システム管理者がサーバーにこの製品をコピーし、Microsoft Systems Management Server (SMS) などのサードパーティーのソフトウェア配布パッケージとセットアップを使用して、そこから複数ユーザーのマシンにインストールします。
サーバーに製品をコピーするには、トピック「サーバー / クライアント インストール」で説明されているように、サーバー インストールを実行します。この操作によって、この製品がサーバーにインストールされ、ユーザー (クライアント) は、サーバーから製品をインストールするためのセットアップを実行できるようになります。
別の方法として、コマンド xcopy /s を使用してサーバーにインストール CD のディレクトリ構造をコピーし、そこから個々のユーザー マシンでインストール CD のセットアップを効率的に実行してインストールすることもできます。
インストール CD の \Setup フォルダには、SMS の 3 つのサンプル ファイルがあります :
example1x.pdf |
SMS 1.x パッケージ用定義ファイル |
example2x.pdf |
SMS 2.x パッケージ用定義ファイル |
example.sss |
セットアップ サイレント スクリプト ファイル。インストール中にセットアップを進めるために .pdf ファイルで参照されます。 |
.sss サンプル ファイルは、セットアップを実行してすべてのデフォルト オプションをインストールするのと同等のタスクを実行します。2 つのタスクが構成されている .pdf サンプル ファイルでは、このタスクは「標準インストール」と呼ばれ、もう一つのタスクは「アンインストール」と呼ばれています。
/record=drive:¥path¥filename.sss パラメータを使用してセットアップを実行することによって、独自の .sss ファイルを作成できます。このコマンドでは、対話型セットアップを実行します。必要なオプションを選択してください。セットアップは製品をインストールして、選択したオプションを含む filename.sss を作成します。
また、実際にインストールしなくても .sss ファイルを作成することができます。/record_no_install=drive:¥path¥filename.sss パラメータを使用して、セットアップを実行します。
.sss ファイルを作成または変更した後に、/silent=drive:¥path¥filename.sss パラメータを使用してユーザー マシンでセットアップを実行することによって、テストすることができます。詳細については、トピック「サイレント インストール」を参照してください。
.pdf サンプル ファイルの setup コマンド行では、セットアップ パラメータ /sms=filename.sss を使用して、SMS の制御下でセットアップをバックグラウンドでバッチ実行します。次のように実行されます。
setup.exe /sms=filename.sss
この入力例は、「標準インストール」を実行する場合です。「アンインストール」タスクは、製品のアンインストール ユーティリティを使用して実行します。
製品をサーバーにコピーして .sss ファイルと .pdf ファイルを構成したら、 .pdf ファイルを使用して SMS を実行し、インストールするユーザー マシンを指定します。セットアップはバックグラウンドでバッチ モードで実行され、各ユーザー マシンの Windows ディレクトリにログ (.mif) ファイルを作成します。インストールは、完全に SMS の制御下で行われます。
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