開発環境のライセンス体系は?
アプリケーション開発の形態に応じて、スタンドアロンライセンスまたは同時使用ユーザー数ライセンスが購入いただけます。
Net Express で開発したアプリケーションを実行、配布するために必要な実行環境製品と各々の用途は?
Net Express のアプリケーションを実行、配布するためには、アプリケーションの使用機能と実行形態に応じて、実行マシン上に以下の別売製品が必要となります。
Rocket® Server for COBOL <Windows> (スタンドアロン)
Net Express を使用して作成されたスタンドアロンアプリケーション を実行するためのソフトウェアとライセンス
Rocket® Server for COBOL <Windows>
Net Express を使用して作成されたサーバーアプリケーションを実行するためのソフトウェアとライセンス
Server for COBOL には次の3つのタイプのライセンスがあります。開発環境製品にバンドルされているライセンスは、このうちの(1)開発者用ライセンスです。
Rocket® Server for SOA <Windows>
Net Express を使用して作成されたサーバーアプリケーションを実行するためのソフトウェアとライセンス。 Server for COBOL <Windows> の上位製品でユーザ数無制限のCPU/サーバライセンスの購入が必要
Server for SOA には次の2つのタイプのライセンスがあります。開発環境製品にバンドルされているライセンスは、このうちの(1)開発者用ライセンスです。
Net Express 3.0J/4.0J/5.0Jで開発したアプリケーションの実行環境としてNet Express 5.1Jの実行環境を購入/使用することは可能ですか?
可能です。但し、INTコード、GNTコードの場合は再コンパイルを推奨します。ランタイムバージョンを特定していないEXE/DLLは再コンパイル・リンクを推奨します。ランタイムバージョンを特定してリンクした EXE/DLL は再リンクが必須です。
マルチコアCPUのライセンスは?
クアッドコア以上のマルチコアCPUを搭載するコンピュータでは、搭載ソケット数分の Multi-core CPU/Serverライセンス購入が必要です。デュアルコアまたはシングルコアCPUを搭載するコンピュータでは、搭載ソケット数分の Standard CPU/Serverライセンス購入が必要です。
待機系でのライセンスは?
本番系とは別にライセンス購入が必要です。
不特定多数によるアクセスは?
プログラムパッケージをインターネットを経由した公共の不特定多数によるアクセスにて使用する際には、マイクロフォーカスの書面による同意および追加ライセンス料の支払いが必要です。
詳細についてはマイクロフォーカスにお問い合わせください。
購入したソフトウェアを譲渡できますか?
マイクロフォーカスによる事前の書面による同意が必要です。譲渡には、合併・買収・売却・倒産等による法人格の変更や、事業の子会社または親会社や他会社への移管(売却も含む)、統廃合による自治体の変更等が該当します。詳細についてはマイクロフォーカスへお問い合わせください。
日本国外での使用は?
プログラムパッケージを使用目的で国外に持ち出す際には、マイクロフォーカスの書面による同意が必要です。
詳細についてはマイクロフォーカスにお問い合わせください。
Net Express 5.1Jをアップグレード価格で購入した場合、旧ソフトウェアに対する使用権は?
アップグレードと同時に使用権はなくなります。
保守サービスの下でNet Express 5.1Jへの保守アップデートを受けた際、旧ソフトウェアに対する使用権は?
同一マシンにインストール/使用する場合は、使用権があります。別のマシンにアップデート製品をインストール/使用する場合は使用権がなくなります。
Net Express with .NETとは?
Net Express with .NETは、Net Express 4.0Jの追加コンポーネントとして提供されていました。Net Express 5.0J以降では製品に統合されました。
旧バージョンに対応する製品は?
Net Express 5.0J/5.1Jで名称を変更した製品は、以下のとおりです。
Net Express 3.0J/4.0J | → | Net Express 5.0J/5.1J |
---|---|---|
Run Time System for Net Express | → | Server for COBOL <Windows> (スタンドアロン) |
Application Server for Net Express | → | Server for COBOL <Windows> |
Enterprise Server for Windows | → | Server for SOA <Windows> |
Net Express の稼働環境は?
Net Express 5.1J 稼働環境
Windows 7 (x64/x86)
Windows Server 2008 R2 (x64/x86)
Windows Server 2008 (x64/x86)
Windows Vista (x64/x86)
Windows Server 2003 (x64/x86)
Windows XP (x64/x86)
Windows 2000 (x86)
Net Express 5.0J 稼働環境
Windows Vista (x64/x86)
Windows Server 2003 (x64/x86/Itanium)
Windows XP (x64/x86)
Windows 2000 (x86)
Net Express 4.0J 稼働環境
Windows Server 2003 (x86)
Windows XP Professional (x86)
Windows 2000
Net Express 3.1 JapanizationPack 稼働環境
Windows XP Professional (x86)
Windows 2000
Windows 98
Windows 95
Net Express製品の各バージョンが対応するVisual Studioおよび.NETのバージョンについては、以下をご確認ください。
Net Express製品の各バージョンが対応するVisual Studioおよび.NETのバージョンについて
Net Express | Visual Studio | .NET Framework |
サポートOS |
---|---|---|---|
Net Express 5.1J | Visual Studio 2008 | 2.0/3.0/3.5 | Windows Server 2008 (x64/x86) Windows Vista (x64/x86) Windows Server 2003 (x64/x86) Windows XP (x64/x86) Windows 2000 (x86) |
Net Express 5.0J | Visual Studio 2005 | 20./3.0 | Windows Vista (x64/x86) Windows Server 2003 (x64/x86/Itanium) Windows XP (x64/x86) Windows 2000 (x86) |
Net Express 4.0J | Visual Studio 2003 | 1.x | Windows Server 2003 (x86) Windows XP Professional (x86) Windows 2000 |
Net Express 3.0J/4.0J/5.0JをインストールしているマシンにNet Express 5.1Jをインストールすることは可能ですか?
別フォルダにインストールしていただくことによって両方を共存してお使いいただけます。この場合、既にインストール済みの 3.0J/4.0J/5.0J のライセンスはそのまま使用できます。
今オフコンで稼働している COBOLプログラムを Windowsへ移行したいのですが、注意点は?
オフコンのCOBOLには、画面・帳票やデータベースアクセスの部分に独自の言語拡張されているものがありますので、そのような部分の書き換えが必要になります。しかし、アプリケーションの基幹部分であるロジックはほとんどの場合再利用できますので、多くの場合他の言語で書きかえるよりは少ない工数で移行できます。
MS-DOS下でトリプルアイとLevel II COBOL、COBOL/2 で書かれていたプログラムがあります。Net Expressで Windows 32bit へ移行できるのですか?
はい、できます。株式会社パーシモンシステムの iii/Win (Windows版トリプルアイ)と Net Express を併用することにより、比較的容易に移行できます。オペレーティングシステムの違いにより若干のプログラムの書き換えが必要になる場合がありますが、ほぼ機械的な作業で変換できます。
Net Express は、うるう年に対応していますか?
対応しています。形式2の ACCEPT文、DAY-OF-INTEGERなどの日付変換組み込み関数とも、うるう年の2月29日を正しく処理できます。
保守サービスの開始日はいつからですか?また初年度保守サービス期間はいつまでですか?
保守サービスは、製品の出荷をもって、保守サービスの開始とします。 初年度保守サービス期間は翌年出荷日前日までとなります。
但し、保守サービス提供にあたりユーザ登録をしていただく必要があります。 2年目以降は保守サービス料金の支払いをもって更新可能です。
(登録ユーザーの方に保守更新のご案内を送付します。)
未登録ユーザーの保守サービス開始の遡及は可能ですか?
製品の出荷から1年を経過した場合はユーザー登録をして保守サービスを受けることはできません。
保守サービスの下でNet Express 5.1Jへの保守アップデートを受けた際、アップデート対象となったNet Express 3.0J/4.0J/5.0Jに対する保守サービスは引き続き提供されますか?
Net Express 3.0J/4.0J/5.0Jがインストールされているマシンにアップデート製品をインストール/使用する場合はNet Express 3.0J/4.0J/5.0J製品に対する保守サービスは引き続き提供されます。別マシンにインストール/使用する場合は、使用権がなくなりますので、保守サービスも提供されません。
Net Express の保守サービスは、いつまで提供されますか?
リリースされている Net Express の全バージョンは、現在もご要望に応じて出荷しており、保守サービスの停止の計画はありません。現在、停止が予定されているバージョンはありませんが、停止する場合には、その12ヶ月以上前に、保守サービス登録者向けに通知します。
また、動作保証対象OS のバージョンのサポート終了や、対応するデータベース製品等の老朽化に伴って、従来と同じレベルの保守サービスを提供することが困難となる場合、保守サービスを縮退させて頂きます。この場合もその12ヶ月以上前に、保守サービス登録者向けに通知します。
保守サービスを縮退している製品のバージョンは、「COBOL/エンタープライズ製品 技術情報(FAQ)」
の「各製品の保守サービスの縮退状況を教えてください。」に掲載しております。
保守サービスの一部打ち切り(Partial Cancellation)はできますか?
一部打ち切り後に受けられない保守サービス内容等があることに同意の上、Cancellation Letterにご署名いただければ可能です。受けられなくなる保守サービスに関しましては、保守サービスの一部打ち切り(Partial Cancellation)についてをご参照ください。
Net Express のデモを見ることはできますか?
個別製品説明・デモをご希望の方はお申し出ください。
Net Express の評価版は用意されていますか?
評価版は用意されていません。但し、弊社コンサルティングより無償カウンセリングの提供が可能な場合がありますのでご相談ください。
.NET対応版の提供は?
Net Express 5.0J以降では、製品に統合して提供されています。Net Express4.0Jでは、追加コンポーネントとして「Net Express with .NET」を無償で提供していました。
Net Express 3.0J/4.0J/5.0J(開発環境および実行環境)は販売停止になったのですか?
販売停止にはしておりません。旧バージョンを追加購入の場合は発注の際にその旨をお伝えください。
尚、新規開発には最新版Visual COBOLのご利用をお薦めします。