システム管理者がこの製品をサーバーにインストールし、ユーザー (クライアント) がインストール CD からではなく、セットアップを使用してサーバーからインストールする方法があります。
サーバーにインストールするには、コマンド行パラメータとして /server を使用して、セットアップを実行します。Autorun は使用できません。つまり、明示的にセットアップを実行する必要があります。他のマシンでセットアップを実行してリモートからサーバーにインストールすることもできますが、そのサーバー上で実行することをお勧めします。
セットアップは通常のように実行されますが、クライアント インストール サポートという 1 つの追加オプションをインストールする必要があります。このセットアップは、クライアント ユーザーが実行します。
その他に、必要なオプションはどれでもインストールできます。オプションにサブオプションがある場合は、クライアント ユーザーがインストールできるように必要なすべてのサブオプションをインストールしてください。
インストールすると、製品はサーバー上で通常のように実行されます。または、リモートからサーバーにインストールした場合は、setup /server を実行したマシン上で製品が実行されます。
ユーザーがこの製品をインストールできるようにするためには、サーバーのインストール ディレクトリに共有を設定してください。たとえば、d:¥install-dir にインストールした場合は、d:¥install-dir を共有にしてください。
setup /server を実行した後で、サーバー (または setup /server を実行したマシン) でクライアント インストール構成ユーティリティを実行し、クライアント ユーザーのマシンで製品をどのように構成するかを指定する必要があります。
このユーティリティを実行するには、[スタート] > [プログラム] > [製品] > [構成] > [クライアント インストール] をクリックします。
このユーティリティの使用方法および構成できる内容については、ユーティリティのヘルプを参照してください。
システム管理者のサーバーからこの製品をインストールするクライアント ユーザーに対し、次のようなインストールの指示を配布してください。
ユーザーは、管理者が製品をインストールしたディレクトリの cinstall サブディレクトリで、setup.exe を実行してインストールしてください。ユーザーは、共有の場所を指定する必要があります。デフォルトは、¥¥server¥share です。このパスを指定しないで、代わりに cinstall サブディレクトリを直接指す別の共有を作成して setup.exe を実行し、インストールすることもできます。
クライアント ユーザーは、管理者が上記の構成時に使用可能にしたオプションすべてをインストールできます。
インストールできるオプションがあるサーバー マシンの場所を入力するときに、 NET USE でマップしたドライブ、または UNC パスを入力できます。リブート後に、NET USE でマップしたドライブが使用できなくなり製品にアクセスできなくなる可能性があるため、クライアント Lite インストール時には UNC パスを使用することをお勧めします。
備考: ユーザーがクライアント Lite インストールを使用する場合には、ネットワークおよびサーバーに対して、複数のクライアントがネットワークを通して大きなファイルをアクセスすることによって発生する負荷を考慮しておく必要があります。複数のサーバーにインストールし、ユーザーをグループ化して、各グループが別のサーバーを使用することもできます。
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