 10.11 | 10.1.5 | Adoptium 11 |
IBM WebSphere 9.0 | 9.0.5.6 | IBM 8 |
IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:22 以降) | 22.0.0.1 | IBM 8 |
JBoss EAP 7.x | 7.4.3 | Oracle 1.8/8 Adoptium 1.8/8 |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 12.2.1.4 | Oracle 1.8/8 | Oracle WebLogic 14.1.1 | 14.1.1.0 | Oracle 11 |
1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。 |
コンテナのテストは Servlets 2.5 を使って行われましたが、それ以降のバージョンもサポートされます。
リソース アダプタ、Java ECI インタフェース、または imtkmake ユーティリティーで生成されたサーブレットを使用して開発する場合の要件の詳細については、「アプリケーション サーバー J2EE 実装クラス」を参照してください。
Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:
テスト
Windows プラットフォームでは、ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。ただし、実際にはテストされていませんが、32 ビット プラットフォームもサポートされています。
サードパーティ製 Java Application Server
サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | JBoss EAP 7.x | IBM WebSphere 8.5.5, 9.0, Liberty y.0.0.x (y: 22 以降) | Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 | Apache Tomcat 10.1 |
---|---|---|---|---|
x86-64 running Windows | X | X | X | X |
現在のサポート
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン |
テスト済みアプリケーション サーバー バージョン |
JDK(ベンダー) | Java EE | COBOL RA | CICS RAs および ECI |
Apache Tomcat 10.1 1 | 10.1.5 | 11 (Adoptium) | |||
IBM WebSphere 8.5.5 | 8.5.5.18 | 8 (IBM) | 6 | X | X |
IBM WebSphere 9.0 | 9.0.5.6 | 8 (IBM) | 72 | X | X |
IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:22 以降) | 22.0.0.12 | 8 (IBM) 11 (IBM) |
72 | X | |
JBoss EAP 7.x | 7.4.3 | 1.8 (Oracle) 1.8 (Adoptium) 11 (Oracle) 11 (Adoptium) |
72 | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 12.2.1.4 | 8 (Oracle) 8 (Adoptium) |
72 | X | |
Oracle WebLogic 14.1.1 | 14.1.1.0 | 8 (Oracle) | 72 | X | |
1
Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。
Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。
Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。 |
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。
サポートおよびテストされている DBMS、その DBMS を使用する製品の機能のリストです。
RDBMS すべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアの使用可能性に基づいて、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。
サポートされている各サードパーティの RDBMSバージョンのサポートについて:
サードパーティの RDBMS の使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
このリリースでは、次のデータベース管理システムをサポートします。
COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。Oracle Instant Client は、Pro*COBOL アプリケーションのすべての 1 フェーズ コミット(1PC)機能を完全にサポートしています。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 19c および 21c でテストされています。
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | COBOL 32 ビット | COBOL 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:
このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 11.1 および 11.5 でテストされています。
HCOPG アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | COBOL ネイティブ 32 ビット | COBOL ネイティブ 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
このバージョンでは、HCO for PostgreSQL は以下でテストされています:
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | COBOL ネイティブ 32 ビット | COBOL ネイティブ 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:
このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2016、2017、2019、Azure DB および Azure MI でテストされています。
OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | COBOL ネイティブ / JVM 32 ビット | COBOL ネイティブ / JVM 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL のスイッチ モジュールが提供されており、 上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:
テストされた DBMS バージョン | JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー |
DB2 LUW 11.1
DB2 LUW 11.5 |
db2jcc4.jar (および db2jcc_license_cu.jar) |
Oracle 19c
Oracle 21c |
ojdbc7.zip *1 |
Microsoft SQL Server 2016
Microsoft SQL Server 2017 Microsoft SQL Server 2019 |
sqljdbc4.jar *2 |
EDB PostgreSQL 11.x 以降 | postgresql-42.0.0.jre7.jar |
*1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。 *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。 |
JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。
このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセス の OpenESQL を参照してください。
このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:
Enterprise Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスのソフトウェア要件は次のとおりです:
Micro Focus ソフトウェア製品でサポートおよびテストされているオペレーティングシステム、 および Micro Focus 製品の主な機能でサポートされているサードパーティ ソフトウェアを一覧で示します。
サポートされるすべての Windows オペレーティング システムのバージョンは、リストされているすべての Micro Focus 製品リリースでテスト済みです。 リストされている各 Windows オペレーティング システムのバージョンとそれ以降の更新プログラムがサポートされます。
サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。
Micro Focus 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
オペレーティング システム | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
Windows 8.1 | X | X | ||
Windows 10 | X | X | X | X |
Windows 11 | X | X | X | X |
Windows Server 2012 R2 | X | X | ||
Windows Server 2016 | X | X | X | X |
Windows Server 2019 | X | X | X | X |
Windows Server 2022 | X | X | X | X |
Micro Focus 製品リリースは、下記のサポートするオペレーティング システム ベースのバージョンでテストされています。 指定のオペレーティング システムのベース リリースをサポートする Micro Focus リリースは、ベンダーが提供するその後続のマイナー リリースもすべてサポートします。
サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。
Micro Focus 製品リリース | |||||
---|---|---|---|---|---|
オペレーティング システム ベース | プロセッサー | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
AIX 7.1.x (ここで x >=4) | IBM Power System1 | X | X | X | |
AIX 7.2 | IBM Power System1 | X | X | X | X |
AIX 7.3 | IBM Power System1 | X | X | X | |
Amazon Linux 2 | Intel x64 | X3 | X | X | |
CentOS 7 | Intel x86-64 | X | X | X | |
CentOS 82 | Intel x86-64 | X | X | ||
Rocky Linux 8 | Intel x86-64 | X | |||
Rocky Linux 9 | Intel x86-64 | X | |||
HP - UX 11.31 | Itanium | X | X5 | ||
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 6 | Intel x86-64 | X | |||
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 7 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 8 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 6 | Intel x86-64 | X | |||
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 7 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 8 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Red Hat Enterprise Linux 6 | Intel x86-64 | X | |||
Red Hat Enterprise Linux 6 | IBM Z System | X | |||
Red Hat Enterprise Linux 7 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Red Hat Enterprise Linux 7 | IBM Z System | X | |||
Red Hat Enterprise Linux 8 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Red Hat Enterprise Linux 8.2 以降 | IBM Z System1 | X | X | X | |
Red Hat Enterprise Linux 9 | Intel x86-64 | X6 | X | ||
Oracle Solaris 114 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Oracle Solaris 11 | SPARC | X | X | X | X |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Intel x64 | X | X | X | X |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Intel x64 | X | X | X | X |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | IBM Z System1 | X | X | X | X |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | IBM Z System1 | X | X | X | X |
SUSE Linux Enterprise Desktop 15 | Intel x64 | X | X | ||
164ビットのみの環境
2このプラットフォームのサポート終了日は2021年12月31日です。このプラットフォームを使用する前に、CentOS 8 のサポート終了に関する情報を確認することが推奨されます。 3Visual COBOL製品ではサポートされていません。 4Enterprise Developer製品ではサポートされていません。 5 このプラットフォームのベンダーのライフ サイクル ポリシーに従って、7.0 は2025年12月までサポートされます。 68.0 Patch Update 3 以上でサポートされます。 |
Micro Focus 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
IDE | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
Microsoft Visual Studio 2017 | X | X | X | |
Microsoft Visual Studio 2019 | X | X | X | |
Microsoft Visual Studio 2022 | X | X | ||
Eclipse v4.241 | X | |||
Eclipse v4.201 | X | |||
Eclipse v4.161 | X | |||
Eclipse v4.7 | X | |||
Eclipse v4.81 | X | |||
Microsoft VS Code v1.x | X | X | X | X |
1 Eclipse ベースの製品とともに自動的にインストールされます。 |
Micro Focus 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
.NET バージョン | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
.NET Core 3.1 | X | X | ||
.NET 6 | X | X |
Micro Focus 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
Java | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
IBM JDK 1.84 | X | X | X | X |
Oracle JDK 1.8 / 8 | X | X | X | X |
Oracle JDK 11 | X | X | X | |
Oracle JDK 17 | X | X | ||
AdoptOpenJDK 8 | X | X | ||
Adoptium OpenJDK Temurin 8 | X | X | ||
Adoptium OpenJDK Temurin 112 | X | X1,5 | X5 | |
Adoptium OpenJDK Temurin 172 | X | X1,5 | ||
AdoptOpenJDK 11 OpenJ93 | X | |||
1Windows の Micro Focus 製品と一緒にインストールされます。
2AIX ではサポートされません。AIX では IBM Semeru Runtime OpenJDKを使用してください。 3OpenJ9 に関する詳細情報は、 Adoptium Web サイトを参照してください。 4IBM プラットフォームでのみサポートされます。 5Eclipse IDE をインストールして実行するには、最低でも Java 11 が必要です。 |
||||
Micro Focus 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
Java アプリケーション サーバー | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
Apache Tomcat 9.0 | X | X | ||
Apache Tomcat 10.0 | X | |||
Apache Tomcat 10.1 | X | |||
IBM WebSphere 8.5.5 | X | X | X | X |
IBM WebSphere 9.0 | X | X | X | X |
IBM WebSphere Liberty 19.0.0.01 | X | X | ||
IBM WebSphere Liberty 20.0.0.01 | X | |||
IBM WebSphere Liberty 21.0.0.01 | X | |||
IBM WebSphere Liberty 22.0.0.01 | X | |||
JBoss EAP 7.x2 | X | X | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.x | X | X | X | X |
Oracle WebLogic 14.1.x | X | X | ||
1
Websphere Liberty は、シングル ストリームの継続的デリバリー ソフトウェア ライフサイクルとして提供されます。Micro Focus は、Liberty のすべてのアップデートをテストしませんが、WebSphere Liberty の最新リリースで Micro Focus 製品の最新リリースの定期的なテストをおこないます。
サポート対象のリリースの Liberty に対する製品の不具合については、Micro Focus 製品のライフサイクル ポリシーに従い、Micro Focus は、合理的な取り組みを行います。不具合を解決するため、新しいリリースの Liberty にアップデートするよう求められる場合があります。 2 サポート対象のマイナー リリースの JBoss EAP 7.x に対する製品の不具合については、Micro Focus 製品のライフサイクル ポリシーに従い、Micro Focus は、合理的な取り組みを行います。不具合を解決するため、より新しいマイナー リリースの JBoss EAP 7.x にアップデートするよう求められる場合があります。 |
RDBMS のすべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアを使用できるかどうかに基づき、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。
Micro Focus 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
RDBMS | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
Oracle 18c (12.2.0.2) | X | |||
Oracle 19c (12.2.0.3) | X | X | X | X |
Oracle 21c | X | X | ||
Microsoft SQL Server 2014 | X | X | ||
Microsoft SQL Server 2016 | X | X | X | X |
Microsoft SQL Server 2017 | X | X | X | X |
Microsoft SQL Server 2019 | X | X | X | |
Microsoft SQL Server 2022 | X | |||
Microsoft Azure SQL Database | X | X | X | |
Microsoft Azure SQL Managed Instance | X | X | X | |
IBM DB2 LUW 10.5 | X | X | ||
IBM DB2 LUW 11.1 | X | X | X | X |
IBM DB2 LUW 11.5 | X | X | X | X |
IBM POWERLinux LE using DB2 LUW 10.5 | X | |||
EDB PostgreSQL 10.x | X | X | ||
EDB PostgreSQL 11.x | X | X | X | |
EDB PostgreSQL 12.x | X | X | X | |
EDB PostgreSQL 13.x | X | X | ||
EDB PostgreSQL 14.x | X | |||
GDG PostgreSQL 10.x | X | X | ||
GDG PostgreSQL 11.x | X | X | X | |
GDG PostgreSQL 12.x | X | X | X | |
GDG PostgreSQL 13.x | X | X | ||
GDG PostgreSQL 14.x | X | |||
Amazon Aurora for PostgreSQL 2.x (10.x) | X | |||
Amazon Aurora for PostgreSQL 3.x (11.x) | X | X | ||
Amazon Aurora for PostgreSQL 4.x (12.x) | X | |||
Amazon Aurora for PostgreSQL 12.x | X | X | ||
Amazon Aurora for PostgreSQL 13.x | X | X | ||
Amazon Aurora for PostgreSQL 14.x | X1 | X | ||
Amazon RDS for PostgreSQL 12.x | X | X | ||
Amazon RDS for PostgreSQL 13.x | X | X | ||
Amazon RDS for PostgreSQL 14.x | X1 | X | ||
MySQL 5.7 | X | X | ||
MySQL 8.0 | X | X | ||
1 8.0 Patch Update 3 で追加されました。 |
クライアント | リリース | Micro Focus コンポーネント |
---|---|---|
.NET データベース プロバイダー | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある .NET のバージョンを確認してください。 | OpenESQL |
.NET Framework プロバイダー | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある .NET Framework のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
HCOSS |
ODBC | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある ODBC のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
HCOSS Database Connectors |
JDBC | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある JDBC のバージョンを確認してください。 | OpenESQL |
ADO.NET | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある ADO.NET のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
HCOSS |
IBM Data Server Runtime Client (ODBC、JDBC、CLI、.NET サポートを含む) | インストールした RDBMS の IBM のドキュメントを参照して、互換性のある IBM Data Server Runtime Client のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
DB2 ECM Database Connectors |
IBM Data Server Client (ODBC、JDBC、CLI、.NET サポートを含む) | インストールした RDBMS の IBM のドキュメントを参照して、互換性のある IBM Data Server Client のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
DB2 ECM Database Connectors |
Pro*COBOL や OCI サポートを使用する Oracle Client、Oracle Instant Client | インストールした RDBMS の Oracle のドキュメントを参照して、互換性のある Oracle Client または Oracle Instant Client のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
COBSQL Database Connectors |
IBM Informix ESQL/COBOL1 | 7.3 以降 | COBSQL |
Microsoft OLE DB Provider for DB2 | インストールした RDBMS の DB2 のドキュメントを参照して、互換性のあるデータベース ドライバーのバージョンを確認してください。 | HCOSS |
Microsoft OLE DB Provider for SQL Server | インストールした RDBMS の SQL Server のドキュメントを参照して、互換性のあるデータベース ドライバーのバージョンを確認してください。 | HCOSS |
Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL1 | 11.1 以降 | COBSQL |
1テストされていません。 |
Micro Focus 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
ミドルウェア | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 9.0 |
IBM WebSphere MQ 9.x | X | X | X | X |
IBM TXSeries for Multiplatforms1 | X | X | X | X |
Oracle Tuxedo / Tuxedo ART2 | X | X | X | X |
1
サポートされるバージョンのリストについては、IBM の Web サイトを参照してください。
2 サポートされるバージョンのリストについては、Oracle の Web サイトを参照してください。 |
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
インストールファイル edvs2022_90.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
オフライン環境でのインストールについては以下を参照してください。
edvs2022_90.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:
edvs2022_90.exe skipmstools=1
start /wait edvs2022_90.exe /q
start /wait edvs2022_90.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
edvs2022_90.exe /?
今回のリリースは以前のリリースと共存できません。
この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Enterprise Developer のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。
Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、Visual Studio 2022 を起動します。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
Visual Studio は、複数のエディション (Professional、Enterprise または Community Edition) が提供されていて、 それらは同じマシン上で共存可能です。Enterprise Developer をインストールすると、セットアップにより、 プレビュー版を含むインストール済の Visual Studio のすべてのエディションにインストールされます。
Enterprise Developer のインストール後に別のエディションの Visual Studio をインストールした場合は、 Enterprise Developer のインストール ディレクトリにある MFVSIXINSTALL ユーティリティを使用して Enterprise Developer をそのエディションに追加インストールできます。
MFVSIXINSTALL
すべてのエディションの Visual Studio に Enterprise Developer をインストールするには:
VSIX インストーラー ユーティリティが起動します。このユーティリティで必要なすべてのコンポーネントを既存のエディションの Visual Studio のプラグインとして追加できます。
MFVSIXInstall.exe は、パラメータを指定して コマンドラインで実行できます。 たとえば、Enterprise Developer をすべてのエディションの Visual Studio からアンインストールするには、MFVSIXInstall -u を実行します。 指定可能なパラメータは、MFVSIXInstall -? で確認できます。
トラブルシューティング
MFVSIXInstall ユーティリティは Enterprise Developer を Visual Studio のプラグインとして追加する際の不具合の検証と解決に利用できます。 Enterprise Developer をインストールした後に Visual Studio に Enterprise Developer のプラグインが見つからない場合は、 前述のように MFVSIXInstall ユーティリティを実行します。 このユーティリティにより、検出された問題に関する情報が提供され、ほとんどの場合、Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は修正されます。
この Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は、Visual Studio のセットアップ自体に問題がある場合があります。 そのような場合は、Visual Studio インストーラーを使用する必要があります。 Visual Studio インストーラーを使って、潜在的な問題の検出や、Visual Studio IDE の修復、変更、またはアンインストールが可能です。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.8です。
ede_90.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:
ede_90.exe skipmstools=1
start /wait ede_90.exe /q downloadmstools=<ディレクトリ>
ede_90.exe installmstools=<ディレクトリ>
start /wait ede_90.exe /quiet
start /wait ede_90.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
start /wait ede_90.exe /quiet InstallFolder2=c:\EclipseInstallDirectory
ede_90.exe /?
Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、Enterprise Developer for Eclipse を起動します。
以前に同じワークスペースで Eclipse を使っていた場合、Eclipse パースペクティブの設定が製品のインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法で対象のパースペクティブをリセットする必要があります:
警告やエラーが表示された場合は無視をします。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
Enterprise Developer は Eclipse 4.24 (2022-06) で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能な Eclipse 4.24 (2022-06) の他のインスタンスにも Enterprise Developer プラグインをインストールできます。 その他のバージョンの Eclipse はサポートされていません。
プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer に installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。
使用方法は次の通りです:
installeclipseplugins -eclipse <EclipsePath> [-cobdir <CobdirPath>] [-nosplash] [-installsubclipse]
パラメータの指定は次の通りです:
正常終了すると、"Installation of Eclipse update sites complete" というメッセージが出力されます。このメッセージが出力されず、エラー原因が不明である場合は、 Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリの下の configuration ディレクトリにある最新のログファイル(.log ファイル)をみると、エラーの詳細情報を確認できる場合があります。
ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定した Eclipse インスタンスにインストールされます。
たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.24 (2022-06) のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:
installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -nosplash
COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。
以下の場合は、Microsoft Windows SDK に依存します:
以下の場合は、Microsoft Build Tools に依存します:
標準インストールでは、利用可能な最新バージョンの Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio がダウンロードされ、既定の場所にインストールされます。
インターネットにアクセスできない環境で COBOL 製品のインストールをする場合は、 オフライン インストールを実行する前に、これらのパッケージをダウンロードし、 ネットワーク上のアクセス可能な場所に配置する必要があります。インストーラには、これらを実現するためのオプションが含まれています。downloadmstools を使用すると、必要なパッケージを指定するローカル ネットワークの場所にダウンロードできます。installmstools を使用すると、 ローカル ネットワークの場所からパッケージをオフラインでインストールできます。 (downloadmstools および installmstools は、Eclipse IDE のセットアップでのみ利用可能です。)
上記のいずれの機能も使用しない場合は、インストール オプション skipmstools=1 を使用して、 これらの Microsoft パッケージのダウンロードとインストールをスキップできます。
これらのインストール オプションの詳細は、インストール手順に記載されています。
製品のインストール後に、COBOL 環境で使用するために、ダウンロードおよびインストールされたパッケージのバージョンを構成することができます。 パッケージのバージョンは、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティを使用して表示できます。詳細は Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理 に記載されています。 このユーティリティを使用すると、特定のパッケージを利用する必要がある場合に、ダウンロードしたパッケージやデフォルト以外の場所に保存されているパッケージの代わりに、 代替バージョンを指定することもできます。
COBOL 開発機能の多くは、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージに 依存しています。デフォルトでは、インストーラが、これらのパッケージをダウンロードし、既定の場所に インストールします。その後、インストーラは、ダウンロードしたバージョンに応じて COBOL 環境を 設定します。
インストール後は、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティ (cblms) を使用して、 使用中のバージョンを確認したり、標準以外のバージョンを使用する必要がある場合に COBOL 環境を構成することが 可能です。
たとえば、ある種類のプロジェクト (例: .NET) では、既定でインストールされるバージョンとは 異なるバージョンの Microsoft Build Toolsが必要な場合があります。.NET の正しいバージョンが 既にインストールされている場合は、正しいパッケージを使用するように環境を更新するために、 製品のインストール後に cblms を実行します。
インストーラには、既定のパッケージのインストールをスキップするオプションとして、 skipmstools=1 があります。ただし、このオプションによりパッケージは両方ともスキップされるので、このオプションを使用する場合は、 必要なパッケージが既に存在しているかを確認してください。必要なパッケージの詳細については、 Microsoft パッケージへの依存 を参照してください。
cblms コマンドライン ユーティリティを使用して、COBOL 環境で有効なパッケージ バージョンの表示および設定をおこないます。
cblms <オプション>
<オプション> は以下のいずれかです:
<ms-pkg> | <ms-pkg> は、Microsoft SDK の場合は S または SDK、Microsoft Build Tools の場合は B または BT の いずれかです。 |
<path> | <path> は、パッケージ タイプの既定の場所にインストールされていない パッケージのパスです。 |
<version> | <version> は、最新バージョンが必要でない場合に更新の対象となるパッケージ バージョンです。
バージョンを指定する場合は、次の形式で指定する必要があります:
|
cblms -USDK:C:\WinSDK\10\10.0.17134.0
アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。
[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]
それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。
また、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio のインストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio、Micro Focus Analysis Services Integration、Micro Focus Enterprise Server for .NET および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。
Micro Focus License Manager は Micro Focus 製品コンポーネント共通で利用されるため、 上記の製品のアンインストール後に自動でアンインストールされることはありません。
Micro Focus 製品を使用する必要がなく、ライセンスも無効化済みである場合は、同様に プログラムのアンインストール から Micro Focus License Manager を選択してアンインストールすることができます。
さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。
いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。
以下のフォルダが削除されない場合があります:
Enterprise Developer for Eclipse の機能の中には、 Micro Focus Reflection Desktop for X または Micro Focus ViewNow X のように、 X Window インストールを必要とするものがあります。
製品には、Micro Focus Reflection Desktop for X が同梱されています。
セットアップファイルは以下のリンクからダウンロード可能です。
オンライン上に、Reflection Desktop for X のドキュメントがあります。 X サーバーについては、このオンライン ドキュメントの Reflection X を参照してください。
詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。
それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。
$COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle COBOPT=$PWD/cobopt.ora export COBOPT
Enterprise Server でパフォーマンス・アベイラビリティ クラスター (PAC) 機能を使用するために必要な前提条件ソフトウェアを示します。
RDBMS のサポート
PAC で次のデータベースを管理するには、サポートされている RDBMS が必要です:
Micro Focus Database File Handler サポートを使用して、VSAM ファイルを管理するには、データストア データベースを使用する必要があります。
データベース | ODBC ドライバー |
---|---|
Microsoft SQL Server 2008 (Express Edition 含む) R2 以降 | ODBC 13.1 for SQL Server |
PostgreSQL 10.x (Amazon Aurora Postgres 含む) 以降 | psqlodbc 11 |
DB2 10.5 以降 | n/a |
Oracle 19c | n/a |
現時点における制限事項
スケールアウト リポジトリの NoSQL サポート
Enterprise Server で PAC 整合性を維持するには、スケールアウト リポジトリ (SOR) として NoSQL データベースを使用する必要があります。Enterprise Server は、次の NoSQL データベースをサポートしています。
オープンソースのインメモリ データ構造ストアです。
その設計の一部としてパフォーマンス、スケーラビリティ、および可用性を備えた Redis の分散型実装です。 Redis Cluster の構成については、「Redis Cluster の構成」を参照してください。
Redis の高可用性を提供します。
インメモリ データ グリッド ソリューションです。
製品には、統合開発環境 Visual Studio および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、ライセンス管理ツールを使って、ライセンスのインストールが必要です。
ライセンスは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
cd /d C:\Program Files (x86)\Micro Focus\Licensing
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。
devenv /updateconfiguration
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)
以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。
o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。
PROCEDURE DIVISION. DISPLAY SPACE UPON CRT.
o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
DISPLAY 文を含む COBOL アプリケーションの実行で、 コマンド プロンプト内で DISPLAY する内容を表示する場合、 実行と同時にコマンド プロンプト自体が異常終了します。 これは、Windows Server 2022 および Windows 11 の OS のバグです。 改修が確認されているものは、 Windows 11 22H2 の 2022/12/13 - KB5021255 (OS ビルド 22621.963) および Windows 11 21H2 の 2023/03/28 - KB5023774 (OS ビルド 22000.1761) プレビュー です。
この不具合の発生条件は以下の通りです。これらの条件すべてに該当する場合のみ、不具合が発生します。 これらの条件のうち、いずれかに該当しない場合は、この不具合は発生しません。
4.0 および 5.0 では、以前のバージョンの製品で作成された .NET の実行可能ファイルと.dllファイルまたはJVM の .class ファイルを実行すると、問題が発生する可能性があります。この問題は、次の場合にのみ発生します:
このような誤ったテスト結果を回避するため、6.0 以降では、.NET COBOLとJVM COBOL ランタイムは、バージョン 5.0 以前の製品でコンパイルされた NATIONAL 項目に対して IS NUMERIC を使用するプログラムを拒否します。この時、"missing method" 例外が発生します。
この問題を解決するには、6.0 以降の新しいバージョンでこのような構文を使用するプログラムを再コンパイルする必要があります。 NATIONAL データを使用しないプログラム、または 6.0 以降で再コンパイルされたプログラムは影響を受けません。
バージョン 9.0 の製品のセットアップ ファイルを実行する際にクリックして表示することができるエンドユーザライセンス契約書は最新ではありません。 最新のエンドユーザライセンス契約書は、出荷メールに含まれるリンクまたは ダウンロード サイトにあるリンクをご参照ください。
このセクションは障害改修のリストです。
日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
英語版のオンライン マニュアルは、 Visual Studio のメニューから [ヘルプ > Micro Focus製品ヘルプ > 製品ドキュメント]をクリックすると表示されます。
以前のバージョンで提供されていた Dialog System AddPack は非推奨の機能となり、3.0 以降、この AddPack はなくなります。
この AddPack の機能である Dialog System の GUI および ランタイム コンポーネントは Enterprise Developer for Visual Studio の一部としてインストールされ、また、Dialog System のランタイム コンポーネントは、Enterprise Server の一部としてインストールされます。
これらは下位互換性のためにのみ提供されており、新規開発で使用することは推奨されません。
以前のバージョンの Dialog System AddPack がインストールされている環境では、AddPack をアンインストールしてから、3.0 の Enterprise Developer for Visual Studio や Enterprise Server をインストールする必要があります。
2.3 Update 1 から Visual Studio の IntelliSense コード スニペットの Code 要素 の Kind 属性の値が Microsoft のデフォルト値(method body、method decl、type decl、file、および any) から COBOL 言語構文に特化したカスタム値に変更されました。
2.3 Update 1 以降では以下の Kind 属性の値が実装されています:
この機能拡張により、2.3 以前のバージョンのコード スニペットのフォルダを 2.3 Update 1 以降の環境にそのままコピーしても利用できません。
この場合、2.3 以前のバージョンの Kind 属性定義は COBOL のコードに対して無効なので、上記の有効な値に変更します。
また、Kind 属性自体を削除すれば、2.3 以前のバージョンと 2.3 Update 1 以降バージョンの開発環境でスニペットを共有することが可能です。
Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。
このツールは Windows 環境で使用する Micro Focus 製品の不具合の発生時に環境情報を取得するものです。
サポート窓口への問い合わせの際、Micro Focus のサポート担当から、環境情報の取得の依頼があった場合に、このツールを使って、情報を取得してサポート窓口に E メールに添付して提出する必要があります。
MFSupportInfo_Log_MachineName_YYYY-MM-DD_HH-MMSS.zip
JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
バージョン 3.0 から、性能向上のために、JES スプール リポジトリのファイル構造がアップグレードされました。 3.0 以前のバージョンで作成された JES のリージョンでは、JES にジョブをサブミットする前にスプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 バージョン 3.0 以降で新しく作成されたリージョンは自動的に新しいスプール ファイルを使用するように設定されます。
既存のスプール ファイルの情報は、以下に記載されている方法により、新システムで使用される一連の新しいファイルに変換されます。 新システムへの移行によりデータが失われる可能性はありません。
ハウスキーピング タスクの実行性能が大幅に改善されるほか、次のような利点があげられます:
Unix/Linux 製品の場合は、以下を実行して環境変数を設定します。
. インストール ルート/bin/cobsetenv
変数 | 説明 |
---|---|
MFSYSCAT |
現在の JES カタログの場所と名前。必須項目です。 複数のカタログファイルが使用されている場合(1個以上のユーザー カタログが定義されている場合)、 この環境変数は、JES スプール データセットがカタログされているカタログを指している必要があります。 |
MVSSPOOLDIR | 現在の JES スプール ファイルの場所。JES カタログの場所と異なる場合にのみ必須です。 |
NEWSPOOLDIR | 出力先の JES スプール ファイル(変換する場合は SPL* ファイル、元に戻す場合は旧フォーマットのスプールファイル)の場所。 出力先として、出力元のスプールファイルと異なる場所を指定する場合にのみ必須です。 |
MFSYSCAT_ERRS |
変換処理によるカタログエラーの最大許容数。これは任意で、デフォルト値は 100 です。 最大許容数を超えると、以下のエラーが表示されます: MVSCATIO Error limit exceeded = nnnn(ここで nnnn はエラー数です。) |
変換プロセスが実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。
JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
バージョン 3.0 で使用するために変換または、作成された Enterprise Server の JES リージョンは、この製品の 3.0 より以前のバージョンとは互換性がありません。 この製品の 3.0 より以前のバージョンにダウングレードする場合、古い JES スプール リポジトリに戻す必要があります。
この製品の 3.0 より以前のバージョンで JES 機能を利用するリージョンを使用する場合は、以下をおこないます:
元に戻す処理が実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。 3.0 より以前のバージョンで対象の JES リージョンを使用することができます。
以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。
これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。
Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。
このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
以下の Windows OS 起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus SEE Monitor に関するものです。
このサービスは、Enterprise Server for .NET で使用されるサービスです。
Enterprise Server for .NET コンポーネントを含む製品のインストール時にデフォルトでインストールされ、自動起動が設定されますが、通常は使用されないため、悪影響はありません。 (このコンポーネントは、[コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]画面で「Micro Focus Enterprise Server for .NET」と表示されるものです。この表示がない場合は、このサービスはインストールされません。)
このエラーイベントの記録を抑止する場合は、次の3個のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
次の機能はサポートされない機能か、非推奨の機能です:
リリース 8.0 以降では、SafeNet Sentinel ライセンスを AutoPass ライセンスに交換が可能です。詳細については、Micro Focus カスタマーケアにお問い合わせください。
この変更は、この製品のバージョン 3.0 以降に適用されます。
本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。
Micro Focus は登録商標です。
Copyright © Micro Focus 2023. All rights reserved.
この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。