Server Expressは、Linux/UNIXをターゲットとして、国際標準COBOL2002規格の主要機能をサポートし、高性能でスケーラブルなアプリケーションの構築を実現する世界標準COBOLコンパイラです。Level II COBOL、COBOL/2、COBOL V3.1J、COBOL V4.0J、COBOL V4.1Jからのソース上位互換性も保たれています。更に、多様なCOBOLシンタクス(各種メインフレーム互換構文等)をサポートします。
コンパイラ・実行時システムともにマルチスレッドに対応しているため、Java環境、CORBA環境などで利用可能なコンポーネントをCOBOLで記述することができます。特にJava 環境下で、COBOLで書かれたビジネスロジックを活用するための様々な方法が提供されています。
Windows版のCOBOLコンパイラ製品であるNet Expressの統合開発環境との緊密な連携によって、プログラムの編集、デバッグ、コンパイル作業を、Linux/UNIXにログインすることなくほとんどWindows上で行うことができます。Net Expressが提供するさまざまなウィザードにより、データベースのクエリー、ホスト変数宣言、クラス定義など多くの部分を自動生成し、これをServer ExpressがLinux/UNIX上で実行可能にします。
Server Expressは、最新のLinux/UNIXターゲットのアプリケーションを高い生産性で開発し、Linux/UNIXマシンのスケーラビリティをフル活用して実行させる、最適なCOBOLコンパイラです。