この Readme には、Visual COBOL® for Linux and Unix に関する情報が記述されています。
Visual COBOL for Linux and Unix パッケージは次の製品で構成されています。
この製品には、Enterprise Server 配下でのネイティブ COBOL アプリケーションの Web サービスとして展開、および、J2EE アプリケーションサーバーからアクセスのサポートが含まれています。
この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
この Readme は、次の項で構成されています。
セットアップ ファイルは、前提条件となるソフトウェアがインストールされているかどうかをチェックして、不足している前提条件となるソフトウェアおよび製品コンポーネントをインストールします。
デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio が既定の場所にインストールされます。
これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。
[ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制約事項 > Eclipse IDE > Eclipse での Java サポート (既知の問題点)]
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン | テスト済みアプリケーション サーバー バージョン | JDK(ベンダー) |
Apache Tomcat 10.11 | 10.1.5 | Adoptium 17 |
IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:23 以降) | IBM Semeru 17 | |
JBoss EAP 7.x | 7.4.3 | Oracle 1.8/8 Adoptium 17 |
1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。 |
コンテナのテストは Servlets 2.5 を使って行われましたが、それ以降のバージョンもサポートされます。
リソース アダプタ、Java ECI インタフェース、または imtkmake ユーティリティーで生成されたサーブレットを使用して開発する場合の要件の詳細については、「アプリケーション サーバー J2EE 実装クラス」を参照してください。
Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:
テスト
Windows プラットフォームでは、ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。ただし、実際にはテストされていませんが、32 ビット プラットフォームもサポートされています。
サードパーティ製 Java Application Server
サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | JBoss EAP 7.x | IBM WebSphere 8.5.5, 9.0, Liberty y.0.0.x (y: 23 以降) | Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 | Apache Tomcat 10.1 |
---|---|---|---|---|
x86-64 running Windows | X | X | X | X |
現在のサポート
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン |
テスト済みアプリケーション サーバー バージョン |
JDK(ベンダー) | Java EE | COBOL RA |
Apache Tomcat 10.1 1 | 10.1.5 | 11 (Adoptium) 17 (Adoptium) |
||
IBM WebSphere 8.5.5 | 8.5.5.18 | 8 (IBM) | 6 | X |
IBM WebSphere 9.0 | 9.0.5.6 | 8 (IBM) | 72 | X |
IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:23 以降) | 23.0.0.12 | 8 (IBM) 11 (IBM) 17 (IBM) |
72 | X |
JBoss EAP 7.x | 7.4.3 | 1.8 (Oracle) 1.8 (Adoptium) 11 (Oracle) 11 (Adoptium) 17 (Oracle) 17 (Adoptium) |
72 | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 12.2.1.4 | 8 (Oracle) 8 (Adoptium) |
72 | X |
Oracle WebLogic 14.1.1 | 14.1.1.0 | 8 (Oracle) 11 (Oracle) |
72 | X |
1
Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。
Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。
Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。 |
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
Visual COBOL コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。
サポートおよびテストされている DBMS、その DBMS を使用する製品の機能のリストです。
RDBMS すべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアの使用可能性に基づいて、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。
サポートされている各サードパーティの RDBMSバージョンのサポートについて:
サードパーティの RDBMS の使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
このリリースでは、次のデータベース管理システムをサポートします。
COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。Oracle Instant Client は、Pro*COBOL アプリケーションのすべての 1 フェーズ コミット(1PC)機能を完全にサポートしています。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 19c および 21c でテストされています。
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
DB2 ECM アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
Enterprise Server 機能が有効である場合は、DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
DB2 ECM は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
このバージョンでは、DB2 ECM は 11.1 および 11.5 でテストされています。
OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | COBOL ネイティブ / JVM 32 ビット | COBOL ネイティブ / JVM 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL のスイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:
テストされた DBMS バージョン | JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー |
DB2 LUW 11.1
DB2 LUW 11.5 |
db2jcc4.jar (および db2jcc_license_cu.jar) |
Oracle 19c
Oracle 21c |
ojdbc7.zip *1 |
Microsoft SQL Server 2016
Microsoft SQL Server 2017 Microsoft SQL Server 2019 |
sqljdbc4.jar *2 |
EDB PostgreSQL 13.x 以降 | postgresql-42.0.0.jre7.jar |
*1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。 *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。 |
JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
Enterprise Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスのソフトウェア要件は次のとおりです:
プラットフォーム | セットアップ ファイル サイズ | インストールに必要なディスク容量 | 製品の実行に必要なディスク容量 | ライセンスサーバー関連 |
POWER running AIX | 775 MB | 3.1 GB | 1.55 GB | 102 MB |
System Z running Red Hat Linux | 485 MB | 1.94 GB | 970 MB | 113 MB |
x86-64 running Red Hat Linux | 919 MB | 3.68 GB | 1.84 GB | 91 MB |
x64 running Amazon Linux 2 | 657 MB | 2.63 GB | 1.31 GB | 90 MB |
System Z running SUSE SLES | 459 MB | 1.84 GB | 918 MB | 79 MB |
x64 running SUSE SLES | 661 MB | 2.64 GB | 1.32 GB | 86 MB |
x86-64 running Rocky Linux | 919 MB | 3.68 GB | 1.84 GB | 91 MB |
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
SELINUX=disabled
なお、64 ビット OS 上では 32 ビット ライブラリはデフォルトではインストールされないので、製品のインストールを実行する前に、選択してインストールする必要があります。
ライブラリ | 32 ビット | 64 ビット | プラットフォーム | |||||
s390 | SUSE | Red Hat | ||||||
glibc | X | X | X | X | ||||
libgcc | X | X | X | X | ||||
libstdc++ | X | X | X | X | ||||
glibc-devel | X | X | X | X | ||||
gcc1, 2 | X | X | X | X | X | |||
cpp1 | X | X | ||||||
systemd-libs3 | X | |||||||
詳細情報については各 OS のサイトをご確認ください。
JVM COBOL コードを実行する場合、次の環境変数を設定する必要があります。
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン | テスト済みアプリケーション サーバー バージョン | JDK(ベンダー) |
Apache Tomcat 10.11 | 10.1.5 | Adoptium 172 |
IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:23 以降) | IBM Semeru 17 | |
JBoss EAP 7.x | 7.4.3 | Oracle 1.8/8 Adoptium 172 |
1
Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。
Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。
Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 AIX では IBM Semeru Runtime OpenJDKを使用してください。 |
コンテナのテストは Servlets 2.5 を使って行われましたが、それ以降のバージョンもサポートされます。
リソース アダプタ、Java ECI インタフェース、または imtkmake ユーティリティーで生成されたサーブレットを使用して開発する場合の要件の詳細については、「アプリケーション サーバー J2EE 実装クラス」を参照してください。
Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:
ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。
サードパーティ製 Java Application Server
サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | JBoss EAP 7.x | IBM WebSphere 8.5.5, 9.0, Liberty y.0.0.x (y: 23 以降) | Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 | Apache Tomcat 10.1 |
---|---|---|---|---|
IBM Power System running AIX | X | X | X | X |
IBM Z System running Red Hat Linux | X | X | X | X | x86-64 running Red Hat Linux | X | X | X | X |
IBM Z System running SUSE Linux | X | X | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X | X | X |
現在のサポート
このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:
サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン |
テスト済みアプリケーション サーバー バージョン |
JDK(ベンダー) | Java EE | COBOL RA |
Apache Tomcat 10.1 1 | 10.1.5 | 11 (Adoptium) 17 (Adoptium) |
||
IBM WebSphere 8.5.5 | 8.5.5.18 | 8 (IBM) | 6 | X |
IBM WebSphere 9.0 | 9.0.5.6 | 8 (IBM) | 72 | X |
IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:23 以降) | 23.0.0.12 | 8 (IBM) 11 (IBM) 17 (IBM) |
72 | X |
JBoss EAP 7.x | 7.4.3 | 1.8 (Oracle) 1.8 (Adoptium) 3 11 (Oracle) 11 (Adoptium) 17 (Oracle) 17 (Adoptium) |
72 | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 12.2.1.4 | 8 (Oracle) 8 (Adoptium) 3 |
72 | X |
Oracle WebLogic 14.1.1 | 14.1.1.0 | 8 (Oracle) 11 (Oracle) |
72 | X |
1
Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。
Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。
Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。 3UNIX プラットフォームでは、JBoss EAP 7.x における Adoptium のサポートが特定のプラットフォームに制限されます。 サポートされる構成(英文) (日本語)の詳細については、Red Hat の Web サイトを参照してください。 |
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
これらのアプリケーション サーバー用の COBOL のリソースアダプタの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | JBoss EAP 7.x |
IBM WebSphere 8.5.5, 9.0 | IBM WebSphere Liberty y.0.0.x (y: 23 以降) |
Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 |
Apache Tomcat 10.1 1 |
---|---|---|---|---|---|
POWER running AIX | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット |
System Z running Red Hat Linux | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット |
System Z running SUSE SLES | 64 ビット2 | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット |
x86-64 running SUSE SLES | 64 ビット2 | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット | 64 ビット |
1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。 2 JBoss EAP 7.4 は、このプラットフォームで Red Hat 社によってテストされたものとしてリストされていません。 |
サポートおよびテストされている DBMS、その DBMS を使用する製品の機能のリストです。
RDBMS すべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアの使用可能性に基づいて、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。
サポートされている各サードパーティの RDBMSバージョンのサポートについて:
サードパーティの RDBMS の使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。
このリリースでは、次のデータベース管理システムをサポートします。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | X |
IBM System z running Red Hat Linux | X | X |
IBM System z running SUSE Linux | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。Oracle Instant Client は、Pro*COBOL アプリケーションのすべての 1 フェーズ コミット(1PC)機能を完全にサポートしています。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 19c および 21c でテストされています。
将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています:
オペレーティングシステム/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | X |
IBM System z running Red Hat Linux | X | X |
IBM System z running SUSE Linux | X | X |
Enterprise Server 機能が有効である場合は、DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
DB2 ECM は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
このバージョンでは、DB2 ECM は DB2 LUW 11.1 および 11.5 でテストされています。
オペレーティングシステム/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | X |
IBM System z running Red Hat Linux | X | X |
IBM System z running SUSE Linux | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
SQL Server および PostgreSQL スイッチ モジュールは、次のプラットフォーム上で利用可能です:
OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:
テストされた DBMS バージョン | JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー |
DB2 LUW 11.1
DB2 LUW 11.5 |
db2jcc4.jar (および db2jcc_license_cu.jar) |
Oracle 19c
Oracle 21c |
ojdbc7.zip *1 |
Microsoft SQL Server 2017
Microsoft SQL Server 2019 |
sqljdbc4.jar*2 |
EDB PostgreSQL 13.x 以降 | postgresql-42.0.0.jre7.jar |
*1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。
*2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。 |
JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
Enterprise Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスのソフトウェア要件は次のとおりです:
Visual COBOL または Enterprise Developer 製品でサポートおよびテストされているオペレーティングシステム、 および、これらの製品の主な機能でサポートされているサードパーティ ソフトウェアを一覧で示します。
サポートされるすべての Windows オペレーティング システムのバージョンは、リストされているすべての Visual COBOL または Enterprise Developer 製品のリリースでテスト済みです。 リストされている各 Windows オペレーティング システムのバージョンとそれ以降の更新プログラムがサポートされます。
サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > Visual COBOLの稼働環境は? ] でご確認ください。
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
オペレーティング システム | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
Windows 8.1 | X | |||
Windows 10 | X | X | X | X |
Windows 11 | X | X | X | X |
Windows Server 2012 R2 | X | |||
Windows Server 2016 | X | X | X | |
Windows Server 2019 | X | X | X | |
Windows Server 2022 | X | X | X | X |
Visual COBOL または Enterprise Developer 製品のリリースは、下記のサポートするオペレーティング システム ベースのバージョンでテストされています。 指定のオペレーティング システムのベース リリースをサポートする、これらのリリースは、ベンダーが提供するその後続のマイナー リリースもすべてサポートします。
サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > Visual COBOLの稼働環境は? ] でご確認ください。
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | |||||
---|---|---|---|---|---|
オペレーティング システム ベース | プロセッサー | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
AIX 7.1.x (ここで x >=4) | IBM Power System1 | X | X | ||
AIX 7.2 | IBM Power System1 | X | X | X | X |
AIX 7.3 | IBM Power System1 | X | X | X | X |
Amazon Linux 2 | Intel x64 | X3 | X | X | X |
Amazon Linux 2023 | Intel x64 | X | |||
CentOS 7 | Intel x86-64 | X | X | ||
CentOS 82 | Intel x86-64 | X | |||
Rocky Linux 8 | Intel x86-64 | X | |||
Rocky Linux 9 | Intel x86-64 | X | X | ||
HP - UX 11.31 | Itanium | X5 | |||
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 7 | Intel x86-64 | X | X | X | |
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 8 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 9 | Intel x86-64 | X | X | X | |
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 7 | Intel x86-64 | X | X | X | |
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 8 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 9 | Intel x86-64 | X | X | X | |
Red Hat Enterprise Linux 7 | Intel x86-64 | X | X | X | |
Red Hat Enterprise Linux 8 | Intel x86-64 | X | X | X | X |
Red Hat Enterprise Linux 8.2 以降 | IBM Z System1 | X | X | X | X |
Red Hat Enterprise Linux 9 | Intel x86-64 | X6 | X | X | |
Oracle Solaris 114,7 | Intel x86-64 | X | X | X | |
Oracle Solaris 117 | SPARC | X | X | X | |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Intel x64 | X | X | X | |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Intel x64 | X | X | X | X |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | IBM Z System1 | X | X | X | |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | IBM Z System1 | X | X | X | X |
SUSE Linux Enterprise Desktop 15 | Intel x64 | X | X | X | X |
164ビットのみの環境
2このプラットフォームのサポート終了日は2021年12月31日です。このプラットフォームを使用する前に、CentOS 8 のサポート終了に関する情報を確認することが推奨されます。 3Visual COBOL製品ではサポートされていません。 4Enterprise Developer製品ではサポートされていません。 5 このプラットフォームのベンダーのライフ サイクル ポリシーに従って、7.0 は2025年12月までサポートされます。 68.0 Patch Update 3 以上でサポートされます。 7Solaris OS は、リリース 10.0 以降、サポートされません。 |
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
IDE | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
Microsoft Visual Studio 2017 | X | X | ||
Microsoft Visual Studio 2019 | X | X | ||
Microsoft Visual Studio 2022 | X | X | X | |
Eclipse v4.281 | X | |||
Eclipse v4.242 | X | |||
Eclipse v4.202 | X | |||
Eclipse v4.162 | X | |||
Microsoft VS Code v1.x | X | X | X | X |
1Eclipse ベースの製品とともに自動的にインストールされます。Java 17 が必須です。
2Eclipse ベースの製品とともに自動的にインストールされます。Java 11 が必須です。 |
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
.NET バージョン | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
.NET Core 3.1 | X | |||
.NET 6 | X | X | ||
.NET 8 | X |
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
Java | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
IBM JDK 1.84 | X | X | X | |
Oracle JDK 1.8 / 8 | X | X | X | |
Oracle JDK 116 | X | X | X | |
Oracle JDK 176 | X | X | X2 | |
Oracle JDK 216 | X2,8 | |||
AdoptOpenJDK 8 | X | |||
Adoptium OpenJDK Temurin 82,5 | X | X | ||
Adoptium OpenJDK Temurin 112 | X1,2,5 | X1,2,5 | X1,2,5 | X7 |
Adoptium OpenJDK Temurin 172 | X1,2,5,8 | X1,2,5,8 | X1,2 | |
Adoptium OpenJDK Temurin 21 | X2.8 | |||
AdoptOpenJDK 11 OpenJ93,5 | X | |||
1Windows の Visual COBOL / Enterprise Developer 製品と一緒にインストールされます。
2AIX ではサポートされません。AIX では IBM Semeru Runtime OpenJDKを使用してください。 3OpenJ9 に関する詳細情報は、 Adoptium Web サイトを参照してください。 4IBM プラットフォームでのみサポートされます。 10.0 では、JCA に対してのみサポートされます。詳細は、各プラットフォームの「追加のソフトウェア要件」の「Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート」をご参照ください。 5Eclipse IDE をインストールして実行するには、最低でも Java 11 が必要です。 6コンテナ環境ではサポートされません。 7JCA に対してのみサポートされます。 詳細は、各プラットフォームの「追加のソフトウェア要件」の「Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート」をご参照ください。 8JCA ではサポートされません。 詳細は、各プラットフォームの「追加のソフトウェア要件」の「Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート」をご参照ください。 |
||||
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
Java アプリケーション サーバー | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
Apache Tomcat 9.0 | X | |||
Apache Tomcat 10.0 | X | |||
Apache Tomcat 10.1 | X | X | ||
IBM WebSphere 8.5.5 | X | X | X | X3 |
IBM WebSphere 9.0 | X | X | X | X3 |
IBM WebSphere Liberty 19.0.0.01 | X | |||
IBM WebSphere Liberty 21.0.0.01 | X | |||
IBM WebSphere Liberty 22.0.0.01 | X | |||
IBM WebSphere Liberty 23.0.0.01 | X | |||
JBoss EAP 7.x2 | X | X | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.x | X | X | X | X3 |
Oracle WebLogic 14.1.x | X | X | X3 | |
1
Websphere Liberty は、シングル ストリームの継続的デリバリー ソフトウェア ライフサイクルとして提供されます。Micro Focus は、Liberty のすべてのアップデートをテストしませんが、WebSphere Liberty の最新リリースで Visual COBOL / Enterprise Developer 製品の最新リリースの定期的なテストをおこないます。
サポート対象のリリースの Liberty に対する製品の不具合については、Visual COBOL / Enterprise Developer 製品のライフサイクル ポリシーに従い、Micro Focus は、合理的な取り組みを行います。不具合を解決するため、新しいリリースの Liberty にアップデートするよう求められる場合があります。 2 サポート対象のマイナー リリースの JBoss EAP 7.x に対する製品の不具合については、Visual COBOL / Enterprise Developer 製品のライフサイクル ポリシーに従い、Micro Focus は、合理的な取り組みを行います。不具合を解決するため、より新しいマイナー リリースの JBoss EAP 7.x にアップデートするよう求められる場合があります。 3 JVM COBOL ではサポートされていません。JCA でのみサポートされます。 |
RDBMS のすべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアを使用できるかどうかに基づき、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
RDBMS | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
Oracle 19c (12.2.0.3) | X | X | X | X |
Oracle 21c | X | X | X | |
Microsoft SQL Server 2014 | X | X | ||
Microsoft SQL Server 2016 | X | X | X | X |
Microsoft SQL Server 2017 | X | X | X | X |
Microsoft SQL Server 2019 | X | X | X | X |
Microsoft SQL Server 2022 | X | X | ||
Microsoft Azure SQL Database | X | X | X | X |
Microsoft Azure SQL Managed Instance | X | X | X | X |
IBM DB2 LUW 10.5 | X | |||
IBM DB2 LUW 11.1 | X | X | X | X |
IBM DB2 LUW 11.5 | X | X | X | X |
EDB PostgreSQL 10.x | X | |||
EDB PostgreSQL 11.x | X | X | ||
EDB PostgreSQL 12.x | X | X | X | |
EDB PostgreSQL 13.x | X | X | X | |
EDB PostgreSQL 14.x | X | X | ||
EDB PostgreSQL 15.x | X | |||
GDG PostgreSQL 10.x | X | |||
GDG PostgreSQL 11.x | X | X | ||
GDG PostgreSQL 12.x | X | X | X | |
GDG PostgreSQL 13.x | X | X | X | |
GDG PostgreSQL 14.x | X | X | ||
GDG PostgreSQL 15.x | X | |||
Amazon Aurora for PostgreSQL 3.x (11.x) | X | |||
Amazon Aurora for PostgreSQL 4.x (12.x) | X | |||
Amazon Aurora for PostgreSQL 12.x | X | X | ||
Amazon Aurora for PostgreSQL 13.x | X | X | X | X |
Amazon Aurora for PostgreSQL 14.x | X1 | X | X | |
Amazon Aurora for PostgreSQL 15.x | X | |||
Amazon RDS for PostgreSQL 12.x | X | X | ||
Amazon RDS for PostgreSQL 13.x | X | X | X | |
Amazon RDS for PostgreSQL 14.x | X1 | X | X | |
Amazon RDS for PostgreSQL 15.x | X | |||
MySQL 5.7 | X | |||
MySQL 8.0 | X | X | X | |
1 8.0 Patch Update 3 で追加されました。 |
クライアント | リリース | Visual COBOL / Enterprise Developer コンポーネント |
---|---|---|
.NET データベース プロバイダー | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある .NET のバージョンを確認してください。 | OpenESQL |
.NET Framework プロバイダー | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある .NET Framework のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
HCOSS |
ODBC | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある ODBC のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
HCOSS Database Connectors |
JDBC | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある JDBC のバージョンを確認してください。 | OpenESQL |
ADO.NET | インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある ADO.NET のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
HCOSS |
IBM Data Server Runtime Client (ODBC、JDBC、CLI、.NET サポートを含む) | インストールした RDBMS の IBM のドキュメントを参照して、互換性のある IBM Data Server Runtime Client のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
DB2 ECM Database Connectors |
IBM Data Server Client (ODBC、JDBC、CLI、.NET サポートを含む) | インストールした RDBMS の IBM のドキュメントを参照して、互換性のある IBM Data Server Client のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
DB2 ECM Database Connectors |
Pro*COBOL や OCI サポートを使用する Oracle Client、Oracle Instant Client | インストールした RDBMS の Oracle のドキュメントを参照して、互換性のある Oracle Client または Oracle Instant Client のバージョンを確認してください。 | OpenESQL
COBSQL Database Connectors |
IBM Informix ESQL/COBOL1 | 7.3 以降 | COBSQL |
Microsoft OLE DB Provider for DB2 | インストールした RDBMS の DB2 のドキュメントを参照して、互換性のあるデータベース ドライバーのバージョンを確認してください。 | HCOSS |
Microsoft OLE DB Provider for SQL Server | インストールした RDBMS の SQL Server のドキュメントを参照して、互換性のあるデータベース ドライバーのバージョンを確認してください。 | HCOSS |
Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL1 | 11.1 以降 | COBSQL |
1テストされていません。 |
Visual COBOL / Enterprise Developer 製品リリース | ||||
---|---|---|---|---|
ミドルウェア | 7.0 | 8.0 | 9.0 | 10.0 |
IBM WebSphere MQ 9.x | X | X | X | X |
IBM TXSeries for Multiplatforms1 | X | X | X | X |
Oracle Tuxedo / Tuxedo ART2 | X | X | X | X |
1
サポートされるバージョンのリストについては、IBM の Web サイトを参照してください。
2 サポートされるバージョンのリストについては、Oracle の Web サイトを参照してください。 |
既存の 9.0 以前のバージョンでご使用いただいている SafeNet Sentinel ライセンスは、バージョン 10.0 から使用できなくなります。 バージョン 10.0 で製品をご利用いただく場合は、10.0 で使用するためのライセンスである AutoPass ライセンスを技術サポート窓口宛てにメールでご依頼ください。 また、リリース 10.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をあわせてご参照ください。
変更前(バージョン 2.2.x 以前) | ede_バージョン.exe |
---|---|
変更後(バージョン 2.3 以降) | vce_バージョン.exe |
この製品は、Development Hub と連携してリモート開発をするために使用することができます。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)
C:\Users\Public\Micro Focus\Visual COBOL\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは 4.28 (2023-06) です。
vce_100.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:
vce_100.exe skipmstools=1
start /wait vce_100.exe /q downloadmstools=<ディレクトリ>
vce_100.exe installmstools=<ディレクトリ>
start /wait vce_100.exe /quiet
start /wait vce_100.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
start /wait vce_100.exe /quiet InstallFolder2=c:\EclipseInstallDirectory
vce_100.exe /?
Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、Visual COBOL for Eclipse を起動します。
以前に同じワークスペースで Eclipse を使っていた場合、Eclipse パースペクティブの設定が製品のインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法で対象のパースペクティブをリセットする必要があります:
警告やエラーが表示された場合は無視をします。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
Visual COBOL は Eclipse 4.28 (2023-06) で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能な Eclipse 4.28 (2023-06) の他のインスタンスにも Visual COBOL プラグインをインストールできます。 その他のバージョンの Eclipse はサポートされていません。
プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\installer に installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。
使用方法は次の通りです:
installeclipseplugins -eclipse <EclipsePath> [-cobdir <CobdirPath>] [-nosplash] [-installsubclipse]
パラメータの指定は次の通りです:
正常終了すると、"Installation of Eclipse update sites complete" というメッセージが出力されます。このメッセージが出力されず、エラー原因が不明である場合は、 Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリの下の configuration ディレクトリにある最新のログファイル(.log ファイル)をみると、エラーの詳細情報を確認できる場合があります。
ユーティリティを実行すると、Visual COBOL プラグインが指定した Eclipse インスタンスにインストールされます。
たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.28 (2023-06) のインスタンスに Visual COBOL をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:
installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -nosplash
このリリース以降、VSAM 外部セキュリティ マネージャ (VSAM ESM) モジュールによって提供される Enterprise Server セキュリティ機能が 特別な設定なしで、デフォルトで有効になります。これにより、以下の操作において有効な認証情報を指定する必要があります:
mfsecretsadmin read microfocus/temp/admin
この Vault の場所に保存されているパスワード値は、デフォルトのセキュリティ マネージャ (VSAM ESM) による認証情報の入力の検証のために使用されるものではありません。 これは、ユーザーが、ランダムに生成されたパスワードを最初に確認できるようにするためのものです。 さらに、サーバー エクスプローラーは、この Vault の場所を使用して、リージョンの起動時にMicro Focus Serverの接続と認証情報ダイアログを事前に設定します。 一度入力した認証情報は、必要に応じて IDE 固有の保存場所に保存できます。 認証情報を安全に確認した場合、もしくは変更をおこなった場合は、この値を Vault から削除することが推奨されます (mfsecretsadmin delete microfocus/temp/admin を使用します) 。
このパスワードは、セキュリティ ポリシーに準拠したパスワードに速やかに変更することが推奨されます。 これを行うには、ESCWA ログオン ページで [パスワード変更] をクリックします。 または、vsam_esm モジュール ファイルを指定して esfadmin の SETPASSWORD コマンドも使用可能です。 ESCWA にアクセスするには、認証情報を指定する必要があります。インストール後、ESCWA ログオン ページに、デフォルトの admin (SYSAD) 生成パスワードの取得方法に関する情報が表示されます。 このメッセージは、ESCWA の[セキュリティの設定] ("ログオン時にデフォルトのセキュリティ警告を表示") で無効にできます。ローカル インストールの場合、デフォルトの Directory Server は自動的に ESCWA 認証情報で認証されます。 それ以外の場合は、独自の認証情報を指定する必要があります。ESCWA と同じ認証情報を使用できます。
ESCWA での非アクティブ セッションに対するデフォルト 5分 (300秒) のタイムアウト設定に注意してください。 必要に応じて、ESCWA のセキュリティの設定 ("セッションの非アクティブのタイムアウト") から変更できます。
IDE のサーバー エクスプローラー およびデータ ツールでは、デフォルトのローカルの ESCWA および MFDS に接続するために、Micro Focus Server ノードの認証情報が必要です。 また、リージョンを開始するには認証情報を指定する必要があります。 デフォルトでは、認証情報は、Vault の microfocus/temp/admin の場所に保存されている値を使用して、ダイアログに事前に入力されます。 これらの認証情報は、手動で再度入力する必要がないように、オプションで IDE によって保存できます。製品ヘルプの「管理および構成のコマンド」を参照し、各コマンドにおける、認証情報の指定方法を確認してください。
製品には、さまざまなサンプルとチュートリアルが用意されています。 これらの多くは、セキュリティが有効になっていないことを前提としているため、これらを変更せずに使用するには、まずデフォルトのセキュリティを無効にする必要があります。 製品ヘルプの「Enterprise Server のデフォルトのセキュリティ構成を無効にする」(To Disable the Default Enterprise Server Security Configuration) を参照してください。 セキュリティが無効になっていない場合は、次の場合に認証が必要になることを考慮する必要があります:MFCC は、COBOL Web サービス プロキシー プログラム、Interface Mapping Toolkit サービス ディプロイメント メカニズム、(適切に構成されている場合の) Fileshare クライアント、 (操作モードに応じた) cassub などの各種ユーティリティ、ならびに MFCS および ESCWA などの製品コンポーネントによって使用されます。 製品ヘルプの「Micro Focus Common Client」を参照してください。
COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。
以下の場合は、Microsoft Windows SDK に依存します:
以下の場合は、Microsoft Build Tools に依存します:
標準インストールでは、利用可能な最新バージョンの Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio がダウンロードされ、既定の場所にインストールされます。
インターネットにアクセスできない環境で COBOL 製品のインストールをする場合は、 オフライン インストールを実行する前に、これらのパッケージをダウンロードし、 ネットワーク上のアクセス可能な場所に配置する必要があります。インストーラには、これらを実現するためのオプションが含まれています。downloadmstools を使用すると、必要なパッケージを指定するローカル ネットワークの場所にダウンロードできます。installmstools を使用すると、 ローカル ネットワークの場所からパッケージをオフラインでインストールできます。
上記のいずれの機能も使用しない場合は、インストール オプション skipmstools=1 を使用して、 これらの Microsoft パッケージのダウンロードとインストールをスキップできます。
これらのインストール オプションの詳細は、インストール手順に記載されています。
製品のインストール後に、COBOL 環境で使用するために、ダウンロードおよびインストールされたパッケージのバージョンを構成することができます。 パッケージのバージョンは、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティを使用して表示できます。詳細は Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理 に記載されています。 このユーティリティを使用すると、特定のパッケージを利用する必要がある場合に、ダウンロードしたパッケージやデフォルト以外の場所に保存されているパッケージの代わりに、 代替バージョンを指定することもできます。
COBOL 開発機能の多くは、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージに 依存しています。デフォルトでは、インストーラが、これらのパッケージをダウンロードし、既定の場所に インストールします。その後、インストーラは、ダウンロードしたバージョンに応じて COBOL 環境を 設定します。
インストール後は、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティ (cblms) を使用して、 使用中のバージョンを確認したり、標準以外のバージョンを使用する必要がある場合に COBOL 環境を構成することが 可能です。
たとえば、ある種類のプロジェクト (例: .NET Core) では、既定でインストールされるバージョン(Visual Studio 2017 バージョン)とは 異なるバージョンの Microsoft Build Tools (Visual Studio 2019 バージョン)が必要です。.NET Core の正しいバージョンが 既にインストールされている場合は、正しいパッケージを使用するように環境を更新するために、 製品のインストール後に cblms を実行します。
インストーラには、既定のパッケージのインストールをスキップするオプションとして、 skipmstools=1 があります。ただし、このオプションによりパッケージは両方ともスキップされるので、このオプションを使用する場合は、 必要なパッケージが既に存在しているかを確認してください。必要なパッケージの詳細については、 Microsoft パッケージへの依存 を参照してください。
cblms コマンドライン ユーティリティを使用して、COBOL 環境で有効なパッケージ バージョンの表示および設定をおこないます。
cblms <オプション>
<オプション> は以下のいずれかです:
<ms-pkg> | <ms-pkg> は、Microsoft SDK の場合は S または SDK、Microsoft Build Tools の場合は B または BT の いずれかです。 |
<path> | <path> は、パッケージ タイプの既定の場所にインストールされていない パッケージのパスです。 |
<version> | <version> は、最新バージョンが必要でない場合に更新の対象となるパッケージ バージョンです。
バージョンを指定する場合は、次の形式で指定する必要があります:
|
cblms -USDK:C:\WinSDK\10\10.0.17134.0
既存の 9.0 以前のバージョンでご使用いただいている SafeNet Sentinel ライセンスは、バージョン 10.0 から使用できなくなります。 バージョン 10.0 で製品をご利用いただく場合は、10.0 で使用するためのライセンスである AutoPass ライセンスを技術サポート窓口宛てにメールでご依頼ください。 また、リリース 10.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をあわせてご参照ください。
以前のバージョンと共存させる場合は、最新バージョンをインストールする時に、 パラメータ -installlocation(下記手順 2.) で、既存バージョンと異なる新しいインストール先のディレクトリを指定する必要があります。
また、いずれのバージョンで使用する場合でも、該当バージョンのコンポーネントのインストール先のディレクトリ下の bin/cobsetenv (下記手順 3.) を使って、環境を設定してから使用する必要があります。 -installlocation の指定がない場合はデフォルトのインストール先にインストールされます。
ただし、以前のバージョンが SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合は、リリース 10.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をご参照のうえ、必要な処置を行ってください。
Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。
デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。
AFS/Kerberos 認証を使用して Linux システムにログオンしている場合、 Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー ID として 利用可能なローカル ユーザー ID を確認しておく必要があります。
このユーザー ID は、インストーラを実行する前に 作成されているものである必要があります。
インストールする際には、コマンドライン パラメータ -ESadminID="ユーザー ID "で指定します。
Red Hat 8.x s390 では、cpio のエラーにより RPM の root 以外のインストールはサポートされません。root 以外の場合、次のメッセージが表示され、インストール処理は正常に行われません。
error: unpacking of archive failed on file /usr/lib/.build-id/1b/af99f26c6b4c00ca499a3199a574b73aeb3854;6092b79c: cpio: symlink failed - No such file or directory error: Micro_Focus_cobol_server-7.0.0.0-100700.s390x: install failed
変更前(バージョン 2.2.x 以前) | setup_entdev_バージョン_プラットフォーム |
---|---|
変更後(バージョン 2.3 以降) | setup_visualcobol_devhub_バージョン_プラットフォーム |
デフォルトでは、製品インストーラは、/tmp をインストール時の一時ファイルおよびログ ファイルに使用します。 システム上で /tmp が使用できない場合は、以下の通り、環境変数 TMPDIR を別の場所に設定してから、通常の方法でインストールを実行します。:
TMPDIR=/home/user/tmp Export TMPDIR
sudo TMPDIR=$TMPDIR setup...
sudo TMPDIR=/home/user/tmp setup...
これらのプラットフォーム製品の場合は、Micro Focus インストーラ(.zip ファイル)か、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。
RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。
chmod +x RPM_installer_name.bin
./RPM_installer_name.bin
rpm コマンド例については、以下をご参照ください。
Visual_COBOL_10.0_プラットフォーム名.zip
インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。
unzip ./Visual_COBOL_10.0_プラットフォーム名.zip
Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)
Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。
動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。
/etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost IP machinelonghostname machineshorthostnameここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
chmod +x setup_visualcobol_devhub_10.0_プラットフォーム名
./setup_visualcobol_devhub_10.0_プラットフォーム名
スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。
COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。このデフォルトを変更するには、
-installlocation="Location" パラメータを使用して
以下の例のように別のディレクトリを指定します。
./setup_visualcobol_devhub_10.0_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
-installlocation="/home/myid/installdir"
-installlocation="$HOME/installdir"
-help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。
次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:
[ -ESsysLog="Y/N" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ]
それぞれ、次の内容を指定します:
Enterprise Server システムログを、有効("Y")または無効("N")にします。
ロギングはデフォルトで有効です。ログファイルは /var/mfcobol/logs に保存されます。
Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
例: -ESadminID="esadm"
デフォルトはインストール実行するユーザIDです。
Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。
./setup_visualcobol_devhub_10.0_プラットフォーム名 -skipautopass
touch /opt/microfocuslicensing/SKIP_AUTOPASS_INSTALLこのファイルが存在すると、AutoPass インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 後からライセンスを更新する必要がある場合は、次の通り、force コマンドライン オプションを使用して $COBDIR/licensing フォルダ内から MFLicenseServerInstall.sh を実行できます:
cd $COBDIR/licensing ./MFLicenseServerInstall.sh force
シェル初期化ファイル (/etc/profile、/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。
ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。
. /opt/microfocus/VisualCOBOL/bin/cobsetenv
cob -Version
ファイルには、次のエントリが含まれています:
[インストール場所]#[インストールの日付]#[製品名]
例:
/home/user1/VisCobol30#2017-01-20#Micro Focus Visual COBOL Development Hub 3.0 /home/user1/CobolServer30#2017-01-20#Micro Focus COBOL Server 3.0
Visual COBOL Development Hub に関する情報は、製品ヘルプのリモートデバッグに関する項目を参照してください。
この製品のリリース 10.0 では、SafeNet Sentinel のライセンス技術は非推奨になりました。 SafeNet Sentinel ライセンスを使用する他の製品またはバージョンがインストールされているマシンに、10.0 をインストールすると、互換性の問題が発生する可能性があります。 10.0 のインストール プロセスは、このような問題を解消するように設計されていますが、ライセンスが正常に機能するために、以下のシナリオにあわせて、必要なアクションがあるかどうかを確認する必要があります:
Enterprise Analyzer や Relativity などの他の Micro Focus 製品で SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合は、技術サポート窓口に連絡して、これらの製品の AutoPass ライセンスを取得する必要があります。 インストールされているライセンスのリストを取得する方法については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 7」を参照してください。
sudo $COBDIR/bin/Uninstall_[Product Name]_10.0.sh. sudo /opt/microfocus/licensing/bin/UnInstallMFLicenseServer.sh
cd /var/microfocuslicensing/bin sudo ./stopmfcesd.sh sudo systemctl stop MFSafeNet sudo systemctl disable MFSafeNet
cd /var/microfocuslicensing/bin sudo ./stopmfcesd.sh cd /opt/microfocus/licensing/bin sudo ./startmfcesd.sh
mFls:2345:wait:sh /var/microfocuslicensing/bin/startlserv.sh 2>&1
cd [10.0-COBDIR-location]/licensing sudo MFLicenseServerInstall.sh force
同じマシン上で、この製品の以前のサポート対象リリースとリリース 10.0 を並行して使用する場合は、次のように実行する必要があります。 ライセンス構成ファイルは リリース 10.0 で変更されますが、旧リリースのインストールにより上書きされないようにする必要があります。 もし、上書きされると、ライセンスおよびその自動起動設定において問題が発生する可能性があります。
これは、次のいずれかの方法で対応が可能です:
touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL touch /opt/microfocus/licensing/SKIP_AUTOPASS_INSTALL
-skipsafenet -skipautopass
これにより、旧リリースのライセンス インストール処理がスキップされ、リリース 10.0 のライセンス構成が保持されます。
このリリースを 6.0 以降の以前のリリースと同じインストール場所にインストールすると、現在の場所にある製品は次に示す例のようなバックアップ ディレクトリ名に移動されます。
たとえば、6.0 以降の以前のリリース製品がデフォルトのインストール場所である /opt/microfocus/VisualCOBOL にインストールされている場合、 インストール処理中に /opt/microfocus/VisualCOBOL.BKP.YYYY-MM-DD.HH:MM:SS に移動します。 新しいリリースは /opt/microfocus/VisualCOBOL にインストールされます。 バックアップの場所には、そのディレクトリに展開したファイルとともに元のインストールが保存されます。また、インストール後に変更した構成ファイルも含まれます。
このリリースのインスト―ル時に、インストーラは複数の特定の構成ファイルを別の構成場所に移動させて、それらを新しいリリースのインストール場所にシンボリック リンクします。 構成場所は次のいずれかです:
セットアップ ファイルは、$COBDIR パスの 5 桁のチェックサムを使用して、構成場所にディレクトリを作成します。 これにより、各構成場所は各製品のインストール固有のものになります。 構成ファイルとディレクトリは、この COBDIR のチェックサムの付いたディレクトリに置かれます。 次の例では、インストール場所からチェックサム 39082 が生成されます。
/opt/microfocus/config/39082/COBDIRlocation.txt ファイルは、 構成場所が関連付けられている COBDIR の詳細を示します。
元のインストールでその他のファイルを変更している場合は、アップグレード インストールの完了後に、バックアップ ディレクトリ /opt/microfocus/VisualCOBOL.BKP.YYYY-MM-DD.HH:MM:SS からインストール場所にそれらのファイルを手動でコピーする必要があります。
構成場所には $COBDIR/etc/config からアクセスできます。
現在、セットアップ ファイルは、次のファイルとディレクトリ (該当する場合) だけを移動します:
送り元 | 送り先 |
---|---|
$COBDIR/etc/mfds | /opt/microfocus/config/39082/mfds/mfds |
$COBDIR/etc/ccsid | /opt/microfocus/config/39082/config/ccsid |
$COBDIR/etc/secrets | /opt/microfocus/config/39082/secrets |
$COBDIR/bin/mf370ctl.cfg | /opt/microfocus/config/39082/config/mf370ctl.cfg |
$COBDIR/bin/CCI.INI | /opt/microfocus/config/39082/config/CCI.INI |
$COBDIR/deploy/.mfdeploy | /opt/microfocus/config/39082/deploy/.mfdeploy |
$COBDIR/etc/cas/CTFesjcl.cfg | /opt/microfocus/config/39082/cas/CTFesjcl.cfg |
$COBDIR/etc/cas/dfhdrdat | /opt/microfocus/config/39082/cas/dfhdrdat |
$COBDIR/etc/commonwebadmin.json | /opt/microfocus/config/39082/escwa/commonwebadmin.json |
$COBDIR/etc/mfdsacfg.xml | /opt/microfocus/config/39082/mfds/mfdsacfg.xml |
$COBDIR/etc/mfdsacfg.dat | /opt/microfocus/config/39082/mfds/mfdsacfg.dat |
$COBDIR/etc/mf-client.dat | /opt/microfocus/config/39082/mfds/mf-client.dat |
$COBDIR/etc/mf-server.dat | /opt/microfocus/config/39082/mfds/mf-server.dat |
$COBDIR/etc/cobol.dir | /opt/microfocus/config/39082/config/cobol.dir |
$COBDIR/etc/cobopt | /opt/microfocus/config/39082/config/cobopt |
$COBDIR/etc/cobopt64 | /opt/microfocus/config/39082/config/cobopt64 |
$COBDIR/etc/cobjvm.cfg | /opt/microfocus/config/39082/config/cobjvm.cfg |
$COBDIR/etc/cobutf8.cfg | /opt/microfocus/config/39082/config/cobutf8.cfg |
$COBDIR/etc/default.tcf | /opt/microfocus/config/39082/config/default.tcf |
$COBDIR/etc/mfescache.cfg | /opt/microfocus/config/39082/config/mfescache.cfg |
$COBDIR/etc/dsdef.cfg | /opt/microfocus/config/39082/config/dsdef.cfg |
データベース | ODBC ドライバー |
---|---|
Microsoft SQL Server 2008 (Express Edition 含む) R2 以降 | ODBC 13.1 for SQL Server |
PostgreSQL 10.x (Amazon Aurora Postgres 含む) 以降 | psqlodbc 11 |
DB2 10.5 以降 | n/a |
Oracle 19c | n/a |
UNIX
データベース | ODBC ドライバー |
---|---|
Microsoft SQL Server 2017 (Express Edition 含む) 以降 | ODBC 13.1 for SQL Server
注: SQL Server 2017 では、バージョン 13 および 17 (x64 のみ) がインストールされます。 |
PostgreSQL 10.x 以降 | psqlodbc 11 |
DB2 10.5 以降 | n/a |
Oracle 19c | n/a |
さらに、次のコンポーネントの最小要件があります:
コンポーネント | バージョン |
ODBC Driver Manager (MSSQL および PostgreSQL インストールのみ) | unixODBC 2.3.2 |
現時点における制限事項
スケールアウト リポジトリ の NoSQL サポート
Enterprise Server で PAC 整合性を維持するには、スケールアウト リポジトリ (SOR) として NoSQL データベースを使用する必要があります。Enterprise Server は、次の NoSQL データベースをサポートしています。
オープンソースのインメモリ データ構造ストアです。
その設計の一部としてパフォーマンス、スケーラビリティ、および可用性を備えた Redis の分散型実装です。 Redis Cluster の構成については、「Redis Cluster の構成」を参照してください。
Redis の高可用性を提供します。
インメモリ データ グリッド ソリューションです。
製品には、統合開発環境 Eclipse を使用してアプリケーションを作成するための Visual COBOL for Eclipse のライセンスと Linux/UNIX 上で動作する Development Hub のライセンスの合計2個の開発用ライセンスが提供されています。
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、ライセンス管理ツールを使って、ライセンスのインストールが必要です。
ライセンスは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
cd /d C:\Program Files (x86)\Micro Focus\Licensing
cd /opt/microfocus/licensing/bin cesadmintool.sh
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
ライセンスは、以下の形式で提供されます。 バージョン 10.0 では、以下の .xml 形式のみがサポートされます。
.xml 拡張子のライセンス ファイルによるライセンスの設定は「認証済み(Pre-Authorized)ライセンス」(PA ライセンス)と同様です。
ライセンスをインストールする手順は以下をご参照ください。
Enterprise Server の mfds サービスが実行されていると、AutoPass のエラー ログが1分ごとに出力され続けます。そのため、放置するとスペースを圧迫する可能性があります。
これは、Visual COBOL および COBOL Server 製品において、ライセンス機能のチェックの誤りがあるためです。
AutoPass のエラーログの例は次の通りです。
C:\Program Files (x86)\Micro Focus\Licensing\AutoPass\java-runtime\bin\logs
/opt/microfocus/licensing/autopass/logs
daemonLog.log daemonLog_YYYY-MM-DD_1.log
Windows のサービス Micro Focus Directory Server を停止して無効にしてください。
Linux/Unix 上では該当のサービスはデフォルトで起動されないので、対応は不要です。
C:\Program Files (x86)\Micro Focus\Licensing\AutoPass\log4j2.xml
/opt/microfocus/licensing/autopass/log4j2.xml
修正前
<Logger name="com.autopass.daemon" level="ERROR" additivity="false"> <AppenderRef ref="RollingFile" level="ERROR" /> </Logger>
修正後
<Logger name="com.autopass.daemon" level="FATAL" additivity="false"> <AppenderRef ref="RollingFile" level="FATAL" /> </Logger>
Micro Focus AutoPass Daemon
sh /opt/microfocus/licensing/autopass/autoPassdaemon.sh restart
製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制約事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)
以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。
o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。
PROCEDURE DIVISION. DISPLAY SPACE UPON CRT.
o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
DISPLAY 文を含む COBOL アプリケーションの実行で、 コマンド プロンプト内で DISPLAY する内容を表示する場合、 実行と同時にコマンド プロンプト自体が異常終了します。 これは、Windows Server 2022 および Windows 11 の OS のバグです。 改修が確認されているものは、 Windows 11 22H2 の 2022/12/13 - KB5021255 (OS ビルド 22621.963) および Windows 11 21H2 の 2023/03/28 - KB5023774 (OS ビルド 22000.1761) プレビュー です。
この不具合の発生条件は以下の通りです。これらの条件すべてに該当する場合のみ、不具合が発生します。 これらの条件のうち、いずれかに該当しない場合は、この不具合は発生しません。
4.0 および 5.0 では、以前のバージョンの製品で作成された .NET の実行可能ファイルと.dllファイルまたはJVM の .class ファイルを実行すると、問題が発生する可能性があります。この問題は、次の場合にのみ発生します:
このような誤ったテスト結果を回避するため、6.0 以降では、.NET COBOLとJVM COBOL ランタイムは、バージョン 5.0 以前の製品でコンパイルされた NATIONAL 項目に対して IS NUMERIC を使用するプログラムを拒否します。この時、"missing method" 例外が発生します。
この問題を解決するには、6.0 以降の新しいバージョンでこのような構文を使用するプログラムを再コンパイルする必要があります。 NATIONAL データを使用しないプログラム、または 6.0 以降で再コンパイルされたプログラムは影響を受けません。
Red Hat Enterprise Linux 8.x 上での製品のインストール時に、以下のような which コマンドが見つからないという不具合でインストーラが実行できない場合があります。
ERROR - The following required 32bit/64bit software was not detected on machine: which (CMD: which which) Install i686/x86_64 version of above packages and re-run installer.
この不具合を回避するには、インストーラを実行する前に、以下のコマンドを実行してください。
# unset -f which
これにより、一時的に再定義された which コマンドを無効にして、インストールを実行することができます。
このセクションは障害改修のリストです。
Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。
コンパイラ指令 ILREF は .NET マネージ COBOL コードだけでなく JVM マネージ COBOL にも適用可能です。これにより現行のコンパイル処理単位に存在しない拡張メソッドおよび拡張演算子の定義が可能になります。
パラメータには、必要な拡張メソッドおよび拡張演算子を含む .class または .jar ファイル名を指定します。これにより、次の通り処理されます。
以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。
これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。
Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。
このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
次の機能はサポートされない機能か、非推奨の機能です:
この変更は、この製品のバージョン 3.0 以降に適用されます。