Eclipse での COBOL 開発の最初のステップは、COBOL プロジェクトの作成です。Eclipse での COBOL プロジェクトは、他の Eclipse プロジェクトと似ています。COBOL プロジェクトは、(従属関係も含めた) ソースファイル群と、アプリケーションやプログラムを作成するときに使用するビルドコマンド群を表したものです。プロジェクトはウィザードを使用して作成し、作成したプロジェクトは [ナビゲーター] ビューに表示されます。この [ナビゲーター] ビューからソースファイルを開くことができます。
COBOL プロジェクトを作成したり開いたりすると、COBOL パースペクティブが自動的に開きます。パースペクティブは、Eclipse の概念です。パースペクティブでは、アクティビティに関連するビュー、メニュー、オプションを表示します。中でも、COBOL パースペクティブには、[ナビゲーター] ビュー、[アウトライン] ビュー、[コンソール] ビューが表示されます。このパースペクティブはカスタマイズできるので、独自のビューを選択することができます。
その他のパースペクティブのうち Eclipse で COBOL 開発する時に使用できるのは、統合化トレース機能 (CTF)、インターフェイスマッパー、およびデバッグパースペクティブです。
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