COBOL Server for Windows の Readme

この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


注: Rocket Software は、ウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。

システム要件

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ハードウェア要件

オペレーティング・システム:
  • Windows 11
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2025
注:
  • 64ビット Windows が必須です。32ビット Windows はサポート対象外です。64ビットのオペレーティング システムにインストールして、32ビットと64ビットの両方のアプリケーションを実行できます。
  • Server Core の Windows Server はサポートされません。
  • サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > Visual COBOLの稼働環境は? ] でご確認ください。
ディスク領域:
ライセンス管理ツール - 60 MB
COBOL Server - 800 MB

(注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

ソフトウェア要件

注: この製品には OpenSSL 3.5 が含まれています。デフォルトではインストールされません。

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。


  • アプリケーションが対象とするバージョンの Microsoft .NET Framework。(セットアップは .NET Framework 4.7.1 をインストールします。)
    • Microsoft .NET Framework 2 - アプリケーションが ILCLR(2) コンパイラ指令を使用している場合または .NET Framework バージョン 2.0、3.0、または 3.5 を対象とする場合。このとき、対象とする .NET Framework によっては、それらの個々のインストーラのインストールも必要になることがあります。

      Microsoft .NET Framework をダウンロードするには、ここをクリックしてください。

    • Rocket License Manager を実行するため、Microsoft .NET Framework 2 以降が必要です。
  • アプリケーションが ASP.NET を対象としている場合、Microsoft Web Platform Installer (WebPI) は、2022年12月31日に廃止されているため、Web Deploy や URL Rewrite を個別にダウンロードして手動でインストールする必要があります。具体的な手順については Microsoft のサイトをご確認ください。
  • Enterprise Server Administration を使用可能にするため、JavaScript やスクリプトのサポートをブラウザで有効にする必要があります。また、アクティブコンテンツを許可してブロックされないようにする必要があります。
追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL のアプリケーション サーバーのサポート

    このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:

    サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン テスト済みアプリケーション サーバー バージョン JDK(ベンダー)
    Apache Tomcat 111 11.0.2 Adoptium 17
    Adoptium 21
    IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:24 以降) 24.0.0.2 IBM Semeru 17
    JBoss EAP 8.0 8.0 Adoptium 17
    Adoptium 21
    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    コンテナのテストは Servlets 2.5 を使って行われましたが、それ以降のバージョンもサポートされます。

    リソース アダプタ、Java ECI インタフェース、または imtkmake ユーティリティーで生成されたサーブレットを使用して開発する場合の要件の詳細については、「アプリケーション サーバー J2EE 実装クラス」を参照してください。

  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:

    テスト

    Windows プラットフォームでは、ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。ただし、実際にはテストされていませんが、32 ビット プラットフォームもサポートされています。

    サードパーティ製 Java Application Server

    サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:

    • Rocket Software は JAS ベンダーが提供するサービス終了 (EOS) 日までサポートを提供します。
    • Rocket Software 製品のアップグレードを計画する際には、サードパーティ JAS についても考慮することが推奨されます。
    報告された問題の解決

    サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Rocket Software 製品で報告された問題を解決することに関して、Rocket Software は次の通り対応します。

    • テスト済みまたは未テストのプラットフォームで、サポートされているJASの問題の解決を試みます。
    • 計画されているがまだサポートされていない JAS に関する問題を調査し、 サポートされている最新の JAS バージョンでも発生するアーキテクチャ以外の問題を解決を試みます
    利用可能なJava アプリケーション サーバー

    オペレーティングシステム/プラットフォーム JBoss EAP 7.x JBoss EAP 8.0.x(x: 2 以降) IBM WebSphere 8.5.5, 9.0 IBM WebSphere Liberty y.0.0.x (y: 24 以降) Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 Apache Tomcat 11
    x86-64 running Windows X X X X X X

    現在のサポート

    このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:

    サポートされるアプリケーション サーバー
    ベース バージョン
    テスト済みアプリケーション サーバー
    バージョン
    JDK(ベンダー) Java EE COBOL RA
    Apache Tomcat 11 1 11.05 Adoptium 11

    Adoptium 17

    IBM WebSphere 8.5.5 8.5.5.27 IBM 8 6 X
    IBM WebSphere 9.0 9.0.5.22 IBM 8 72 X
    IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:24 以降) 24.0.0.12 IBM 8
    IBM 11
    IBM 17
    IBM 21
    72 X
    JBoss EAP 7.x 7.4.21 Oracle 1.8
    Adoptium 1.8
    Oracle 11
    Adoptium 11
    Oracle 173
    Adoptium 173
    72 X
    JBoss EAP 8.0.x(x:2 以降) 8.0.5 Oracle 11
    Adoptium 11
    Oracle 17
    Adoptium 17
    Oracle 214
    Adoptium 214
    72 X
    Oracle WebLogic 12.2.1 12.2.1.4 Oracle 8
    Adoptium 8
    72 X
    Oracle WebLogic 14.1.1 14.1.1.0 Oracle 8
    Oracle 11
    72 X
    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Rocket Software の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。

    3 JDK 17 のサポートは、Oracle の場合は JBoss 7.4.8 以降、Adoptium の場合は JBoss 7.4.13 以降でのみ利用可能です。 詳細については、Red Hat の Web サイトの サポートされる構成(英文 Supported Configurations)日本語)を参照してください。

    4 JDK 21 のサポートは、JBoss 8.0.4 以降でのみ使用できます。詳細については、Red Hat の Web サイトの サポートされる構成(英文 Supported Configurations)日本語)を参照してください。

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

  • データベースアクセス

    OpenESQL や COBSQL などで開発されたSQLアプリケーションを配布する場合は、任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されていることを確認してください。詳細は、お使いの開発製品の Readme のシステム要件にある「追加のソフトウェア要件 > データベースアクセス」を参照してください。

インストールに関する必要条件および制限事項

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インストールする前に以下の点を考慮する必要があります。


  • COBOL Server を、Visual COBOL (または Enterprise Test Server/Enterprise Server)と同じマシンに共存させることはできません。
  • この製品の古いリリースのアップデートとしてインストールする場合は、アップデート インストールにある注意事項を必ずお読みください。
  • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
  • インストール前に、既存の製品の Micro Focus Directory Server (MFDS) または、CCITCP2 の Windows のサービスプロセスが停止されてアンインストールされている必要があります。 これは以下の手順でおこないます:
    1. Windows サービスのコンソールのGUI画面で停止するか、または、コマンドプロンプトで以下のコマンドラインを実行して、サービスを停止します。
       net stop mf_ccitcp2 

      1個のWindowsマシン上では、1個の MFDS または CCITCP2 サービスインスタンスしか実行できません。

    2. MFDS または CCITCP2 サービスをアンインストールします。コマンドプロンプトで以下のコマンドラインを実行します。
      • MFDS の場合
        mfds -u
      • CCITCP2 の場合
        ccitcp2 -u

    MFDS サービスの以前のバージョンを実行する方法は次の通りです:

    1. MFDS サービスの停止とアンインストールを上記の手順の通り行います。
    2. 次のように、以前のバージョンを再インストールします。
      1. コマンドプロンプトを開き、以前のバージョンの製品の環境変数を設定します。
      2. 次のコマンドを入力してサービスをインストールします: mfds -i
      3. 次のコマンドを入力してサービスを開始します: net start mf_ccitcp2
        注: 2個のバージョンは異なる環境のパスとレジストリ値を使用します。 そのため、デフォルトでは、異なる MFDS データリポジトリが使用されるので、 構成された Enterprise Server は起動されているバージョンにより異なる可能性があります。

      MFDS 5.1 以降は、以前のバージョンの MFDS で生成された Enterprise Server の構成データのインポートまたは使用が可能です。 MFDS 5.0 以前は、それ以降のバージョンで生成されたデータを読み込むことができない可能性があります。

      MFDS はサービスとしてではなく、コマンドプロンプトから mfds コマンドで実行可能ですが、"mfcobol" ポートはデフォル 86 が使用され、これは1度に1個のプロセスでしか使用できません。

ダウンロードとインストールの手順

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注:このリリースはフルインストール製品です。
  • 9.0 以前のバージョンで SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合

    既存の 9.0 以前のバージョンでご使用いただいている SafeNet Sentinel ライセンスは、バージョン 10.0 以降から使用できなくなります。 バージョン 10.0 以降で製品をご利用いただく場合は、10.0 以降で使用するためのライセンスである RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスを技術サポート窓口宛てにメールでご依頼ください。 また、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存をあわせてご参照ください。

  • 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、 バージョン 2.2.x 以前の場合は、 c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS に また、バージョン 2.3 以降の場合は、 c:\programdata\micro focus\Visual COBOL\MFDS に バックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
  • バージョン 2.3 からインストールファイル名の先頭の英文字が変更しました。これに伴い Windows のスタートメニューやアンインストール上の表示が変更されています。詳細はこの Readme に記載されている通りです。

    また、ビルドで使用された IDE の種類にあわせて選択する必要はなく、すべての IDE で共通の1種類のインストールファイルになります。

    変更前(バージョン 2.2.x 以前) esIDE バージョン_バージョン.exe
    変更後(バージョン 2.3 以降) cs_バージョン.exe

  1. 実行環境製品 COBOL Server 11.0J ダウンロード」から、 COBOL Server 11.0J for Windows のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  2. インストールファイル cs_110.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
  3. 更新用のインストールファイルが含まれている場合は、インストールファイルを実行し、 ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

    更新用のインストールファイルは、以下の形式です。

    cs_110_puXX_XXXXXX.exe

    インストールファイル名の XX_XXXXXX の部分は更新用のインストールファイルのバージョン番号です。

    実行する際には、XX_XXXXXX を実際のインストール ファイルのバージョン番号に置き換えて実行します。

アップデート インストール

今回のリリースは以前のリリースと共存できません。

この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、すべての実行環境製品のコンポーネントを [スタート > コントロールパネル ] にある機能でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。

リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存

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この製品のリリース 10.0 から、SafeNet Sentinel のライセンス技術は非推奨になりました。 SafeNet Sentinel ライセンスを使用する他の製品またはバージョンがインストールされているマシンに、10.0 以降をインストールすると、互換性の問題が発生する可能性があります。 新しいリリースのインストール プロセスは、このような問題を解消するように設計されていますが、ライセンスが正常に機能するために、以下のシナリオにあわせて、必要なアクションがあるかどうかを確認する必要があります:

シナリオ

インストールされている製品が SafeNet Sentinel ライセンスを使用している
警告: 10.0 以降をインストールすると、マシン上の SafeNet Sentinel ライセンスは使用できなくなります。

Enterprise Analyzer や Relativity などの他の Rocket Software 製品で SafeNet Sentinel ライセンスを使用している場合は、技術サポート窓口に連絡して、これらの製品の RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスを取得する必要があります。 インストールされているライセンスのリストを取得する方法については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 2」を参照してください。

旧製品が RocketPass ライセンスを使用している
新しい RocketPass ライセンスは、11.0 のライセンス システムが実行されている場合、10.0 製品と互換性があります。
10.0 からダウングレードする
製品の以前のバージョンに戻す(たとえば、11.0 がインストールされているが不要になった場合) には、11.0 製品とライセンスをアンインストールする必要があります。 詳細については、下記「トラブルシューティング」の「アクション 1」を参照してください。

トラブルシューティング

アクション 1
ライセンスを 11.0 のインストールから旧製品構成にリセットするには、次の手順を実行する必要があります:

Windowsの [コントロールパネル] の [プログラムのアンインストール] から、製品と License Manager をアンインストールします。

アクション 2
インストールされているライセンスのリストを取得するには、次の手順を実行します:
  1. COBOL 製品メニューのコマンド プロンプトから、mfsupportinfo を実行します。
  2. Rocket Software Licensing セクションを表示します。

インストール オプション

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インストール時に実行する cs_110.exe には複数の製品の .msi ファイル(Windows インストーラパッケージ)が含まれています。cs_110.exe を実行すると、システムチェックが行われ、順次 MSI のインストールが実行されます。

cs_110.exe に複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます。

  • 標準インストール
    形式:
    cs_110.exe
    概要:
    License Manager および COBOL Server を含むフルインストール。 インストール時に、コンポーネントのインストール先を含むオプションの指定が可能。
  • 非対話型インストール
    形式:
    cs_110.exe /passive
    概要:
    フルインストール。ただしコンポーネントは省略値のオプションおよび省略値のインストール先でインストールされ、非対話式で実行される。
  • サイレント インストール
    形式:
    start /wait cs_110.exe /q
    概要:
    フルインストール。ただしコンポーネントは省略値のオプションおよび省略値のインストール先でインストールされ、ユーザインターフェースが完全にない非対話式で実行される。Windows コマンド start /wait を先頭に指定しない場合は、コマンドの実行直後に、セットアップ完了していなくてもプロンプトに制御が戻る。
  • オプション指定のサイレント インストール
    形式:
    cs_110.exe /q InstallFolder=d:\cobolrts
    概要:
    フルインストール。ただし InstallFolder の指定を元にインストールされる。上記の例では、COBOL Server が d:\coborts にインストールされる。
  • 次のコマンドで使用可能なオプションが表示されます。
    cs_110.exe /?
    注: インストール時に作成されたログファイルが TEMP 環境変数の指定されたフォルダに保存されます。 ログファイルの場所や名前を変更するにはセットアップのコマンドラインで /log パラメータでパスおよびファイル名を指定します。 例えば、cs_110.exe /log d:\temp\log.txt のように指定して実行すると、d:\temp ディレクトリに log.txt という名前のログファイルが作成されます。

インストール後

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  • 日本語のマニュアルは、サイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
  • 英語版のマニュアルを参照する場合は、オンラインマニュアルをご利用ください。
注:
  • 以前の Rocket Software 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Visual COBOL を使用してソースからコンパイルする必要があります。

修復

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製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。

重要: インストールの修復を実行する前に、変更した製品の構成ファイルをバックアップすることが推奨されます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な製品を右クリックして[修復]をクリックします。

ライセンス

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製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、ライセンス管理ツールを使って、ライセンスのインストールが必要です。

ライセンスは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

ライセンス管理ツールを Windows メニューから起動する場合:
  1. Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、Rocket License Managerライセンス管理システムを起動します。
  2. [Rocket ライセンス管理]の ダイアログ・ボックスが表示されます。
ライセンス管理ツールをコマンドラインで起動する場合:
  1. コマンドプロンプトを起動して、以下の通り、cd コマンドでディレクトリに移動します。(デフォルト ディレクトリの場合)
    cd /d C:\Program Files (x86)\Rocket Software\Licensing
  2. cesadmintool.bat と入力し、Enterキーを押します。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

ライセンスのインストール

ライセンスは、以下の形式で提供されます。 バージョン 10.0 以降では、以下の XML 形式のみがサポートされます。

  • RocketPass (旧称 AutoPass) ライセンスのファイル(拡張子 .xml)
10.0 にアップグレードする場合、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存 をご参照ください。

XML 形式のライセンス ファイルによるライセンスの設定は「認証済み(Pre-Authorized)ライセンス」(PA ライセンス)と同様です。

ライセンスをインストールする手順は以下をご参照ください。

RocketPass エラー ログに関する既知の問題点

Enterprise Server の mfds サービスが実行されていると、RocketPass のエラー ログが1分ごとに出力され続けます。そのため、放置するとスペースを圧迫する可能性があります。

これは、Visual COBOL および COBOL Server 製品において、ライセンス機能のチェックの誤りがあるためです。

RocketPass のエラーログの例は次の通りです。

  • ディレクトリ名
    • Windows 製品

      C:\Program Files (x86)\Rocket Software\Licensing\RocketPass\java-runtime\bin\logs

    • Linux/Unix 製品

      /opt/rocketsoftware/licensing/rocketpass/logs

  • ファイル名
    daemonLog.log
    daemonLog_YYYY-MM-DD_1.log
    
回避策は次の通りです。
  • Enterprise Server 機能を使用しない場合
    • Windows 製品

      Windows のサービス Micro Focus Directory Server を停止して無効にしてください。

    • Linux/Unix 製品

      Linux/Unix 上では該当のサービスはデフォルトで起動されないので、対応は不要です。

  • Enterprise Server 機能を使用する場合
    1. 以下のファイルを管理者権限で編集用に開きます。
      • Windows 製品

        C:\Program Files (x86)\Rocket Software\Licensing\RocketPass\log4j2.xml

      • Linux/Unix 製品

        /opt/rocketsoftware/licensing/rocketpass/log4j2.xml

    2. 以下の通り、修正して保存します。

      修正前

              <Logger name="com.rocketsoft.rpas.daemon" level="ERROR" additivity="false">
                  <AppenderRef ref="RollingFile" level="ERROR" />
              </Logger>
      

      修正後

              <Logger name="com.rocketsoft.rpas.daemon" level="FATAL" additivity="false">
                  <AppenderRef ref="RollingFile" level="FATAL" />
              </Logger>
      
    3. 管理者権限で RocketPass デーモンを再起動します。
      • Windows 製品 - 以下の Windows のサービスを再起動します。

        Rocket Software RocketPass Daemon

      • Linux/Unix 製品 - 以下のコマンドを実行します。

        sh /opt/rocketsoftware/licensing/rocketpass/rocketpassdaemon.sh restart
        

アンインストール

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アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

本製品のアンインストール上の表示名は Rocket COBOL Server です。

注: COBOL Server インストーラは、Rocket COBOL Server および Rocket License Manager を別々にインストールします。 COBOL Server だけをアンインストールしても、Rocket License Manager のインストールまたは必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

製品を完全に削除するには、Rocket License Manager のインストールをアンインストールする必要があります。オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。

既知の問題点

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製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制約事項』、 および、お使いのバージョンの開発環境製品の ReadMe の「既知の問題点」を参照してください。

製品ヘルプ

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  • 日本語のマニュアルは、サイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
  • 英語版のマニュアルを参照する場合は、オンラインマニュアルをご利用ください。
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、サイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報はサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

サポートされない機能・非推奨の機能

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次の機能はサポートされない機能か、非推奨の機能です:

  • SafeNet Sentinel ライセンス システムは非推奨となりました。この製品は、Rocket Software RocketPass (旧称 AutoPass) のライセンス技術を使用しています。 既存の SafeNet Sentinel ライセンスを RocketPass ライセンスに交換するには、技術サポート窓口宛てにメールでお問い合わせください。 さらに、リリース 11.0 へのアップグレード時のライセンスの共存を参照してください。

著作権

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Copyright © 2025 Rocket Software, Inc. Rocket® is a registered trademark of Rocket Software, Inc. All other trademarks mentioned herein are the property of their respective owners.

この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。