サイレント インストール

どのタイプのインストールでも、サイレント インストールを実行できます。最初に .sss セットアップ サイレント スクリプト ファイルを作成してインストール方法を記録し、その方法に従ってインストールを繰り返すことができます。

繰返し用にインストール方法を記録するためには、/record=drive:¥path¥filename.sss パラメータを使用してセットアップを実行します。このコマンドでは、対話型セットアップを実行します。必要なオプションを選択してください。セットアップは製品をインストールして、選択したオプションを含む filename.sss を作成します。

また、filename.sss ファイルは実際にインストールを行わなくても作成することができます。/record_no_install=drive:¥path¥filename.sss パラメータを使用して、セットアップを実行します。これによって、同じオプションを選択すれば、/record を使用してセットアップを実行するのと同じ .sss ファイルが作成されます。

次のどれかのパラメータを使用する場合は、ここに記載されている順序で入力します。

• ログファイルは、サイレント インストールの終わりに、ダイアログ ボックスに表示されます。このダイアログを表示しないようにするには、setup コマンド行にパラメータ /no_silent_report を追加してください。

• サイレント インストールを実行するためには、/silent=drive:¥path¥filename.sss パラメータを使用してセットアップを実行します。この操作によって、記録された作業が実行されます。

• サイレント インストールでは、デフォルトで c:¥setuplog.txt ログファイルが作成されます。これを変更するには、setup コマンド行にパラメータ /logfile=drive:¥path¥filename.txt を追加します。作成されたログ ファイルには、終了コードが表示されます。終了コードがゼロの場合は、サイレント インストールが正常に実行されたことを示します。重要な情報がいくつか含まれている可能性があるので、ログ ファイルを必ず参照してください。 たとえば、使用中のシステム ファイルを更新するために、製品の使用前にリブートが必要な場合があります。

終了コード

サイレント インストールが失敗した場合は、次のような終了コードが返されることがあります。